July 08, 2009 22:31
15打席ぶりの快音! 坂本、今季2本目のサヨナラアーチ!
◆G3−2YB◆
0−0で迎えた3回、巨人は四球の古城が二盗を決めると、一死後、坂本のセカンドゴロで三進。続く鈴木の打席でウォーランドが暴投を犯し、古城は先制のホームイン。続く2回にはヒットで出た亀井が二盗を仕掛けると、黒羽根の悪送球を誘って、三進。一死後、阿部が犠飛を打ち上げて、2点目を追加。6回には一死満塁のチャンスを作るが、代打・松田記者,春風亭半ケツが連続三振に倒れて、三者残塁。春風亭半ケツは7回まで散発3安打無失点の好投を演じてきたが、8回、二死二、三塁のピンチを迎えた所でKO。しかし、代わった越智が吉村を打ち取り、ピンチ脱出。その裏、巨人は二死一、二塁のチャンスを作るが、ここで打席が回ってきたのが越智。しかし、若大将・原監督は代打を出さずに、その儘、越智を打席に送ると、越智はショートゴロに倒れて、二者残塁。続投となった越智は土壇場9回、一死から連続四球を与えると、メカゴジラに走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、一気に試合は振り出しに。しかし、その裏、14打席ノーヒットと調子を落としていた坂本がレフトスタンドへ10号ソロを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ち。巨人の連敗は3で止まり、4番手の山口に7勝目が転がり込んだ。
◆S11−6D◆
中日先発・小笠原は初回、一死から田中,福地と連打を浴びると、デントナに12号3ランを叩き込まれ、あっと言う間に3失点。2回に自らタイムリーを放つなど、1点差に詰め寄ったが、その裏、川島慶に被弾。二死後、青木に痛打された所であえなくKOとなった。2点を追う中日は3回、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに小池が3号ソロを放つと、5回には二死二塁から藤井がタイムリーを放ち、同点。その裏、ヤクルトは福地,デントナの連続アーチで2点を勝ち越し。直後の6回、一死満塁からベンちゃんの2点タイムリーで追い付かれるも、その裏、無死満塁から青木の2点タイムリーでまたまた勝ち越し。更に、田中が送った後、福地のショートゴロが野選を誘い、この回3点。8回にも2点を加えて、試合を決定付け、3位転落の危機を免れた。3番手の松岡は1回2失点ながら、4勝目をあげた。打線に粘りがない為、先発投手が崩壊するとジ・エンドな体質を改善するべく名手・川相の一刻も早い現役復帰が待たれる所だ。
◆C3−1T◆
初回、葛城イクローのタイムリーで先手を取られた広島だが、その裏、二死二塁から栗原が11号2ランを叩き込み、逆転に成功。更に、連打と四球で満塁とするも、石原は三振に倒れて、2点止まり。3回には一死からマクレーンが7号ソロを放り込み、3点目を追加。広島先発・ルイスは2回に先頭の新井にヒットを浴びた以降は一人の走者も許さない完璧な投球を展開し、今季初完投で5勝目をマークした。
◆Bs2−3H◆
ソフトバンクは初回、内野安打で出た本多が二盗と犠打で三進すると、オーティズのショートゴロの間に生還し、1点を先制。続く2回には一死二、三塁から松田が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を追加。3点を追う偽バファローズは4回、大引のヒット,カブレラの二塁打で一死二、三塁とすると、北川がレフト前へタイムリー。なおも一、三塁のチャンスだったが、大村はセカンドフライ,下山はサードゴロに倒れて、追加点ならず。ソフトバンクは6回途中から攝津アッパー−ファルケンボーグと繋ぎ、最後は守護神・馬原を注ぎ込む必勝リレーを展開。馬原は二死満塁のピンチを背負うと、代打・小瀬のタイムリー内野安打で1点差と迫られるが、最後は辻を打ち取り、辛くも逃げ切りに成功。先発の藤岡は5回2/3を1失点で3勝目。
◆E5−7M◆
連敗地獄が止まらず、ノムさんが早くも球団ワーストの11連敗を予言するなど、不穏な空気に包まれる楽天はこの日も2回までに4残塁と嫌な立ち上がり。しかし、3回、一死一塁から青波の長瀬,山崎武と連続タイムリー二塁打を放ち、2点を先制。先発のルーキー・藤原は6回までノーヒットの快投を展開していたが、7回一死から堀に初安打となる二塁打を浴びた上、宮出のエラーで三進を許してから変調を来す。続く井口に死球を食らわせると、大松のセカンドゴロを打ち取りながら、今度は草野がエラーし、1点を献上。その裏、鉄平の3号ソロで再び2点差として貰うも、続く8回、一死からベニー松山,今江と連続二塁打を浴びて、無念のKO。代わった小山も西岡に痛打されると、3番手・有銘は代打・田中雅にタイムリー二塁打を浴び、同点を許す有様。これで気持ちが切れてしまったのか、有銘は井口を敬遠して満塁とすると、大松を歩かせ、押し出しで勝ち越し点を献上。更に、亡命先から帰ってきた福盛がいきなりサブローに押し出し四球を許すと、里崎に犠飛,竹原にタイムリーを浴びて、この回悪夢の6失点。粘る楽天はその裏、山崎武の15号2ランで応戦したが、反撃もここまでで、連敗は8と伸ばしてしまった。ロッテ2番手の荻野は0回1/3を2失点と不本意な内容ながらも、2勝目がついた。
◆L4−3F◆
ハーラーダービーを独走するダルビッシュに対し、西武は2回、ホームランダービーを独走する中村が28号ソロを叩き込み、1点を先制。4回には一死一、二塁から礒?のタイムリーで2点目を追加。一方、西武先発・オツを攻めあぐねていた日本ハムは5回、金子誠の7号ソロで1点を返すと、6回、二死走者なしから糸井が三塁打,スレッジが11号2ランを放ち、一気に逆転。しかし、なかなか波に乗りきれないダルビッシュは7回、一死二塁から代打・上本に逆転2号2ランを被弾。西武は8回から星野−小野寺と繋いで、日本ハムの反撃を断ちきった。2番手の岩崎は1回を投げ、3人で抑える好リリーフで2勝目をマーク。ダルビッシュは6月6日以来となる3敗目。
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