May 27, 2009 23:17
田中、2失点の粘投で開幕7連勝! 中日、またも拙攻地獄で連勝ストップ!
◆G3−5H◆
不本意な投球が続いているグライシンガーだが、この日は2回まで無失点。3回も簡単に二死を取ったが、ここから本多に二塁打,川崎に三塁打を浴びて、先制点を献上。続く4回には長谷川のタイムリー,田上の犠飛で2点を失うと、5回にも二死一、二塁のピンチで小久保にタイムリーを許して、あえなくKO。代わった久保も四球で満塁とした挙げ句、暴投で5点目を許す体たらく。その裏、巨人は二死満塁と初のチャンスを掴むが、代打・大道がセカンドへの凡フライに倒れて、三者残塁。ソフトバンク先発・ホールトンは6回まで無失点の好投を見せると、7回から登板の攝津アッパーは三者三振の快投。3番手・ファルケンボーグが2失点、守護神・馬原も亀井に被弾し、2点差まで詰め寄られたが、最後は一発で同点のピンチに首位打者・坂本を三振でねじ伏せ、逃げ切りに成功。ソフトバンクはこれで交流戦無傷の6連勝。
◆D2−3E◆
楽天は2回、一死から中村紀,中島,嶋の3連打で満塁とすると、塩川がライトへ犠飛を打ち上げ、中村紀が先制のホームイン。4回にはヒットの中島が李のエラーで二進すると、嶋の犠打,塩川のセカンドゴロで本塁を陥れ、2点目。開幕6連勝中の田中相手に今日も今日とて好投の投手を見殺しにする気満々の中日は無死一、二塁のチャンスを掴みながら、ブランコが最悪のゲッツー。またもチャンスを逃すかと思われたが、ベンちゃんが歩いた後、李が汚名返上のタイムリーを放ち、1点差。7回にはヒットの藤井を二塁に置いて、井端がタイムリーを浴びせて、ようやく同点。しかし、それも束の間、直後の8回、楽天は中村紀のタイムリーで再び勝ち越し。その裏、連打と四球で無死満塁と一打逆転のチャンスを掴んだ中日だが、ここで代わった有銘の前に李,藤井と連続三振。代打の切り札・立浪もピッチャーゴロに終わり、3人の走者は釘付け。9回も先頭の代打・平田が四球を選んで上位打線に繋いだものの、井端,荒木,森野があえなく凡退し、万事休す。1併殺10残塁の拙攻が大きく響いた格好だが、この非効率極まりない攻撃を好転させる為にも一刻も早い名手・川相の現役復帰を待望する声はますまます強まるばかりだ。中日の拙攻にも助けられた田中は7回2失点で無傷の7連勝。
◆C8−3M◆
初回にサブローのタイムリー等で2点を先制された広島だが、4回一死二塁から赤松がチーム初安打となるタイムリー三塁打を浴びせると、二死後、嶋が同点タイムリー。更に、マクレーンのヒットの後、喜田のタイムリーで2点を勝ち越し。続く5回にはまたも赤松が5号ソロを叩き込み、1点を追加。8回にはマクレーンの2点タイムリー等でダメ押しの3点を追加。2回以降立ち直った前田健は7回まで僅か1安打しか許さずに、4月11日以来の白星で自身の連敗を5でストップさせた。
◆S5−4Bs◆
塁上を賑わせながら、山本の粘りの投球の前にあと一本が出ずにいたヤクルトだが、4回、一死満塁のチャンスを迎えると、投手の由規が自らを助ける犠飛を放ち、先制。続く5回には一死一、二塁からデントナが8号3ランを叩き込むと、更に、3者連続出塁で満塁とチャンスを広げたが、先制犠飛の由規が今度は最悪のゲッツーを食らい、追加点ならず。これで落胆したのか、由規は直後の6回、連打でピンチを作った挙げ句、ラロッカに8号3ランを被弾。一死後、山崎浩を歩かせた所で無念の降板となった。2番手には木田画伯が上がったが、二死後、代打・日高にタイムリー二塁打を浴びて、試合は振り出しに。追い付かれたヤクルトはその裏、川島慶のヒット,青木の四球で一、二塁とすると、ガイエルの勝ち越しタイムリーで再びリード。7回からは松岡−五十嵐−林と繋ぐ必勝リレーで1点差を守りきり、連敗は3でストップ。3番手の松岡が3勝目をマークした。
◆T4−1L◆
西武先発・石井一は4回まで4四球の荒れ球で阪神打線に的を絞らせず、ノーヒットの快投。しかし、肝心の味方打線も下柳の前に4回までゼロ行進。業を煮やした石井一は5回、二死二塁のチャンスに自らタイムリーを放って、先制点を掴み取る。0−1で迎えた7回、阪神は二死三塁から代打・悠久の若虎・桧山のタイムリーでついに同点。更に、シャア少佐の犠打をエラーし、自らピンチを広げてしまった石井一はここでKO。押せ押せムードの阪神はここから関本が勝ち越しタイムリーを浴びせると、鳥谷のヒットで満塁となった所でキュラソ星人が押し出し死球。更に、新井も犠飛を打ち上げ、この回、一挙4点。アッチソンを挟んで、9回からは守護神・藤川が登場。3点差と楽な場面ながらも、この日もいきなり代打・大崎を歩かせると、G.G.佐藤には痛打されて、無死一、二塁の大ピンチ。しかし、これで目が覚めたのか、藤川はここから銀仁朗,代打・ボカチカ,代打・江藤と三者連続三振に斬って取り、辛くも逃げ切った。
◆YB5−4F◆
日本ハム先発・スウィーニーに対して、横浜は2回、村田の二塁打,吉村の四球で一、二塁とすると、ジョンソンがライトスタンドへ先制の9号3ラン。一方、横浜先発・ウォーランドの前に3回までノーヒットに抑え込まれていた日本ハムは4回、二死一、二塁から金子誠の2点タイムリー三塁打で1点差。5回に内川のタイムリーで突き放されるも、直後の6回、またも金子誠がタイムリー二塁打を放つと、なおも一死満塁とチャンスを広げた所であの男が犠飛を打ち上げ、同点。4−4で迎えた8回、横浜は一死から主砲・村田がライトスタンドへ7号ソロを放り込み、均衡を破る勝ち越し点をゲット。日本ハムは9回、1番からの好打順だったが、抑えの山口の前に三者凡退に終わり、3連敗となった。
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