May 23, 2009 23:17
ダルビッシュ、今季2度目の完封で6連勝! トンガ、プロ初打席初安打!
◆E1−7G◆
楽天先発・岩隈に対して、巨人は3回、先頭の阿部が二塁打。続く脇谷がヘッポコバントをかました末に三振に倒れたものの、ここから坂本,工藤,ガッツの3連続タイムリーで一気に3点を先制。更に、寿司職人ラミレスがヒットで続くと、二死後、亀井にもタイムリーが飛び出し、この回、一挙4得点。7回には二死一塁から寿司職人ラミレスのタイムリー二塁打で1点を追加。岩隈は今季ワーストの5失点でこの回限りで降板となった。9回には亀井に2点二塁打が飛び出し、ダメ押し。未だに白星がないものの、WBC干され症候群から立ち直りの気配を見せる先発・内海は立ち上がりこそ苦しんだが、尻上がりに調子を上げて行き、7回まで無失点の好投を見せ、8度目の登板でようやく今季初白星。
◆H5−4C◆
3回、満塁のピンチを切り抜けたソフトバンクはその裏、連打でチャンスを作ると、本多のファーストゴロの間に先制。更に、川崎が歩いた後、オーティズが走者一掃のタイムリー三塁打を浴びせると、松中もタイムリーで続き、この回一挙4点。4回に1点を返した広島は続く5回には赤松のタイムリー二塁打,梵の犠飛で2点を加え、1点差。突き放しておきたいソフトバンクは6回一死二、三塁のチャンスを作って、先発の偽ハンカチ王子・斉藤をKO。代わった梅津から代打・小斉が犠飛を打ち上げ、5点目。7回に嶋の今季初アーチで再び1点差とした広島は8回には二死から連打で二、三塁と一打逆転のチャンス。しかし、不振に喘ぐ主砲・栗原がセンターフライに倒れて、二者残塁。最後は馬原の前に反撃を断たれて、3連敗。ソフトバンク2番手の水田に2勝目がついた。
◆M2−1D◆
ロッテ先発・渡辺俊は3回までパーフェクトと素晴らしい立ち上がり。しかし、4回、先頭の井端に痛打されると、荒木に犠打を許した所で森野にタイムリー二塁打を浴び、先制点を献上。中日は更に、ブランコのヒットで一、三塁とチャンスを広げたが、ベンちゃん,デラロサと倒れて、二者残塁と川相不在が故の詰めの甘さを露呈。6回には二死満塁と追加点のチャンスを作るも、小山が三振に倒れて、三者残塁と川相不在が故の詰めの甘さを露呈。中日先発・ウッチャンは拙攻三昧で追加点を期待出来ない状況ながら、粘りの投球で7回まで無失点。しかし、8回、2番手・浅尾がいきなり井口に二塁打を浴びると、二死三塁となった所で暴投をかまして、むざむざ同点を許す体たらく。9回には3番手・平井が一死一、三塁のピンチを作ると、4番手・小林正が大松にタイムリーを浴び、悪夢のサヨナラ負け。好投のウッチャンはまたも打線に見殺しにされる憂き目に遭った。この絶望的な状況を打開する為にも一刻も早い名手・川相の現役復帰を待望する声は強まる一方だ。
◆Bs3−7T◆
WBC干され症候群から未だに立ち直れない小松はこの日も立ち上がりから苦しい投球。初回にいきなりの3連打で先制を許すと、3回にはキュラソ星人にタイムリー二塁打,4回には林に被弾し、3失点。5回にフェルナンデスのタイムリー二塁打で負けは消して貰ったものの、5回限りで降板でまたも初白星ならず。3−3で迎えた7回、阪神はキュラソ星人,新井の連続タイムリーで2点を勝ち越し。続く8回には狩野がタイムリーを浴びせると、9回には新井の犠飛でダメ押し。その裏、セーブのつかない場面ながらも登板した藤川が代わりばな連打で無死一、三塁のピンチを作ったが、そこからラロッカ,下山と連続三振。最後は岡田をセカンドフライに打ち取り、ようやく連敗を5でストップさせた。
◆F3−0S◆
入団早々、水島の呪いにかけられると言う不運極まりない状況に追い込まれ、1年目を完全に棒に振ってしまったトンガがイースタン二冠と言う堂々の実績を引っ提げて、ついにプロ初スタメン。2回一死一塁で迎えた初打席でレフト前へ弾き返して、嬉しいプロ初安打。この後、鶴岡のタイムリー,田中の犠飛,劇団ひちょりのタイムリーで日本ハムは3点を先制。3回以降、僅かに2安打と完全に沈黙してしまった日本ハムだが、ダルビッシュには3点あれば十二分だった。毎回走者を出しながらも、要所を締める丁寧な投球でヤクルト打線を翻弄したダルビッシュは今季2度目の完封で6連勝。ヤクルトは来日初先発のパレットが4回3失点で降板と期待を裏切った。尚、初打席こそヒットを放ったトンガだが、以降は三振,三振,ピッチャーゴロとさっぱりだった。
◆L10−6YB◆
昨日はメッタ打ちで惨敗を喫した西武だが、この日は初回から猛攻。いきなり片岡,栗山,中島の3連打で背戦意すると、G.G.佐藤にもタイムリーが飛び出し、この回2点。続く2回には栗山,中島,中村と3連続タイムリーで3点を追加。5,6回にも1点ずつ加え、大量7点のリード。7回にメカゴジラの2号2ランで2点を返されるも、その裏、佐藤,上本の連続タイムリー二塁打等で3点を加え、ダメ押しの10点目。横浜は金城,藤田の一発攻勢で追い上げたが、及ばなかった。西武先発・帆足は終盤、疲れが出たか、8回で4点を失ったが、大量援護に恵まれ、2勝目をマークした。
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