July 14, 2009 23:55
悠久の若虎・桧山、決勝タイムリー! ソニック、史上7人目の12球団勝利!
◆S0−4G◆
立ち上がりから全く制球が定まらないヤクルト先発・村中は連続四死球の後、ガッツに痛打され、いきなり無死満塁の大ピンチを背負うと、寿司職人ラミレスにも四球を許して、押し出しで先制点を献上。続く亀井をセカンドゴロゲッツーに仕留めるも、この間に生還を許し、この回2失点。3回には一死からガッツに死球を食らわせると、続く寿司職人ラミレスにタイムリー二塁打を浴び、3点目。更に、二死後、二軍落ちした李に代わって昇格即スタメン起用された小田嶋にもタイムリーを浴び、4点目を献上。一方、巨人先発・東野も立ち上がりは不安定だったが、3回から8回までノーヒットと完璧な投球を展開。ヤクルトは9回、一死から田中が内野安打で出るも、福地,デントナと打ち取られ、3連敗。一方、巨人は引き分けを挟んで5連勝。東野はプロ初完封で4勝目を飾った。
◆T5−4D◆
今日も今日とて好投の先発投手を見殺しにする気満々の中日は阪神先発・ソニックの前に3回まで1安打と沈黙していたが、4回、無死二、三塁のチャンスに暴投でタナボタの先制点をゲット。しかし、その裏、中日先発・中田が突如、制球を乱し、2四死球で一死一、二塁のピンチを作ると、ブラゼルに走者一層のタイムリー二塁打を浴び、あっさり形勢逆転。更に、二死後、鳥谷にもタイムリーを浴び、この回3失点。5回に三者三振の快投を見せ、立ち直ったかに見えたソニックだったが、6回、二死二塁からブランコ,ベンちゃん,藤井と3連打を浴びて、試合は振り出しに。3−3で迎えた7回、阪神は新井,狩野のヒットで一死一、二塁とすると、代打で登場した悠久の若虎・桧山が勝ち越しタイムリー二塁打を放ち、中田をKO。更に、代わったパヤノから代打・高橋光が犠飛を打ち上げ、5点目。中日は8回、二死走者なしからヒットと四球で一、二塁とすると、藤井のタイムリーで1点差。なおも一、二塁にチャンスだったが、代打・立浪がライトへ打ち上げ、同点ならず。阪神は9回から守護神・藤川を投入。藤川は3人でピシャリと抑え、チームの連敗を4で止めた。ソニックは7回3失点で4勝目を飾り、史上7人目となる12球団勝利を達成。中日の連勝は3でストップ。
◆C2−5YB◆
0−0で迎えた4回、一死からマクレーン,ルパン廣瀬と連打を浴びせると、二死後、石原のタイムリー二塁打で先制。広島先発・ルイスに対し、5回まで2安打と抑え込まれていた横浜は6回、一死から代打・森笠がセンター前に弾き返し、反撃の狼煙を上げると、吉村,藤田も続いて、満塁のチャンス。ここで内川が2点タイムリー二塁打を放ち、逆転すると、更に、村田,メカゴジラにも連続タイムリーが飛び出し、この回4点。その裏、広島は一死からルパン廣瀬,赤松の連打で二、三塁とすると、石原が犠飛を打ち上げ、2点目。なおも二死二塁とチャンスは続いたが、代打・緒方がファーストフライに打ち取られ、1点止まり。横浜は8回に村田の17号ソロで貴重な1点を追加。7回から真田−木塚−山口がそれぞれ1回を3人すつで片付けるパーフェクトリレーを展開し、広島の反撃を断ちきった。横浜は今季初の3連勝。先発のウォーランドは5回1失点で4勝目。広島は4連敗となった。
◆H2−1F◆
6月5日以来の先発となる藤井に対し、ソフトバンクは2回、二死満塁と絶好の先制チャンスを作るが、田上が三振に倒れて、三者残塁。しかし、続く3回、一死から川崎が内野安打で出ると、続くオーティズがレフトスタンドへ14号2ランを叩き込み、2点を先制。追いかける日本ハムは6回、二死から内野安打で出た糸井がすかさず二盗を決めると、稲葉がセンター前へタイムリーを放ち、1点差。ソフトバンクは7回から攝津アッパー−ファルケンボーグと繋いで、9回から守護神・馬原を投入する必勝リレーを展開。馬原は一死から高橋に痛打されると、代走・村田に二盗を許し、一打同点のピンチを作るが、スレッジ,小谷野と連続三振に仕留めて、1点のリードを守りきった。先発・大隣は6回を1失点に抑え、4勝目。
◆L6−8E◆
初回、鉄平のタイムリーで先制した楽天は3回にもノーヒットで2点目を追加。その裏、西武は死球の片岡を二塁に置いて、栗山の8号2ランで一気に同点。続く4回には二死から銀仁朗が歩くと、4連打で一気に4点を勝ち越し。WBC使用球はからっきしだが、NPB使用球ならお手の物の西武先発・岸は尻上がりに調子を上げる完封ペースの好投を展開。8回も簡単に二死を取ったが、ここで鉄平に三塁打を浴びると、山崎武にタイムリー。更に、続く草野にも痛打されると、青波の長瀬には6号同点3ランを叩き込まれ、この回悪夢の4失点。これで流れを引き寄せた楽天は土壇場9回、二死二塁から代打・宮出が今季初アーチとなる2ランをぶち込んで、勝ち越しに成功。8,9回とパーフェクト投球を見せた福盛は2勝目を収めた。
◆Bs3−2M◆
ロッテは2回、偽バファローズ先発・金子から先頭の大松が二塁打を浴びせると、サブローの犠打で三進。里崎はショートゴロに倒れるも、続くフクーラがレフト前へ弾き返して、1点を先制。ロッテ先発・清水の前に5回までゼロ行進を続けていた偽バファローズは6回、先頭の坂口がセンターオーバーの二塁打を浴びせると、大引が送って一死三塁。フェルナンデスのレフトへのフライは浅過ぎて、犠飛とはならなかったが、続くカブレラがタイムリーを浴びせて、ついに同点。試合はその儘、延長にもつれ込んだ。迎えた10回、ロッテは2四球で二死一、二塁とすると、井口のタイムリーで勝ち越しに成功。しかし、粘る偽バファローズはその裏、この回から代わったシコースキーに対し、フェニックス一輝のヒット,代打・北川の死球で一死一、二塁とすると、坂口のタイムリーでまず同点。二死後、フェルナンデスもセンター前へタイムリーを放ち、逆転サヨナラ勝ち。一時は勝ち越し点を献上した大久保に2年ぶりの初白星が転がり込んだ。ロッテは3試合連続の1点差負けで5連敗。
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