June 17, 2009 23:37
伏兵・古城、今季初アーチが決勝弾! 山口、2年越しの14連勝!
◆G2−1L◆
将来の4番候補と期待されるゴールデンルーキー・大田がついに一軍に初昇格。果たして、大田に出番はあるのかと注目の試合は2回まで3人ずつで片付けていた先発・ゴンザレスが3回に連打でピンチを作ると、栗山にタイムリーを浴びて、先制点を献上。続く4回には7試合で1つしか許していない四球を2つも与えて、一死満塁のピンチを作るが、銀仁朗,涌井と打ち取って、無失点で切り抜ける。1点を追う巨人は6回、先頭のガッツが15号ソロを叩き込み、ようやく同点とすると、7回には守備から途中出場の伏兵・古城が今季初アーチをぶち込んで、勝ち越し。8回に2番手・山口が二死一、二塁とピンチを迎えるも、3番手・越智が代打・上本をセカンドゴロに打ち取り、この場を凌ぐと、9回は三者凡退に斬ってとり、逃げ切った。山口に連夜の6勝目が転がり込み、2年越しの14連勝。注目の大田はタイトゲームだった事もあり、デビューはお預けとなった。
◆D3−1H◆
交流戦連覇を果たしたソフトバンクはその勢いを持続させるかの様に初回から二死満塁のチャンスを作ったが、松田が三振に倒れて、三者残塁。すると、その裏、中日は小久保のタイムリーエラーで拾い物の先制点をゲットすると、ベンちゃんのタイムリー内野安打でこの回2点。5回にはオーティズのタイムリーエラーとまたもタナボタの1点を追加。ソフトバンクは8回、一死から本多が内野安打で出塁。ここで3点差あると言うのに何を血迷ったか、川崎が犠打を敢行。代わった浅尾からオーティズがタイムリーを放ったものの、小久保は三振に倒れて、1点止まり。9回は守護神・岩瀬の前に反撃を断たれ、連勝は3でストップ。中日先発・小笠原は7回2/3を1失点で切り抜け、2勝目をマーク。相次ぐタイムリーエラーと、小笠原の好投に救われ、辛くも白星を拾った中日だが、タイムリーはしみったれた内野安打1本のみで、3併殺を食らうなど、相変わらずの拙攻三昧で、とても手放しで喜んではいられない。この重苦しいムードを打破する為にも一刻も早い名手・川相の現役復帰が待たれる所だ。
◆T5−10F◆
初回、日本ハムは糸井,高橋の連続二塁打で2点を先制。阪神が2回に桜井の一発で応戦すれば、3回、日本ハムは金子誠がタイムリー。その裏、阪神がキュラソ星人のタイムリーで1点を返せば、日本ハムは5回に小谷野が犠飛を打ち上げ、点差を縮めさせない。更に、日本ハムは6回に田中,劇団ひちょりの連続三塁打,高橋のタイムリー二塁打で2点を加え、突き放す。続く7回にも5本の単打を集中し、3点を追加。阪神は8回に桜井のこの日2発目となる4号ソロ等で3点を返したが、焼け石に水。9回にも劇団ひちょりのタイムリーで10点目を失い、ダメを押された。日本ハムは田中の5安打を筆頭に今季最多21安打の猛攻で快勝。先発・八木は6回途中で降板も、大量援護に助けられ、開幕5連勝となった。
◆YB2−4Bs◆
5連敗中の横浜は吉見を今季初の先発マウンドに送り込むが、2回、ラロッカ,北川,日高と3連打を浴びて、先制を許してしまう。その後は立ち直り、5回まで1失点と試合を作ったが、6回から登板の2番手・真田が塩崎にタイムリー二塁打を浴び、2点目を献上。昨日まで28イニング無得点が続く横浜はこの日も偽バファローズ先発・金子の前に5回までゼロ行進だったが、6回、先頭の代打・内藤が三塁打を放つと、続く吉村が6号2ランを叩き込み、34イニングぶりの得点でようやく同点。それも束の間、直後の7回、3番手・カリメロが大村にタイムリー二塁打を許し、勝ち越し点を献上。偽バファローズは8回にも相川のタイムリーで貴重な1点を追加。最後は守護神・加藤が横浜の反撃を断ちきり、今季対横浜4タテを達成。金子は7回2失点で7勝目。横浜は久々の得点をあげるに留まり、連敗は6に延びてしまった。
◆S10−1M◆
初回、飯原の二塁打と野選で無死一、三塁としたヤクルトは青木のセカンドゴロの間に先制。3回には二死走者なしから田中がヒットで出ると、青木が6号2ランを叩き込み、3点目。後半戦に入っても、ヤクルトは攻撃の手を緩めず、6回にはデントナが9号2ラン,7回には田中がタイムリーを浴びせると、8回には相川,武内と2本の2ランでダメ押しの10点目。ロッテは今江のタイムリーで完封を逃れるのがやっとで連勝は3でストップ。一方、ヤクルトはこれで4連勝。先発・由規は6回無失点の好投で4月18日以来の3勝目。
◆C2−5E◆
楽天は4回まで毎回安打を浴びせながら、あと一本が出ない。一方、3回まで内野安打1本に抑え込まれていた広島は4回、二死一、二塁から喜田のタイムリーで均衡を破る先制点をゲット。1点を追う楽天は7回、鉄平,山崎武の連打で一、三塁とすると、平石が犠飛を打ち上げ、ついに同点。二死後、代打・憲史がタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功すると、8回には草野のタイムリーで1点を追加。その裏、広島は栗原に久々の7号ソロで追い上げたが、楽天は9回に代打・丈武,渡辺直の連続タイムリーで試合を決定付けた。楽天はこれで4連勝。先発・長谷部は6回1失点で4勝目。広島は引き分け1つを挟んで3連敗。
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