August 10, 2009 22:07

ギブソン、会心の逆転3ラン! レイダース、Wシリーズ進出決定! / 今週の「MAJOR」 2

 Jr.の渾身のフルスイングで打ち放たれた打球はレフトスタンドへ一直線に突き刺さる起死回生の逆転3ラン。痛恨の一発を浴びたギブソンはここで無念の降板。この様子を見ていた吾郎は、親子で熱い戦いを演じている二人に羨望の眼差しを送り、自分も茂治とこういう場面を作りたかったと言う思いに駆られるのだった。その後、レイダースはバイソンズの反撃を退けて、1点のリードを守りきり、ワールドシリーズ進出が決定。翌日、母と妹の墓前に優勝の報告に訪れたJr.と時を同じくして、ギブソンも姿を現す。この機会を逃すと、しばらく墓参りには来られない為、チームとは別行動でこの地に残っていたのだ。ふと、ギブソンの右手に包帯が巻かれている事に気付き、真相を問い質すJr.。昨日の夜に痛みが出て、診療した結果、手首の骨にヒビが入っていたと答えるギブソンだったが、痛みが出たのは夜などではなく試合中の事だと決めつけるJr.は、たとえケガしていたのが利き腕でないにせよベストピッチが出来る筈もなく、昨日の逆転弾は手負いの相手から打ったに過ぎなかったのかと愕然とする。しかし、ギブソンはアドレナリンが出ていた所為か、本当に痛みはなかったし、そもそも、ベストピッチが出来ないのに、マウンドにしがみつく程、自分は傲慢ではないと主張。そして、あの一発は紛れもなく、プレッシャーのかかる最高の場面で自分の最高の球を打ち砕くと言う4番として最高の仕事をしたのだと最大の賛辞を送り、ワールドシリーズでも健闘出来るよう、愛息にエールを送るのだった。

 結局、終わってみれば、落として落として、最後に上げると言うJr.の勝利がハナから既定路線だったかの様な展開で意外性はゼロ。立ち直った途端に逆転アーチな辺りが何とも極端過ぎると言うか都合がいいと言うか…。この対決に案の定、心を揺さぶられてしまった吾郎だが、Jr.と対決したいと言う事より、おとさんとやりたかったと言う実現不可能な方向に動いた様なので、ワールドシリーズに出るとか言う無茶は言わずに済む………かな? 最後はJr.の怒濤のデレモードが炸裂。Jr.もだが、ギブソンも相当なツンデレだよな。数ヶ月前にはJr.を雑魚呼ばわりするわ、この試合でも辛辣な台詞を吐きまくっといて、全て終わったらこのデレっぷり。やはり、この二人は親子なのだなぁと感じさせられた。

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