June 24, 2009 09:58
吾郎の信用度ゼロ! 球団ぐるみの徹底監視作戦発動! / 今週の「MAJOR」
球団の指示により、吾郎を監視に来たと言うシュナイダーは、有無を言わせず、吾郎の部屋に入り込むと、吾郎の鞄を物色し、トレーニング機器を取り上げる。マイナー時代に故障を偽って、昇格を反故にしたり、イップスや血行障害を隠して、悪化させたりと首を斬られてもおかしくない程の数々の悪行を重ねてきた吾郎だが、その実力とスター性を評価している事もあり、長くホーネッツの一員としていさせる為にも、今回のリハビリに関しては、メディカルチェックから生活全般に至るまで徹底して管理下に置くと言うのが球団の方針だったのだ。診断通り、年内にボールを握る事を禁じられ、マンションの同じフロアに常にスタッフが控えていると言う状況を強いられるなど、まるで球団から信用されていない事にゲンナリする吾郎だったが、流石に今回は観念せざるをえなかった。そうこうしているうちに、バイソンズ vs レイダースの第5戦が始まろうとしていた。いずれが勝っても対決するのはホーネッツ。ギブソンが勝ち上がれば、下手すると、最後の対決のチャンスであり、Jr.が勝ち上がれば、W杯のリベンジのチャンスとあって、血行障害で投げられない身を嘆くしかない吾郎。そこへ今度は見知らぬ女性が吾郎の部屋を訪ねてきた。ソフィア・リードと名乗るその女性GM補佐として多忙なシュナイダーに代わり、吾郎の見張りとサポートを行う為に雇われたスポーツトレーナーだった。出前や外食ばかりな食生活な吾郎に栄養面を考え、サラダとスープを振る舞うソフィアだったが、吾郎はその味など気にかからない程、今正に、親子対決を迎えようとしている試合観戦に集中していた。レギュラーシーズンでは13タコ,ディビジョンシリーズの第1戦でも3三振と完膚無きまでにギブソンに抑え込まれているJr.だったが、左のギブソンに対して、あえて左打席に入る。それはかつてギブソン自身が吾郎対策としてアドバイスしてくれた策だった。
仰々しく監視などと言ってやってきたシュナイダーだったが、故障を隠して、無茶なトレーニングをしかねない吾郎の行動を抑制する為と言う、いたって普通の展開で何だか拍子抜け。ソフィアなんか出すより、ファーガソン医師をもっと出してくれ。とりあえず、ギブソン親子の対決はちゃんとやってくれる様で何よりだが、ここまでこうもJr.が負けまくっているとなると、Jr.のリベンジ達成フラグにも思えるのだが、それでもなおギブソンが父親の貫禄を見せつけてくれるのだろうか? それにしても、二人の対決に集中している吾郎の様子を見るに、またこいつ、無茶してワールドシリーズに出るとか言い出すんじゃないかと心配になってくるよ。
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