August 09, 2009 22:24
由規、痛恨の一球! 亀井、連日の殊勲弾で3連戦3連勝!
◆G2−0S◆
由規,春風亭半ケツの両先発が互いに譲らぬ投手戦を展開。3回に由規が三者三振の快投を見せ、意気上がるヤクルトは4回、田中,青木の連打で無死一、三塁と絶好のチャンスを掴むが、デントナはピッチャーゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。続くガイエルも倒れて、結局、無得点。一方、巨人は6回にヒットの鈴木を春風亭半ケツが送って二死二塁とこの日初のチャンス。ここで坂本がセンター前へ弾き返すと、鈴木が俊足を飛ばして、三塁を蹴ったが、青木からの好返球の前に憤死し、先制ならず。ピンチを脱したヤクルトは7回、デントナの二塁打,相川のヒットで二死一、三塁とし、春風亭半ケツをKO。しかし、代わった越智の前に川島慶が三振に倒れて、二者残塁。すると、その裏、巨人は二死走者なしから寿司職人ラミレスがライト前ヒット。ここで今月に入ってから驚異的な勝負強さを見せている亀井がライトスタンドへ2試合連続の17号2ランを叩き込み、ついに均衡を破る先制点をゲット。粘る土壇場9回、この回から登板の守護神・クルーンに対して、先頭の青木がヒットを放つと、一死後、福地が四球で出塁。宮本のサードゴロで一、三塁となった後、宮本が二盗を決めて、二、三塁と一打同点の場面を築いたが、最後は相川がサードゴロに打ち取られて、完封負け。7回のピンチを凌ぎ、8回もきっちり抑えた越智に6勝目がついた。
◆YB4−7D◆
デーゲームで巨人が勝った事で、引き離されたくない中日は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに井端が4号先頭打者アーチを放ち、先制。続く2回には二死二塁から谷繁がタイムリー二塁打を放ち、1点を追加。2点を追う横浜はその裏、二死走者なしから年に1本打つかどうかの伏兵・石川に今季初アーチが飛び出し、1点差。突き放したい中日だが、3,4回と立て続けに一死一、二塁のチャンスを潰すタイムリー欠乏症ぶりを露呈。しかし、5回、エラーで貰ったチャンスでブランコの内野ゴロの間に1点を加えると、続くベンちゃんがタイムリー。更に、二死後、藤井が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに9号2ランを叩き込み、この回4点。9回にはブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに31号ソロを放り込み、ダメ押しの7点目。その裏、横浜はメカゴジラの7号3ランを叩き込むと、二死後、石川がヒットを放ち、中日先発・中田をKO。昨日は岩瀬を出しそびれて失敗した落合監督は流石に、この日は岩瀬を投入するが、代わりばな代打のガッツな貴公子・仁志に痛打され、一、二塁と一発が出れば同点のピンチ。しかし、最後は金城がセカンドゴロに倒れて、あと一歩及ばず。中田はあと一人と迫りながら今季初完投を逃したものの、7月7日以来となる2勝目を飾った。
◆C7−3T◆
序盤から、両軍共に得点圏へ走者を進めながらもあと一本が出ない拙攻続きで0−0の儘、中盤へ突入。迎えた4回、広島は栗原の四球,マクレーンのヒットで一、二塁とした所でフィリップスが6号3ランをぶち込んで、一気に3点を先制。阪神は6回、二死満塁のチャンスで打席には一発のあるブラゼル。ブラゼルは期待を裏切り、ファーストゴロに倒れるが、これを栗原がエラーし、タナボタの1点をゲット。なおも満塁のチャンスだったが、葛城イクローは三振に倒れて、1点止まり。すると、その裏、広島は先頭のマクレーンが11号ソロ。更に、二塁打のフィリップスが三塁へ進んだ所で石原が犠飛を打ち上げ、5点目。直後の7回、阪神は二死一、二塁から鳥谷のこの日3本目となる二塁打で二者を迎え入れ、2点差と追い上げたものの、その裏、広島はマクレーンiタイムリー,8回には代打・嶋にタイムリー二塁打が飛び出し、試合を決定付けた。広島はこれで阪神と入れ替わりで、再び4位に浮上。先発のルイスは6回を自責点0で切り抜け、7勝目。
◆L1−4H◆
西武先発のルーキー・野上に対し、ソフトバンクは2回、先頭の小久保がレフト線へ二塁打を浴びせると、一死後、長谷川がセンター前へ先制タイムリー。二死後、連続四球で満塁とチャンスを広げるが、本多はセカンドゴロに倒れて、三者残塁。西武は3回、一死満塁と一打逆転のチャンスを作るが、中島がセカンドゴロゲッツーに倒れて、無得点。0−1の儘、迎えた6回、ソフトバンクは小久保がレフトスタンドへ12号ソロを叩き込み、2点目を追加。8回には二死から連続四球と内野安打で満塁とすると、田上がセンター前へ2点タイムリー。西武はその裏、四球と暴投でタナボタの1点をあげ、完封こそ免れたものの、9回は守護神・馬原の前に3人で打ち取られ、ゲームセット。ソフトバンク先発・杉内は7回3安打無失点で3年連続の2桁勝利を達成した。
◆E1−4F◆
日本ハムは3回、紺田のヒット,田中の四球で二死一、二塁とすると、糸井がレフト前へタイムリーを放ち、1点を先制。しかし、その裏、楽天は先頭のショートがレフトスタンドへ3号ソロを放り込み、あっと言う間に同点。1−1の儘、迎えた8回、日本ハムは二死走者なしから、糸井,高橋,小谷野と3連打で勝ち越し点を奪い、楽天先発・長谷部をKO。更に、代わった川岸に対し、島流しに遭っても懲りずに浮気報道をすっぱ抜かれ、インケツパワーを大充電したあの男が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、この回3点。土壇場9回、日本ハム守護神・武田久に対し、楽天は二死から高須がヒット,青波の長瀬,ショートと連続四球で満塁とするが、反撃もここまで。最後は代打・中村真がショートゴロに打ち取られ、三者残塁。これで日本ハムは7カード連続の勝ち越し。先発の武田勝は8回1失点で6勝目。尚、鉄平は4タコに終わり、連続試合安打は24でストップした。
◆Bs2−3M◆
ロッテは初回、二死走者なしからサブローが二塁打を浴びせると、続く大松のセンター前タイムリーで先制のホームイン。しかし、その裏、偽バファローズは大引の三塁打の後、カブレラのタイムリーであっさり追い付くと、続く2回には濱中が二塁打で出ると、一死後、大村がタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。以降、試合は膠着状態に陥り、2−1の儘、土壇場9回へ突入。初回こそおぼつかない投球だった偽バファローズ先発・小松だが、2回の先頭打者・ベニー松山に痛打された以降は21人連続凡退と完全に復調していた事で、大石監督は守護神・加藤を投入せずに小松を続投させるが、これが裏目。WBC干され症候群により「勝ち運×」のパラメータが解除出来ずにいる小松は一死後、サブローに痛打されると、ここまで3打席、悉く外野に運ばれていた大松にライトスタンドへ逆転15号2ランを被弾。ようやくリードを奪ったロッテはその裏、シコースキーが3人で締めて、逃げ切り。先発の唐川は7回2失点の好投ながら、打線の援護に恵まれず、2番手の内に3勝目がついた。
ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング