July 22, 2009 23:50
館山、粘りの投球で4年ぶり完封! デントナ、タイムリー3本の大活躍!
◆YB2−6G◆
巨人が得意の一発攻勢で主導権を握った。まず初回にガッツが22号先制ソロを叩き込むと、続く2回に亀井の11号ソロ,阿部が12号ソロを叩き込み、2点を追加。3点を追う横浜は3回、ハマのチンピラが自ら二塁打を放って、反撃の狼煙を上げると、石川のヒットで一、三塁。一死後、内川が犠飛を打ち上げ、ようやく1点。3回以降一人の走者も出さず、完全に立ち直ったと思われたハマのチンピラだが、7回、山崎のエラーで足を引っ張られると、二死二塁となった所で古城にタイムリー三塁打を浴びて4点目を失い、この回で降板。巨人は続く8回にもガッツのこの日2本目となる23号2ランでダメ押し。横浜は9回にジョンソンに13号ソロが飛び出したが、焼け石に水だった。結果を出しているにも拘わらず外国人枠の都合上、二軍落ちの危機に瀕しているオビスポだが、来日初完投で無傷の3勝目をあげ、一軍残留をアピールした。
◆D3−2C◆
いい加減に対中日の連敗を阻止したい広島だが、この日も先発・大竹が初回から森野にタイムリー二塁打を浴びるなど、2点を献上する苦しい立ち上がり。2点を追う広島は4回、栗原,マクレーン,天谷の3連打で1点を返すと、一死後、石原のショートゴロの間にマクレーンが生還し、ようやく同点。中日は2回以降、再三再四チャンスを掴みながら、ゲッツー,盗塁死など、怒濤の拙攻三昧でゼロ行進を続けていたが、8回、二死走者なしから四球で歩いた藤井が二盗を決めると、小池が均衡を破る勝ち越しタイムリー。9回からは守護神・岩瀬が3人でピシャリと締めて、対広島11連勝。先発のあちゃくらさんは8回2失点で7勝目。
◆T0−5S◆
未だに白星のない阪神先発・岩田に対し、ヤクルトは初回、ヒットの青木を田中が送ると、二死後、デントナのタイムリーで1点を先制。3回には先頭の田中が振り逃げで出ると、福地のヒットの後、またもデントナがタイムリー。更に、一死後、宮本にもタイムリーが飛び出し、この回2点。3回まで毎回チャンスを作りながら、あと一本が出ない阪神は4回にも先頭のキュラソ星人のヒットの後、ブラゼルが最悪のゲッツー。この後、連打と四球で満塁とするが、岩田を下げて投入した代打・林がファーストゴロに倒れて、三者残塁。すると、直後の5回、代打を出された岩田に代わる2番手・ジェンが飯原に2号ソロを被弾。ヤクルトは7回にまたまたデントナがタイムリーを放ち、貴重な5点目を追加。ヤクルト先発・館山は尻上がりに調子を上げ、11安打を浴びながらも、4年ぶりの完封を果たし、ハーラー単独トップの11勝目。
◆H7−6E◆
リンデンの4号先頭打者アーチで先制されたソフトバンクだが、その裏、小久保のタイムリーですかさず追い付くと、続くハマのスペランカーに12号2ランが飛び出し、一気に勝ち越し。続く2回には本多のタイムリー,3回には長谷川の犠飛,4回には藤原の暴投で着々と加点。5点のリードを貰った先発・杉内だが、5回二死走者なしからリンデンを歩かせると、渡辺直に痛打された所で鉄平に5号3ランを被弾。続く6回には一死満塁のピンチを作って、あえなくKOとなると、代わった攝津アッパーも代打・中村真,リンデンと連続タイムリーを浴びて、試合は振り出しに。追い付かれたソフトバンクは7回、本多,松中のヒットで一死一、三塁とすると、小久保がライト前にタイムリーを浴びせ、再び勝ち越しに成功。8回からはファルケンボーグ,馬原と繋ぐ必勝リレーが決まり、1点差を守りきった。一時は同点に追い付かれた攝津アッパーに3勝目が転がり込んだ。
◆F2−1M◆
日本ハム先発・ダルビッシュは5回まで3四球出しただけのノーヒットと言う快投を展開。一方、ロッテ先発・成瀬も走者を出しながら、4回まで無失点に抑えていたが、5回、先頭のスレッジに二塁打を浴びると、二死後、鶴岡にタイムリーを許し、ついに先制点を献上。ロッテは7回、一死からサブローが振り逃げで出ると、続く橋本がようやくチーム初安打を放ち、チャンスを広げるが、竹原,バーナムJr.と打ち取られ、二者残塁。日本ハムは8回二死から鶴岡に今季初アーチが飛び出し、貴重な2点目を追加。ロッテは9回二死からサブローの12号ソロで完封を免れたが、最後は橋本将がセカンドゴロに取られて、ゲームセット。ロッテ打線を僅か2安打に抑え込んだダルビッシュは3試合連続完投勝利でハーラートップタイとなる12勝目をマークした。
◆L2−4Bs◆
偽バファローズは初回、坂口,フェルナンデスのヒットで一、三塁とすると、カブレラが先制タイムリー。更に、北川もヒットで続き、満塁とチャンスを広げたが、下山,フェニックス一輝と連続三振に倒れて、1点止まり。2回以降、2併殺を食らうなど攻めあぐねていた偽バファローズだが、7回、先頭のフェニックス一輝が2号ソロを叩き込み、1点を追加。2点を追う西武はその裏、先頭の後藤が今季初アーチを放り込むと、続く8回には中村に31号ソロが飛び出し、同点。試合はその儘、延長に突入した。迎えた11回、10回からマウンドに上がっていた4番手・小野寺に対し、偽バファローズは一死からカブレラ,北川と連打を浴びせると、下山が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、2点を勝ち越し。その裏、大久保が三者三振の快投で西武の反撃を断ちきった。2回をノーヒットで切り抜け、勝ち越し点を呼び込んだ加藤に4勝目がついた。
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