July 19, 2009 23:56
延長10回、キュラソ星人、決勝2点タイムリー! 能見、9回零封で4勝目!
◆G0−1T◆
巨人先発・内海は初回から一死満塁のピンチを背負うが、ブラゼル,新井と退け、ピンチ脱出。2,3回と3人で切り抜けて、波に乗ってきたかと思いきや、4回一死二塁,5回一死二塁,6回一死一、二塁,8回一死二塁と再三再四得点圏に走者を背負う苦しい投球。それでも、あと一本を許さず、9回まで無失点。一方、阪神先発・能見は6回まで2四死球を許しただけのノーヒットと完璧な投球。7回二死から寿司職人ラミレスに初安打を浴びたものの、崩れる事なく、9回まで散発2安打に抑え、0−0の儘、延長に突入。9回に代打を出された内海に代わり、10回からマウンドに上がったクルーンだが、代わりばな平野に二塁打を浴びて、いきなりのピンチ。ここから関本,代打・悠久の若虎・桧山と打ち取り、二死まで持ち込んだものの、18打数ノーヒットと不振に喘いでいたキュラソ星人にタイムリー二塁打を浴び、ついに先制点を献上。ようやくリードした阪神はその裏から登板した守護神・藤川が三人でピシャリと締めて、完封リレーを達成。能見は9回を12三振奪っての零封と言う素晴らしい内容で約1ヶ月ぶりの4勝目。
◆YB3−6D◆
勝ってこそいるものの、相変わらず、先発投手と一発に頼り切りと楽観視出来るチーム状態ではないと言うのに、一向に名手・川相を現役復帰させようとしない落合監督はまたも川井を起用するお茶濁し采配を展開。しかし、所詮、カワイであって川井ではない川相ではチームの空気を変える事は出来ず、中日打線は3回まで僅かに1安打と沈黙。しかし、4回、ブランコ,ベンちゃんの連続二塁打でようやく先制すると、藤井がヒットで続いた所で中村一が犠飛を打ち上げ、この回2点。続く5回には二死から森野が四球を選ぶと、ブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに27号2ランを叩き込み、4点目。その裏、横浜は吉村,武山の連打で一、三塁とすると、山崎のセカンドゴロの間に吉村が生還。更に、代打・関口がプロ初打席初安打となる二塁打を放ち、二、三塁となった所で金城のシヨートゴロの間に武山が返って、2点目。7回には一死一、二塁のチャンスを作って川井をKOすると、代打・ジョンソンも歩いて、満塁となった所で金城が犠飛を打ち上げ、1点差。なおも一、二塁とチャンスは続いたが、代打・下園がライトフライに倒れて、同点ならず。直後の8回、中日はエラーで貰った満塁のチャンスに代打・立浪が2点タイムリーを放ち、ダメ押し。その裏から、浅尾−岩瀬と繋ぐ必勝リレーで逃げ切り。川井は6回1/3を3失点で開幕10連勝となった。
◆C1−3S◆
初回、フィリップスの4号ソロで先制を許したヤクルトだが、3回、一死から石川,青木と連打を浴びせると、田中,福地と連続タイムリーを放ち、逆転に成功。その裏、横浜は一死から東出,フィリップスの連打でチャンスを作るが、栗原,マクレーンと倒れて、同点ならず、1−2の儘、迎えた6回、ヤクルトは二死走者なしからガイエルが二塁打を浴びせると、続く宮本がセンター前へタイムリーを放ち、3点目。広島は立ち直った石川に対し、4回の会沢のヒット以降、15人連続凡退と全くチャンスを掴めない。9回から代わった守護神・林から先頭の栗原がヒットを浴びせたものの、マクレーンはショートフライ,会沢はサードゴロゲッツーに倒れて、万事休す。石川は8回を無四球1失点の好投で8勝目。
◆M3−1H◆
ソフトバンク先発・ホールトンに対し、西岡の7号先頭打者アーチで先制したロッテは続く2回には四球の竹原を一塁に置いて、フクーラが2号2ランを叩き込み、3点目。一方、ロッテ先発・小野の前に4回までノーヒットと沈黙していたソフトバンクは5回、先頭の小久保がチーム初安打を放つと、一死後、長谷川の二塁打で一気に本塁を狙うが、タッチアウト。しかし、続く田上がタイムリーを放つと、村松も歩いて、一、二塁となったが、本多はファーストゴロに倒れて、1点止まり。6回には二死から3連打で満塁としたものの、小野をKOするが、代わった松本の前に長谷川がピッチャーゴロに倒れて、三者残塁。最後はシコースキーの前に反撃を断たれ、2位転落。ホールトンは4回以降ノーヒットと完全に立ち直ったものの、援護を貰えず、完投負け。小野は5回2/3を1失点で切り抜け、6勝目。
◆F−L◆
降雨中止。
◆E8−7Bs◆
2回に坂口のタイムリー内野安打で先制した偽バファローズは4回には二死一塁から坂口,塩崎,フェルナンデス,カブレラと4連打を浴びせて、3点を追加。楽天先発・岩隈はこの回限りで早くも降板となった。4点を追う楽天はその裏、ヒットとエラーで一死一、二塁とすると、青波の長瀬のタイムリーでまず1点。更に、中村紀が歩いて満塁となった所で中村真が犠飛を打ち上げ、2点目。続く5回には一死二、三塁から、山崎武が2点タイムリーを放ち、同点とすると、6回にはエラーと犠打で一死三塁とした所で岸田が暴投を犯し、労せずして勝ち越しに成功。直後の7回、偽バファローズは一死からカブレラがヒットで出ると、連続四死球で満塁のチャンス。大引は三振に倒れたが、代打・下山が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に逆転。しかし、その裏、楽天は無死二塁から青波の長瀬がレフトスタンドへ7号2ランを叩き込み、再び振り出しに。7−7で迎えた土壇場9回、この回から代わった守護神・加藤に対し、楽天は先頭の草野が四球で歩くと、二死後、中村真のヒット,代打・憲史の四球で満塁。ここでリンデンがライト前へタイムリーを放ち、サヨナラ勝ち。9回に3人できっちり抑えた6番手・福盛に3勝目がついた。
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