August 12, 2009 23:05
岩田、散発4安打完投勝利! 打っては中押しタイムリー!
◆C5−16G◆
初回から連打と四球で無死満塁といきなりの大チャンスを作った巨人。ここで寿司職人ラミレスが犠飛を打ち上げ、先制するも、亀井,阿部と倒れて、結局、1点止まり。1点を追う広島は2回、一死からこちらも連打と四球で満塁とするも、石原が倒れて、二死となった所で打席には投手の今井。これでチャンスは潰えるかと思いきや、何と今井が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、一気に逆転。更に、続く東出にもタイムリーが飛び出し、この回4点。自ら逆転打を叩き出した今井だが、このリードを守れない。直後の3回、一死一、二塁のピンチで寿司職人ラミレスにタイムリーを浴び、1点差とされると、続く好調・亀井に痛恨の逆転18号3ランを被弾。更に、阿部,古城の連続二塁打で6点目を失い、この回限りで無念のKO。6回に坂本,マクレーンの一発で1点ずつ取り合って迎えた7回、巨人は6長短打を集中して5点を奪い、なおも満塁の場面で阿部が15号グランドスラム。この回一挙9点を奪い、試合を決定付けた。巨人は計23安打16点の猛攻で引き分け1つを挟んで6連勝。先発の東野は5回0/3を5失点と不本意な内容ながら、打線に援護に恵まれ、5勝目。一方、今井は3回6失点でプロ初黒星。
◆T6−1D◆
依然としてタイムリー欠乏症に回復の兆しが見えない中日は初回、先頭の井端が三塁打を浴びせるも、荒木,森野,ブランコと三者連続三振を喫して、井端は三塁に釘付け。いきなり大チャンスを潰してケチがついた中日は以降、走者を出す事すらままならない。一方、阪神も3回まで5安打を浴びせながら、あと一本が出ずにいたが、4回、一死からブラゼルが9号先制ソロ。更に、葛城イクロー,狩野,岩田と3連打を浴びせて、1点を追加。3回以降一人の走者も出せずにいた中日は7回、森野の四球,ブランコのヒットで久々のチャンス。ここでベンちゃんはショートゴロゲッツーに倒れるが、続く李がタイムリーを放ち、1点差。しかし、その裏、阪神は一死から大和のヒット,鳥谷の四球で一、二塁とした所でキュラソ星人が走者一掃のタイムリー二塁打。更に、新井もヒットで続き、中日先発・あちゃくらさんをKO。更に、二死後、3番手・河原から代打・桜井が走者一掃のタイムリー三塁打を浴びせて、この回一挙4点。先発の岩田は8,9回とノーヒットで抑えて、今季2度目の完投で2勝目をマーク。中日は散発4安打と打線が沈黙し、中盤まで踏ん張っていたあちゃくらさんを見殺しにしてしまった。
◆S3−4YB◆
ヤクルト先発・一場さまの前に3回までノーヒットに抑え込まれていた横浜だが、4回、内川,メカゴジラのヒットで一死一、三塁とすると、吉村がレフト前へ先制タイムリー。更に、暴投で二、三塁となった所で石川がスクイズを決めて、この回2点。5回に内野ゴロの間に1点を返されるも、6回、二死一、二塁から石川が詰まりながらもレフト前に落とすタイムリーを放ち、再び点差は2点と拡大。しかし、ヤクルトは7回、この回から代わったカリメロからガイエルが痛打すると、3番手・真田に対して、宮本が5号2ランを放ち、一気に同点。この後、3四球で一死満塁とするも、田中がセカンドゴロゲッツーに倒れ、勝ち越しならず。試合はその儘、2試合連続の延長にもつれ込んだ。6回以降、6人の投手を1回ずつ投げさせる継投を展開してきたヤクルトは12回から8番手・鎌田を投入。簡単に二死を取った鎌田だが、ここで内川に13号ソロを被弾し、勝ち越し点を献上。その裏、ヤクルトは一死から福地,田中と連打を浴びせて、一、二塁とし、打席にはこの日2安打の青木。大いに期待が懸かった青木だったが、結果は最悪のサードゴロゲッツーとなり、万事休す。横浜7番手の高崎は2回を投げ4安打を浴びながらも、無失点で凌ぎ、2勝目をマークした。
◆E5−1H◆
初回二死満塁のチャンスを逃したソフトバンクは続く2回にも二死満塁のチャンスを潰し、3回には先頭打者をエラーで出しながら、ゲッツーを食らう怒濤の拙攻三昧。再三のピンチを凌ぎきった楽天は3回、二死一塁から渡辺直が右中間へ弾き返すと、センター・長谷川がもたついている隙に一塁走者・リンデンが長駆生還し、先制。続く4回には山崎武,ショートのヒットで一死一、三塁とすると、宮出が犠飛を打ち上げ、2点目。直後の5回、ソフトバンクは先頭の本多が右中間突破の二塁打を浴びせると、川崎の犠打で三進。ここでオーティズが犠飛を打ち上げ、ようやく1点。しかし、楽天は6回一死一、三塁から野選にエラーと拙守に乗じて2点を奪うと、7回にはリンデンの7号ソロでダメ押し。先発のルーキー・藤原は粘りの投球で7回を1失点で切り抜け、2勝目をあげた。
◆F2−8Bs◆
初回、日本ハムは田中が二塁打を浴びせると、紺田の犠打で三進。ここで稲葉がセンターへ犠飛を打ち上げ、1点を先制。日本ハム先発のさすらいの賭博師・須永の前に3回まで1安打と沈黙していた偽バファローズは4回、死球の大引を一塁に置いて、カブレラの7号2ランで逆転。更に、ローズが歩いた後、フェルナンデス,濱中と連続アーチ。更に、連打と犠打で二、三塁とした所で大村が2点タイムリーを放ち、この回大量7点のビッグイニングを形成。続く5回にはローズに14号ソロが飛び出し、助っ人クリーンアップが一発揃い踏み。須永はこの回限りでKOとなった。日本ハムは6回にスレッジが16号ソロを放つも焼け石に水。偽バファローズは連敗は3でストップし、先発・近藤は8回を2失点で6勝目を飾った。
◆M3−5L◆
西武は初回、四球で歩いた片岡が盗塁と内野ゴロで三進すると、中島のタイムリーで先制のホームイン。しかし、その裏、ロッテも二塁打の西岡を三塁へ進めると、サブローがライトへ同点犠飛。1−1の儘、迎えた4回、ロッテは二死走者なしから里崎が7号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。しかし、西武は6回、一死から栗山が二塁打で出ると、二死後、中村のタイムリーで再び同点。更に、清水がエラーで出塁し、チャンスを広げたが、G.G.佐藤はファーストファールフライに倒れて、勝ち越しならず。2−2の儘、迎えた土壇場9回、西武は一死から礒?がヒットで出ると、銀仁朗が送った所でボカチカのタイムリー二塁打が飛び出し、ついに勝ち越し。しかし、粘るロッテはその裏、サブローが14号同点ソロを放ち、延長に突入。3−3の儘、迎えたラストイニング12回、西武は一死からボカチカの四球,片岡のヒットで一、二塁とすると、栗山が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越し。その裏、藤田が締めて、プロ入り初セーブ。4番手の星野に今季初勝利がついた。
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