June 20, 2009 23:24
ソフトバンク、一発攻勢で横浜に勝ち越し! 交流戦史上初の完全優勝!
◆G5−2M◆
ロッテは初回、いきなり早坂,フクーラの連打で一、二塁と絶好の先制チャンスを掴みながら、クリーンアップが悉く打ち上げて、結局、無得点。すると、その裏、巨人はロッテ先発・渡辺俊を捉え、連打と死球で無死満塁とすると、寿司職人ラミレスのタイムリー,亀井のタイムリー二塁打で3点を先制。更に、一死満塁となった所で古城が犠飛を打ち上げ、この回4点。3回には渡辺俊との相性の良さから伊原コーチに打つと予言されていた李が12号ソロを叩き込み、5点目。2回までに4安打と立ち上がりに苦しんでいたグライシンガーだが、3〜6回までパーフェクトと尻上がりに調子を上げ、7回に今江にタイムリーを浴びると、この回限りで降板となった。8回から18試合連続無失点の球団記録が懸かる山口がマウンドに上がったが、代わりばなフクーラ,代打・竹原,代打・西岡が3連打を浴びて1点を失い、連続無失点記録はあっさり消滅し、失意のKO。なおも一発が出れば同点のピンチで代わった越智は井口をサードゴロゲッツーに仕留めると、続くサブローもサードゴロに打ち取り、僅か2球で大ピンチを脱出。9回も続投となった越智は無難に抑えて、逃げ切りに成功。グライシンガーは7回を無四球1失点の好投で7勝目。
◆D4−0Bs◆
中日は2回、一死から内野安打で出た藤井がすかさず二盗を決めると、続く平田のタイムリー二塁打で先制のホームイン。6回には一死三塁からベンちゃんが犠飛を打ち上げると、更に、藤井の二塁打,平田の三塁打でこの回2点。8回には一死満塁から谷繁の犠飛で4点目。偽バファローズは3回までに5安打を浴びせながら、あと一本が出ない拙攻を展開。4回以降、すっかり立ち直った中日先発・吉見は今季3度目の完封で6勝目をあげ、リーグ防御率1位に躍り出た。◆YB7−11H◆
本多の今季初アーチとなる先頭打者弾で先制された横浜だが、その裏、吉村も9号先頭打者弾を放ち、あっさり同点。更に、村田も11号2ランを放ち、勝ち越しに成功。しかし、直後の2回、ソフトバンクは長谷川の4号2ランであっと言う間に追い付くと、田上が11号ソロを叩き込み、再び勝ち越し。続く3回には川崎の三塁打,オーティズの二塁打で1点を加え、横浜先発・グリンをKO。更に、5回にはオーティズの10号ソロ,6回には松田の3号ソロ、そして、7回には長谷川の3ランが飛び出すなど、一発攻勢で着々と加点し、試合を決定付けた。その裏、8点差もあると言うのに引っ張り出された攝津アッパーが緊張感のない場面の所為か、2四球の後、村田に被弾し、よもやの3失点となったが、大事には至らなかった。先発・ジャマーノは5回3失点ながら、味方の援護に恵まれ、助っ人では球団史上初となる開幕3連勝をマーク。ソフトバンクは横浜との勝ち越しを決め、交流戦史上初となる完全優勝を達成した。
◆C1−5F◆
広島先発の偽ハンカチ王子・斉藤に対し、日本ハムは初回、二死一、三塁からスレッジのタイムリー内野安打で先制。3回までパーフェクトと素晴らしい立ち上がりを見せたダルビッシュに対し、広島は4回、先頭の梵がチーム初安打となる二塁打を浴びせると、二死三塁となった所で栗原がタイムリー二塁打を放ち、ついに同点。しかし、そりも束の間、日本ハムは5回に高橋のタイムリーですかさず勝ち越し。高橋は7回にも2点タイムリーを浴びせると、9回には3本目のヒットを放ち、チャンスメイク。この後、小谷野がタイムリーを放ち、ダメ押しの5点目。ダルビッシュは5回以降、二塁を踏ませない投球で広島の反撃を断ちきり、完投でハーラー単独トップの9勝目を飾った。
◆S5−4L◆
初回に1点を先制されたヤクルトは2回、デントナの10号ソロが飛び出し、同点。しかし、4回、西武は中村の2試合連続21号ソロで勝ち越し。8回にはG.G.佐藤,大崎の連続タイムリーで2点を追加。これで決まったかと思いきや、その裏、二死一、二塁からデントナがこの日2本目となる11号3ランを叩き込み、一気に同点。試合はその儘、延長に突入した。西武は10回、二死から大崎の二塁打,代打・平尾の四球で一、二塁としたものの、上本がセンターフライに倒れて、二者残塁。すると、その裏、ヤクルトは6番手のルーキー・上本を攻め立て、一死満塁のチャンス。ここでまたまたデントナがレフト前へタイムリーを放ち、2試合連続のサヨナラ勝ちで6連勝。5番手の五十嵐に今季初白星が転がり込んだ。
◆T2−5E◆
0−0で迎えた3回、楽天は一死から平石,中村真と連打を浴びせると、草野が4号先制3ラン。続く山崎武も12号ソロを放り込むと、更に、鉄平,丈武と連続二塁打を放ち、この回大量5点のビッグイニングを形成。阪神先発っ・安藤はこの回限りで降板し、今季最短KOとなった。一方、阪神は6回、一死から新井,キュラソ星人,ブラゼルとクリーンアップの3連打でようやく2点を返すが、後が続かない。楽天はこの後、有銘−ミチルと繋いで、逃げ切りに成功。先発の永井は5回2/3を2失点で5勝目。敗れた阪神は8年ぶりの借金10にまで落ち込んだ。
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