September 25, 2009 23:38
館山、2失点完投でトップタイ15勝目! ヤクルト、2ヶ月ぶりの3連勝!
◆G3−2C◆
チームの優勝は決まったが、個人的な目標として4年連続2桁勝利を目指す内海が先発登板。2回に満塁のピンチを背負いながらも切り抜け、3回まで無失点と踏ん張っていたが、4回、マクレーンに16号ソロを被弾し、先制点を与えると、続く5回にはガッツのエラーに足を引っ張られた後、天谷にタイムリーを許し、2点目を献上。何とか内海を援護したい巨人は6回、先頭の坂本がセンターオーバーの二塁打。続く松本が送りバントを仕掛けると、坂本は打球を処理して飛び出した石原の代わりにルイスがベースカバーに入っていないと見るや、一気に本塁を陥れる好走塁。続く7回には二死走者なしから阿部が30号ソロを叩き込み、ついに同点。更に、8回には内海の代打・古城がヒットで出ると、代走・鈴木がすかさず二盗。ここで坂本が犠打を決めると、代打・大道のショートゴロが野選を誘い、勝ち越しに成功。土壇場9回、クルーンが登録抹消となった事で最後を任された豊田はいきなり石原に痛打されると、二死後、天谷を歩かせ、一、二塁のピンチ。しかし、最後はフィリップスを三振に斬って取り、辛くも逃げ切り。内海は粘りの投球で8回を2点に抑え、4年連続2桁勝利へリーチをかけた。
◆D2−5T◆
0−0の儘、迎えた4回、阪神は先頭の平野が二塁打で出塁。鳥谷,キュラソ星人と倒れたものの、新井がレフト前へ弾き返して、1点を先制。続く5回にはブラゼルのヒット,桜井の死球の後、狩野が送ると、能見,浅井と連続タイムリーを浴びせて、2点を追加。更に、6回には二死一、二塁からまたも能見がタイムリーを放ち、4点目。中日先発・吉見はこの回限りでKOとなった。中日は7回、二死一、二塁から代打・ピンキー井上が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、ようやく2点を返すが、追い上げムードに水を差すかの様に9回に小林正が押し出し四球で5点目を献上。最後は藤川の前に3人で攻撃終了となった。能見は7回2失点で11勝目。打っても2安打2打点の活躍で3位死守に貢献した。尚、この日、ピンキー井上が今季限りでの現役引退を表明した。
◆S5−2YB◆
1ヶ月白星から遠ざかっている館山はこの日も立ち上がりからピリッとせず、初回2本のヒットで一死一、三塁のピンチを背負うと、村田のファーストゴロの間に先制点を献上。4回には一死一、二塁から吉村にタイムリーを浴び、2点目を献上。横浜先発・ランドルフの前に3回までノーヒットに抑え込まれていたヤクルトは4回、宮本,青木と連打を浴びせると、畠山が送った所でガイエルが走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に同点。続く5回には館山が自らヒットを放ち、口火を切ると、一死後、田中が4号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。更に、6回にも相川のタイムリーで5点目を追加。館山は尻上がりに調子を上げていき、中盤以降は追加点を許さず、今季4度目の完投でハーラートップタイに並ぶ15勝目をマーク。敗れた横浜は今季の最下位が確定した。
◆H0−0F◆
日本ハムは初回にゲッツーでチャンスを潰したのを初め、2回無死一、二塁,4回無死二塁,5回一死二塁と再三再四のチャンスを悉く逃してしまう拙攻三昧。一方、ソフトバンクも日本ハム先発・藤井の前に6回まで3安打と沈黙するなど、一向に先手を取れない。0−0の儘、迎えた8回、ソフトバンクは一死から川崎の四球,オーティズの二塁打で二、三塁とすると、小久保が敬遠されて満塁のチャンス。しかし、松中,ハマのスペランカーと立て続けに内野フライを打ち上げて、三者残塁。土壇場9回にも一死一、二塁と一打サヨナラのチャンスを作るが、本多が最悪のピッチャーゴロゲッツーを食らい、試合は延長に突入。馬原−水田と繋いで、12回まで無失点と日本ハムの攻撃を凌ぎ、この試合の負けがなくなったソフトバンクは12回裏、二死一、三塁と最後のチャンスを掴んだものの、小久保が三振に倒れ、結局、両軍無得点の儘、ドローに終わった。
◆L7−1E◆
球団創立初優勝が視界に入ってきた楽天は田中を先発に立てる必勝体制で臨んだが、肝心の田中が精彩を欠く投球で初回から中村に43号2ランを被弾し、2失点。2,3回はヒットを浴びながらも切り抜けたが、4回、先頭の礒?に痛打された後、G.G.佐藤に23号2ランを被弾。6回には二死走者なしから片岡,栗山,中島と3連打を浴びて、5点目を失い、無念のKO。西武は8回に栗山のタイムリーでダメ押しの2点を追加。投げては楽天キラーの先発・帆足が1失点完投で9勝目をあげ、Aクラス浮上へ望みを繋いだ。
◆M6−0Bs◆
塁上を賑わせながら、なかなかあと一本が出ずにいたロッテだが、5回、一死二塁から塀内のタイムリーでようやく先取点をゲット。続く6回には連打と四球で無死満塁とすると、今江のタイムリー,角中の押し出し四球で2点を追加。なおも満塁の場面で早坂,西岡と連続犠飛を打ち上げて、この回4点。偽バファローズ先発・岸田はこの回限りで降板となった。ロッテは続く7回にも大松のタイムリーでダメ押しの6点目。先発・成瀬は散発2安打12三振と偽バファローズ打線を全く寄せ付けず、2年ぶりの完封で11勝目をあげた。
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