August 18, 2009 23:39
岩隈、完投で2年連続10勝目! 青波の長瀬、通算9度目のスイッチ弾!
◆G10−3YB◆
横浜先発・はーちゅんは初回、先頭の坂本をショートゴロに打ち取るも、これを石川がエラー。出鼻をくじかれて、リズムを崩したか、続く松本に二塁打,ガッツにタイムリーを浴び、2点を献上。更に、一死後、亀井,松田記者,阿部と3連打で2点を失うと、二死後、投手のゴンザレスにまでタイムリーを浴び、この回、悪夢の5失点。続く2回には寿司職人ラミレスに19号ソロを被弾。大量6点を追う横浜は5回、一死三塁から代打・森笠の犠飛でようやく1点を返すが、はーちゅんの代打・内藤は三振に倒れて、1点止まり。6回に内野ゴロの間に1点を失い、再び6点差と広げられた横浜は7回、先頭のジョンソンが17号ソロ。一死後、吉村がヒットで出るも、石川,細山田と倒れ、またも1点止まり。巨人は8回、坂本,松本と3年目コンビが連打を浴びせると、これまた3年目の円谷がライトスタンドへプロ初安打初アーチとなる3ランを叩き込み、試合を決定付けた。巨人は先発全員の17安打10得点の猛攻で圧勝。先発のゴンザレスは8回2失点で11勝目をマークした。
◆C2−4D◆
長らく白星から遠ざかっている広島先発・前田健はこの日も2回に藤井に先制タイムリーを浴びる苦しい立ち上がり。4回には川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに李に今季初アーチを被弾。2点を追う広島は中日先発・ウッチャンの前に4回まで1安打と沈黙。5回に連打で無死一、二塁とするも、後続3人が凡退。続く6回にはノーヒットで二死満塁と一打同点の場面でこの日2安打と一人気を吐く小窪に回したが、センターフライに倒れて、三者残塁。すると、直後の7回、二死二塁から井端にタイムリーを許し、点差は3点と拡大。中日は9回にも代打・立浪のタイムリー二塁打で4点目を追加。その裏、代打を出されたウッチャンに代わって登板の河原が二死から連打を浴び、引っ張り出された守護神・岩瀬も代打・緒方に2点タイムリーを許したものの、最後は東出を打ち取り、辛くも逃げ切った。ウッチャンは8回3安打無失点の好投で7勝目。広島は対中日戦戦屈辱の12連敗。前田健は逆ハーラーダービー独走の12敗目となった。
◆S1−4T◆
阪神は2回、一死から新井が13号ソロを叩き込み、1点を先制。その裏、ヤクルトは四球,エラー,死球とノーヒットで無死満塁のチャンスを作ると、相川も四球を選んで、押し出しで労せずして同点。なおも無死満塁のチャンスだったが、石川,川島慶,福地とあえなく凡退し、三者残塁。1−1の儘、迎えた4回、阪神は連続四死球で一、二塁とした所でブラゼルがタイムリー二塁打を放ち、勝ち越し。一死後、矢野が歩いて満塁とするも、後続が倒れて、1点止まり。しかし、6回、二死走者なしから桜井が7号ソロを叩き込み、3点目。更に、8回にはまたもブラゼルが11号ソロを放り込み、ダメ押しの4点目。最後は守護神・藤川が3人で締め括った。先発の安藤は6回1失点で7勝目。
◆H2−2L◆
0−0で迎えた3回、西武は先頭の銀仁朗が二塁打で出ると、続くボカチカが一塁線へ送りバント。小久保からのトスを受けた本多がボカチカと交錯し、ボールがこぼれる間に銀仁朗が一気に本塁を陥れ、先取点をゲット。西武先発・涌井の前に6回まで散発3安打、二塁も踏めずにソフトバンクだが、7回、先頭の小久保がレフトスタンドへ15号ソロを放り込み、ついに同点。試合はその儘、延長にもつれ込んだ。ソフトバンクは再三、サヨナラのチャンスを掴みながらも、あと一本が出ず、結局、12回規定でドローに終わった。◆F3−6E◆
唯一のデーゲームとなったこの試合、初回に高橋のタイムリーで先制を許した楽天は直後の2回、先頭の山崎武が四球を選ぶと、続く青波の長瀬が10号2ランを叩き込み、一気に逆転。続く3回にはリンデン,渡辺直,鉄平の3連打で1点を追加すると、一死後、青波の長瀬,ショートと連続四球を選んで、押し出し。更に、宮出にもタイムリーが飛び出し、この回3点。その裏、日本ハムは一死二塁からまたも高橋がタイムリーを放つが、続く糸井がセカンドゴロゲッツーに倒れて、1点止まり。中盤、膠着状態に入り、2−5の儘、迎えた8回、この回から代わった谷元に対し、楽天は青波の長瀬が自身の持つプロ野球記録を更新する通算9度目のスイッチホームランを放ち、ダメ押しの6点目。日本ハムは9回、先頭の小谷野が内野安打で出るも、続く稲田がショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。この後、代打・佐藤に2号ソロが飛び出したが、後が続かなかった。楽天先発の岩隈は10安打を浴びながらも、3失点で踏ん張り、完投で2年連続の2桁勝利をマークした。大野に続き、スレッジ,宮西,金森,福良コーチと、次々と判明した新型インフルエンザ感染者が隔離状態に追い込まれた日本ハムの連勝は4でストップ。
◆M3−12Bs◆
初回、偽バファローズは大引,カブレラと連打を浴びせた所でローズが16号先制3ラン。一死後、岡田にも2号ソロが飛び出し、この回4点。その裏、サブローの17号2ランで2点差と詰め寄られるが、直後の2回、大引,ローズのタイムリーで2点を加え、再び4点差と突き放す。続く3回には先頭の岡田が二塁打を浴びせ、ロッテ先発・小林宏は早くもKO。4点を追うロッテは5回、一死満塁からフクーラの犠飛で1点を返し、3点差。2番手のルーキー・上野を攻め立てながら、あと一本が出ずにいた偽バファローズだが、6回、二死走者なしから大引がこの日4安打目となる二塁打を放つと、続くカブレラが8号2ランをぶち込み、8点目。8回にも4点を加えて、試合を決定付けた。先発の岸田は大量援護に守られ、7回3失点で6勝目。一方、小林宏は逆ハーラーダービー単独トップに躍り出る11敗目。
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