August 05, 2009 23:01
準完全試合の快投! ルーキー・藤原、プロ初勝利初完封!
◆G3−3C◆
初回、広島は先頭の東出がレフト前に弾き返すと、一死後、二盗に成功。この後、天谷のセカンドゴロで三進すると、東野の暴投で労せずして先制のホームイン。3回までパーフェクトと素晴らしい立ち上がりを見せた広島先発・前田健だったが、4回、先頭の坂本にレフトスタンドへ12号ソロを放り込まれ、試合は振り出しに。巨人は6回、一死から松本がエラーで出るも、二盗に失敗。この後、ガッツ,寿司職人ラミレスに連打が出るも、亀井が凡退とチグハグな攻撃で結局、無得点。ピンチを切り抜けた広島は直後の7回、先頭の末永が今季初アーチを叩き込み、勝ち越しに成功。しかし、その裏、巨人は先頭の阿部が二塁打で出ると、二死三塁となった所で代打・キムタクがタイムリーを放ち、再び同点。この後、膠着状態となり、延長に突入。迎えた11回、巨人は二死一、二塁のチャンスに鶴岡の打球はセンター後方への大飛球。しかし、これをバックホームに備え、浅めに守っていた赤松が懸命に背走して、ダイビングキャッチする超美技を見せ、サヨナラ負けを阻止。すると、12回、広島はクルーンの暴投でタナボタの勝ち越し点をゲット。しかし、その裏、先頭の鈴木が起死回生の今季初アーチを叩き込み、三たび同点。しかし、後が続かず、結局、12回規定でドローに終わった。
◆D3−1T◆
3回、阪神は二死から鳥谷がライトスタンドへ9号ソロを放り込み、1点を先制。その裏、中日は小山の二塁打の後、あちゃくらさんの犠打が野選を誘い、一、三塁とした所で井端が犠飛を打ち上げ、同点。1−1の儘、迎えた7回、中日は突如、制球を乱した阪神先発・岩田から連続四球を選ぶと、代打・立浪がヒットで繋いで満塁とし、岩田をKO。代わったアッチソンから、井端のタイムリーで勝ち越すと、なおも満塁の場面で荒木のショートゴロの間に1点を加え、3点目。8回からはリーグ新記録の月間11ホールドで7月の月間MVPに輝いた浅尾,9回からは守護神・岩瀬と繋ぐ必勝リレーが決まり、阪神の反撃を断ちきった。先発のあちゃくらさんは7回を1失点の好投で8勝目。巨人が引き分けた事で、首位との差は1ゲームと縮まった。
◆YB8−3S◆
2回に無死満塁と絶好のチャンスを掴んだヤクルトは川島慶のタイムリーで先制すると、二死後、田中にもタイムリーが飛び出し、1点を追加。2点を追う横浜は4回、二死走者なしから吉村のヒット,石川の死球で一、二塁とすると、細山田が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に同点。続く5回には二死走者なしから内川が二塁打を浴びせると、村田の21号2ランで勝ち越しに成功。更に、続くジョンソンも16号ソロを放ち、この回3点。勢いづいた横浜は続く6回にも代打・金城の2点三塁打,内川のタイムリー二塁打で3点を追加。ヤクルト打線は3回以降完全に沈黙。9回にガイエルに17号ソロが飛び出したが、焼け石に水だった。横浜先発・ハマのチンピラは2試合連続の完投で6月27日以来となとる8勝目をマーク。
◆H5−4M◆
ロッテは初回、二死一塁から大松が13号先制2ラン。その裏、ハマのスペランカーのタイムリーで1点を返されるが、3回にはサブローの13号2ランでソフトバンク先発・藤岡をKO。3点を追うソフトバンクはその裏、三塁打を放った川崎が内野ゴロの間に生還死、2点目。5回には二死一塁から小久保が11号2ランを放り込み、ついに同点。4−4の儘、迎えた8回、ソフトバンクは二死一、二塁のチャンスに村松がタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。土壇場9回、守護神・馬原に対し、ロッテは一死から堀の内野安打,ベニー松山の四球で一、二塁と粘りを見せたが、田中雅,西岡と連続三振に倒れて、あと一歩及ばなかった。白星は3番手・攝津アッパーについたが、早々とKOされた藤岡の後を継いだ2番手・森福が4回を1安打無失点に抑えるロングリリーフを見事にこなしたのが大きかった。
◆L5−2F◆
西武先発・石井一に対し、走者を出しながらもあと一本が出ずにいた日本ハムだったが、4回、死球のスレッジを小谷野が送ると、インケツパワーを溜め込んでいたあの男がセンター前へ先制タイムリー。続く鶴岡もタイムリー二塁打を放ち、2点目を追加。今季初先発となったさすらいの賭博師・須永は立ち上がりから西武打線を寄せ付けず、6回までノーヒットの快投を展開していたが、7回、先頭の中島に内野安打を許し、記録を断たれると、続く中村に二塁打を浴びた所で無念のKO。これで流れを引き寄せた西武2番手・菊地に対し、一死後、G.G.佐藤がタイムリーを放つと、続く佐藤のサードゴロが野選を誘って同点。更に、後藤,銀仁朗と連続タイムリーで2点を勝ち越し、菊地をKOすると、3番手・江尻から栗山が犠飛を打ち上げ、この回一挙5点のビッグイニングを形成。8回からは岩崎−小野寺と繋いで、逃げ切った。先発の石井一は尻上がりに調子を上げていき、7回を2失点で切り抜け、6勝目。◆Bs0−8E◆
楽天は初回、一死から渡辺直,鉄平と連打を浴びせると、山崎武が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を先制。更に、ショートがヒットで続き、一、三塁とした所で高須の打球はセンターへのフライ。タッチアップで本塁を狙った山崎武だったが、坂口の好返球の前に憤死し、追加点ならず。しかし、4回には宮出のタイムリーで1点を加えると、8回には二死一、二塁から青波の長瀬が8号3ランをぶち込んで、6点目。9回にもリンデンの6号ソロ,鉄平のタイムリーでダメ押しの2点を追加。投げてはルーキー・藤原が僅か2三振と打たせて取る投球が光り、1安打を許しただけの打者27人で抑える準完全試合でプロ初勝利初完封を飾った。
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