September 13, 2009 21:04
日本ハム、エース復活で連敗脱出! ダルビッシュ、1ヶ月ぶりの15勝目!
◆C2−4G◆
プロ入り初の中4日登板となった広島先発・前田健に対し、巨人は初回、ヒットの坂本が松本の犠打で二進すると、ガッツのタイムリーで先制のホームイン。更に、続く寿司職人ラミレスがレフトスタンドへ26号2ランを放り込み、この回3点。3回、二死満塁のピンチを切り抜けた広島はその裏、フィリップスのタイムリーで1点を返すと、続く4回にはマクレーンがレフトスタンドへ20号ソロを叩き込み、1点差。更に、赤松,前田健のヒットで一打同点のチャンスを作り、この日2安打の東出に繋いだが、ファーストゴロに倒れて、同点ならず。すると直後の5回、巨人は亀井のタイムリー内野安打で1点を追加。6回からは越智−山口と繋ぎ、最後は守護神・クルーンが3人でピシャリと締めて、逃げ切った。先発の春風亭半ケツは5回2失点降板ながら、7勝目がついた。
◆D7−2S◆
木田画伯の先発が予想されていたヤクルトだが、連敗を止めたい一心からか、対中日7連勝中と言う相性を買って館山を2年ぶりの中4日で先発起用。前回の登板で130球以上投げて疲労の残っている館山は初回、簡単に二死を取ったものの、森野を歩かせてからおかしくなり、ブランコ,ベンちゃんと連打を浴び、先制点を献上。更に、ピンキー井上には走者一掃のタイムリー三塁打を浴び、この回3失点。ヤクルトは直後の2回、相川のタイムリーで1点を返すと、館山は落ち着きを取り戻したか、2,3,4回と三者凡退に斬って取る好投を展開。しかし、5回、一死二塁から井端の打球が強襲。慌てた館山は一塁へ悪送球を犯して、1点を失うと、二死後、森野にタイムリー二塁打を浴び、5点目を献上。直後の6回、ガイエルの23号ソロで1点を返して貰うも、その裏、ベンちゃんに川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに26号ソロを被弾し、この回限りでKO。7回から登板した2番手・山井は残り3回を無失点に抑え、今季2セーブ目。先発の中田は7回2失点で4勝目をあげた。ヤクルトは館山でも連敗が止められず、8連敗で4位転落。
◆T2−1YB◆
またもデーゲームでヤクルトが敗れ、勝てば3位浮上となる阪神だったが、初回から一死一、三塁のチャンスを掴みながら、キュラソ星人,新井の4,5番があえなく凡退し、二者残塁。2回までノーヒットとまずまずの立ち上がりを見せていた先発・下柳も3回、先頭の石川に三塁打を浴びると、続く武山にタイムリーを許し、先制点を献上。1点を追う阪神は4回、鳥谷,キュラソ星人の連打で二、三塁とすると、新井の四球の際、暴投で労せずして同点。なおも一、三塁のチャンスで林のピッチャーゴロ併殺崩れの間にキュラソ星人が勝ち越しのホームイン。リードを貰った下柳は四球は出してもヒットは許さず、横浜の反撃を凌ぎきると、7回からはアッチソンが2回をパーフェクトリリーフ。そして、土壇場9回からは満を持して登板の守護神・藤川が山崎,内川と連続三振。ジョンソンには痛打されたものの、続くメカゴジラをセカンドゴロに打ち取り、ゲームセット。これで阪神は3位浮上。下柳は6回1失点で8勝目。
◆H2−1E◆
ソフトバンク先発・杉内に対し、楽天は初回、一死から高須が四球で歩くと、鉄平が送った所で山崎武がセンター前へ先制タイムリー。1点を追うソフトバンクは5回、一死から吉川がレフトスタンドへ今季初アーチを叩き込み、試合は振り出しに。楽天は3回以降立ち直った杉内の前に8回まで一人の走者も出せず、11三振を奪われるなど、完全に沈黙。9回二死から鉄平の二塁打,山崎武の四球で一、二塁と久々のチャンスを掴むが、青波の長瀬がサードゴロに倒れて、勝ち越しならず。すると、その裏、ソフトバンクは松中のヒット,長谷川の四球で一、二塁とすると、田上の犠打で一塁が空いた事で代打・ハマのスペランカーが敬遠され、満塁となった所で楽天先発・ラズナーをKO。ここで代わった有銘の初球をこの日9番に下げられていた川崎がこの日3安打目となるタイムリーを放ち、劇的なサヨナラ勝ちで連敗を4でストップさせた。杉内は1失点完投でハーラートップタイの15勝目。一方、敗れた楽天の連勝は6でストップした。
◆F3−1M◆
23日ぶりにダルビッシュを先発起用し、連敗脱出を図る日本ハムは初回、二死三塁から高橋のタイムリーで先制すると、続く2回には一死から糸井,あの男の連続二塁打で2点目を追加。3回以降、小野,ダルビッシュの両先発の投げ合いで膠着状態となり、2−0の儘、終盤へ突入。迎えた8回、ロッテは一死から里崎が二塁打を浴びせると、二死後、西岡がタイムリー二塁打を放ち、1点差。なおも一打同点のチャンスだったが、早坂は三振に斬って取られ、1点止まり。突き放したい日本ハムはその裏、二死走者なしから小谷野が9号ソロを叩き込み、貴重な3点目を追加。9回から登板した守護神・武田久はいきなり金子誠のエラーで足を引っ張られると、二死後、橋本将にも痛打され、一発が出れば逆転と言うピンチを背負ったものの、最後は今江をショートゴロに打ち取り、逃げ切った。日本ハムの連敗は6でストップ。ダルビッシュは8回1失点で1ヶ月ぶりの白星をあげ、ハーラートップに躍り出る15勝目をマークした。
◆L10−8Bs◆
西武先発のルーキー・野上の前に2回までノーヒットに抑えられていた偽バファローズだが、3回、大村,山崎浩と連打を浴びせると、二死後、カブレラがライトスタンドへ13号3ランを叩き込み、3点を先制。しかし、投げては炎上を繰り返してるのに、何故か、ローテに留まり続けている先発・小松がその裏、中島に19号2ランを被弾し、あっと言う間の1点差。直後の4回、偽バファローズは二死から山崎浩,坂口,阿部,カブレラと4連打で3点を追加するが、その裏、西武はG.G.佐藤の20号ソロ,片岡の犠飛で2点を返すと、続く5回には中村に38号ソロが飛び出し、1点差。6回に内野ゴロと捕逸の間に2点を失った西武はその裏、後藤,上本の連打で無死二、三塁。続く片岡のショートゴロの間に1点を返すと、続く7回にはG.G.佐藤のタイムリー二塁打,後藤のタイムリー内野安打でついに同点。押せ押せの西武は続く8回には二死走者なしから中島の20号ソロ,中村の39号ソロと連続アーチで2点を勝ち越し。土壇場9回、5番手・藤田が二死二、三塁と一打同点のピンチを辛くも切り抜け、逃げ切りに成功。楽天が敗れた為、自力Aクラスが復活した。2回を無失点に抑えた4番手・松永に2年ぶりの白星。
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