July 03, 2009 21:49
西武、ラスト2回で怒濤の11得点! 田中、完封ペースから悪夢のKO!
◆D3−4G◆
優勝戦線へ食い込む為には何としても3タテしたい中日だが、名手・川相の今季中の現役復帰が消滅と言う絶望的な事態に動揺を隠せない先発・ウッチャンは初回、二死満塁から松田記者に走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、いきなりの3失点。一方、中日は巨人先発・ゴンザレスに対し、1,4回とゲッツーでチャンスを潰すなど、相変わらず、詰めの甘い攻撃でゼロ行進を続けていたが、5回、先頭のベンちゃんが二塁打で出ると、2つのセカンドゴロの間に生還し、ようやく1点。続く6回には二死三塁からブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに23号2ランをぶち込んで、ついに同点。追い付かれた巨人は8回、3番手・小林正から先頭のガッツがライトスタンドへ17号ソロを放り込み、勝ち越し。その裏から越智−山口が3人ずつで片付け、1点差を守りきった。ゴンザレスは7回3失点でハーラートップタイとなる8勝目。中日はまたも一発依存症,タイムリー欠乏症を露呈。リリーフ陣にも疲れが見え始めており、名手・川相の一刻も早い現役復帰が待たれる所だ。
◆YB1−8C◆
4月22日以来の登板となるはーちゅんに対し、広島は初回、一死二塁から謎の新助っ人・フィリップスがセンター前へ先制タイムリー。5回には四球の石原を大竹が送った所で末永がタイムリーを放ち、1点を追加。続く6回には二死走者なしからマクレーンがレフトスタンドへ4号ソロを放り込み、3点目。7回にまたも末永がタイムリーを放つと、8回には石井タクローのタイムリー二塁打等で一気に4点を奪い、試合を決定付けた。確変が終わってから不本意な内容が続いていた大竹だったが、この日は7回を3安打1失点と好投し、5月31日以来となる6勝目を飾った。
◆T7−2S◆
ヤクルト先発・館山は破竹の連勝がストップし、神通力が切れてしまったのか、2回、ブラゼルに7号先制2ランを被弾すると、葛城イクロー,鳥谷の連続二塁打,デントナのタイムリーエラーで大量4失点。4回にも平野にタイムリー二塁打を浴び、無念の5失点KO。阪神は5回にも鳥谷のタイムリーで1点を追加。ヤクルトは6回に八王子Bのタイムリー二塁打でようやく1点を返すが、阪神は7回にまたもブラゼルがタイムリーを浴びせて、ダメ押し。先発の安藤は8回を2失点に抑え、6勝目。ヤクルトは投打に精彩を欠き、4連敗となった。
◆E2−11L◆
楽天は2回、西武先発・涌井に対し、憲史のタイムリー二塁打で先制。更に、中村真のヒット,渡辺直の四球で満塁とチャンスを広げるも、嶋がゲッツーを食らう最悪の展開で1点止まり。一方、西武は楽天先発・田中に対し、3回二死満塁のチャンスを逃すなど、5回まで毎回安打を放ちながら、一向に得点を奪えない拙攻続き。そうこうしているうちに楽天は5回、一死から渡辺直,嶋の連打で一、三塁とすると、平石の打席で嶋が意図的に一、二塁間に挟まれている隙に渡辺直が本塁を陥れ、2点目を追加。尻上がりに調子を上げ、完封も見えてきた田中だったが、8回一死から中島に痛打されると、続く中村に26号2ランをぶち込まれ、同点。更に、勢いづく西武は礒のヒットの後、G.G.佐藤のタイムリー,代打・佐藤のタイムリー内野安打で2点を勝ち越し。9回には2番手・青山から8長短打を集中し、一挙7点のビッグイニングでダメ押し。涌井は2失点完投で9勝目をマークした。
◆M2−6Bs◆
2回に大村,日高の連続二塁打で先制されたロッテだが、3回、一死二塁から堀の2号2ランで逆転に成功。しかし、直後の4回、偽バファローズはロッテ内野陣の連続エラーで満塁のチャンスを貰うと、小瀬の犠飛,山崎浩のタイムリーで再逆転。この後も5回にフェルナンデスが7号ソロ,6回には坂口がタイムリー,7回には北川がタイムリー二塁打と着々と加点。その裏から、大久保−菊地原と繋いで、最後は守護神・加藤が3人で締め括った。先発の山本は6回で9安打を浴びながらも、2点で食い止める粘りの投球で5勝目をマークした。
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