May 26, 2009 20:25
キーン、起死回生の同点弾! 吾郎、気迫の9連続三振! / 最近の「MAJOR」
打ち直しで放ったキーンの大飛球はライトポール際へ。スタンドインするか微妙な打球はジャンプしたシールズのグラブに弾かれ、グランド内へ。一気に本塁を狙った一塁走者のロイだったが、コヨーテスの素早い中継プレーの前にタッチアウト。ここでホーネッツの監督がポールに当たってのホームランではないかと猛抗議し、ビデオ判定を要求。しかし、ビデオで見てもグラブとポールのどちらに当たったとも見え、明らかなミスジャッジとは言えない為、塁審のジャッジを優先すると言われ、引き下がりかけたホーネッツ陣営だが、吾郎がポールにボールの跡がついているのではないかと申告。しかし、仮に、跡がついていたとしても、今ついたものだと言いきれない為、確たる証拠とはなりえないと却下されてしまう。だが、コヨーテスのキャッチャーが主審にボール交換を要求しているのを見た吾郎はボールの方に証拠が残っているのではないかと気付く。すると、ボールにはポールの塗料の跡が付いており、判定は覆ってホームランが認められる。
キーンの一発で追い付いたホーネッツは一気に畳み掛けてサヨナラ勝ちを飾らんと、続くパーカーもヒットを放つ。ここで打席に入ったマードックだったが、甘い球に気負ったか、引っかけてゲッツーを食らう最悪の展開で試合は延長にもつれ込んだ。試合展開上、ロングリリーフになりかねない状況で、吾郎の身を案じるキーンだったが、吾郎はこの場に立っている以上、血行障害の事など考えずに全力で投げ続けるだけだと言い放つ。TV観戦中のファーガソンも3イニング目に突入した事で血行障害発症の可能性を危惧していたが、周囲の心配を余所に吾郎は三者三振の快投を演じる。更に、続く11回にはシルヴァをねじ伏せるなど、またも三者三振に斬って取り、これで9連続三振。メジャー記録の10連続三振にリーチをかけるのだった。
相変わらず、無駄に捻くれた展開と言うか、キーンの一打で追い付くと言うミエミエの結果に辿り着くまでここまで焦らすとは…。どうせキーンが同点弾だろ…と思いながら読んでいて、結局、そうなってる訳だから、この焦らしっぷりは、結果で意表をつけないから、無駄に遠回りしてみました…てな感じでいまひとつポジティブには受け取れなかった。しかも、キーンで追い付いてしまえば、あとは、どうせ後続が倒れて延長に突入だろ…としか思えない訳で、もしかしたら、マードックが決めてくれるかも…と言う期待を全く抱けなくなってしまったのも残念だ。さて、既定路線で延長のマウンドに上がった吾郎にとって、最早、完全にヤムチャ化しているシルヴァなど敵ではない様子。今や、全くライバル視すらして貰えない存在と化しているシルヴァが実に可哀想。10連続三振へリーチなどと、余計な付加価値がついてしまった事でいよいよ血行障害発症フラグがついてしまった感があるが、果たして、新記録達成の瞬間辺りに発症するのだろうか。打ち取られたばかりのシルヴァはこの新記録達成の瞬間にも立ち会えないなど、実に無体な扱いだなぁ。
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