August 01, 2009 23:24
松中、値千金の逆転18号2ラン! 日本ハム、拙攻続きで10連勝ならず!
◆T2−4G◆
巨人は初回、一死からヒットで出た松本が二盗を決めると、狩野の悪送球を誘って三塁へ。ここでガッツがセンターへきっちり犠飛を打ち上げて、1点を先制。続く2回には亀井の右中間最深部へ高々と上がった打球を追ったシャア少佐と葛城イクローが交錯し、落球。ボールが転々とする間に亀井は一気にダイヤモンドを駆け抜けて、13号ランニングホームラン。甲子園でランニングホームランが記録されたのは1992年に名手・川相が放って以来、実に17年ぶり。更に、二死後、鶴岡,グライシンガー,坂本と3連打を浴びせて、1点を追加。6回には李がジェンのエラーで出ると、古城の犠打で二進。ここで鶴岡がセンター前へタイムリーを浴びせて、4点目。7回まで僅かに2安打と沈黙していた阪神は8回、新井,ブラゼルの連続二塁打でようやく1点を返すと、一死後、2番手・山口から代打・悠久の若虎・桧山が死球を食らった所で代打・矢野がライト前へタイムリーを放ち、2点差。しかし、ここで代わった越智の前に代打・高橋光がショートゴロゲッツーに倒れて、2点止まり。9回には守護神・クルーンから死球とヒットで無死一、二塁と絶好のチャンスを作るが、キュラソ星人がセンターへ打ち上げると、新井はショートゴロゲッツーに仕留められ、連勝は4でストップ。これで阪神は再び5位へ逆戻り。巨人先発のグライシンガーは7回1/3を2失点で9勝目をマークした。
◆S4−2D◆
昨日までに川相を現役復帰させないと言う首脳陣の大チョンボにより、今季、最後まで川相抜きで戦わなければならなくなった中日は初回から、森野のエラー等で一死一、三塁のピンチを作った挙げ句、デントナに犠飛を許して、先制点を献上。1点を追う中日は4回、ヒットで出た荒木がすかさず二盗を決めると、森野が汚名返上のタイムリーを放ち、同点。なおも無死一塁のチャンスだったが、ブランコは三振に倒れると、ベンちゃんは最悪のショートゴロゲッツーに倒れ、勝ち越しならず。7回にも一死満塁と絶好の勝ち越しチャンスを掴みながら、史上7人目の通算1万打席目となる代打・立浪がショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開でまたも勝ち越しならず。しかし、8回、この回から代わった4番手・五十嵐に対し、荒木が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2号ソロを叩き込み、ついに勝ち越し。その裏、浅尾を投入する必勝リレーで逃げ切りを図るも、ヒットと野選で一死二、三塁のピンチを背負うと、デントナに痛恨の逆転18号3ランを被弾。土壇場9回、ヤクルト守護神・林に対し、一死から藤井が二塁打を浴びせるも、小池,谷繁と連続三振を喫し、万事休す。一時は勝ち越しを許した五十嵐にタナボタの2勝目が転がり込んだ。
◆C6−3YB◆
0−0で迎えた5回、横浜は二死走者なしから森笠が二塁打を浴びせると、続く藤田がライトスタンドへ3号先制2ラン。更に、内川の四球,村田のヒットでチャンスを作ったが、メカゴジラがセカンドゴロに打ち取られ、2点止まり。すると、その裏、ここまで1安打投球を見せていたグリンが突然崩れ、一死一、三塁のピンチで代打・喜田に走者一掃の同点タイムリー二塁打を浴びると、続く東出にもタイムリーを許して、勝ち越し点を献上。しかし、直後の6回、広島3番手・小松が一死満塁のピンチで暴投を犯し、試合は振り出しに。3−3で迎えた8回、広島は一死から天谷がヒットで出ると、連続四球で満塁のチャンス。ここでフィリップスがライトへ犠飛を打ち上げると、吉村のエラーが重なり、2点を勝ち越し。更に、石井タクローがスクイズを決めて、この回3点。最後は守護神・永川がピシャリと締めて、史上7人目の通算150セーブを達成。これで広島は阪神と入れ替わりで4位へ再浮上。5番手の横山に2勝目がついた。◆F1−2H◆
10連勝を狙う日本ハムはソフトバンク先発・ホールトンに対し、2回、先頭のスレッジが15号ソロを放り込み、1点を先制。しかし、この後、日本ハムは3回一死一、二塁のチャンスを逃すと、4回には無死一塁で小谷野がゲッツー。5回も二死二塁のチャンスを潰し、6回にはスレッジがゲッツー。7回には二死二塁から金子誠がレフト前へ弾き返すが、本塁を狙った二塁走者・村田が憤死と再三再四チャンスを潰して、一向に追加点を奪えない。最少援護の中、先発・藤井は6回まで無失点に抑えると、菊地を挟んで、8回から建山がマウンドに上がったが、これが裏目。一死から本多に二塁打を浴びると、二死後、松中に2試合連続となる18号2ランを叩き込まれて、形勢逆転。その裏、日本ハムは2番手・ファルケンボーグを攻め、一死から連打を浴びせるが、ミスタースナイパー・坪井,スレッジと倒れて、またも得点ならず。ピンチを切り抜けたソフトバンクは9回から守護神・馬原を投入して、日本ハムの10連勝を阻止。ホールトンは7回を1失点で凌ぎきる粘りの投球で8勝目。
◆M5−4E◆
初回、ロッテは先頭の早坂が三塁打を浴びせると、サブローの犠飛で先制のホームイン。3回には二死満塁のチャンスで竹原が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせ、3点を追加。4点を追う楽天は5回、一死二塁から青波の長瀬のタイムリー二塁打でようやく1点。8回には塀内のエラー,渡辺直の四球でノーヒットで一、二塁のチャンスを作ると、代打・宮出がレフトスタンドへ2号3ランを放り込み、一気に同点。追い付かれたロッテはその裏、一死から代打・ベニー松山が四球で歩くと、里崎がヒットで繋いだ所てで代打・フクーラがタイムリー二塁打を放ち、再び勝ち越しに成功。最後はシコースキーが3人で締めて、7月8日以来の連勝を飾った。3番手の内は6年目で待望のプロ初勝利。
◆Bs4−6L◆
WBC使用球はからっきしだが、NPB使用球ならお手の物な西武先発・岸だったが、この日はピリッとせず、2回にG.G.佐藤のタイムリーで先制点を貰いながら、その裏、無死一、二塁のピンチでフェニックス一輝に走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、あっさり逆転を許すと、更に、大引にもタイムリー二塁打を浴びて、この回3失点。続く3回には大村,フェルナンデス,カブレラと3連打を許して、4点目を献上。しかし、3点を追う西武は6回に中村の32号ソロで反撃を開始。8回には栗山,中島と連打を浴びせた所でまたも中村が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせ、一気に同点。土壇場9回には同点の場面ながら、登板となった守護神・加藤から連続四死球で一、二塁とすると、一死後り、またまた中村が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越し。7回以降、山本淳−藤田−小野寺と繋いだリリーフ陣がノーヒットに抑える好投を見せ、偽バファローズの反撃を断ちきった。藤田は3年ぶりの白星で移籍初勝利。
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