May 24, 2009 22:30
粘りの投球で6回1失点! 平野、602日ぶり白星!
◆G6−8Bs◆
4月9日以来の登板となる平野に対して、巨人は1,2,3回と立て続けに得点圏に走者を送りながら、悉く逸してしまう拙攻を展開。一方、ここ5試合白星から遠ざかっている東野は制球に苦しみながらも、3回まで無失点と粘っていたが、4回、一死満塁のピンチを迎えると、山崎浩に走者一掃の先制タイムリー二塁打を浴びて、3点を失い、この回限りでKO。5回から登板の2番手・久保はいきなり連続三振の好スタートを見せるも、ここから大村,ラロッカ,下山のクリーンアップに3連続二塁打を浴びて、2点を献上。5点を追う巨人は6回、阿部のタイムリー二塁打でようやく1点。7回に2点を失い、リードを広げられるも、その裏、ガッツが11号2ラン,8回には李が11号バックスクリーン弾を叩き込み、3点差。9回にプロ初登板となった木村正が山崎浩のタイムリーで1点を失い、その裏、偽バファローズはセーブのつかない場面ながらも守護神・加藤を投入。これに対して、巨人は連打と四球で無死満塁と一発で同点の大チャンス。ここで寿司職人ラミレスがセンター前へ2点タイムリーを放ち、2点差とするも、前の打席で一発を放っている李が空振り三振。亀井,松本も打ち取られ、あと一歩及ばなかった。平野は6回1失点の好投で1年8ヶ月ぶりの白星を手にした。
◆S4−8H◆
初回に満塁のチャンスを逃したソフトバンクだが、3回、相川のタイムリーエラーで労せずして、先制すると、更に、オーティズが6号2ラン。5回には小久保が5号2ランを叩き込んで、ヤクルト先発・川島亮はこの回限りでKO。続く6回には2番手・李からオーティズがタイムリー二塁打を浴びせて、2点を追加。ヤクルトはその裏、飯原の2点タイムリーでようやく反撃。8回には宮本のタイムリー二塁打,ガイエルの犠飛で2点を追加し、3点差まで詰め寄るが、土壇場9回、ソフトバンクは長谷川の2号ソロで貴重な1点を追加。ヤクルトはその裏、来日以来16試合自責点0のファルケンボーグから田中のタイムリー二塁打で1点を返したものの、反撃はそこまで。交流戦無敗を誇る大隣は8回途中まで4失点で2勝目を飾った。
◆D1−0F◆
連日、好投の投手を見殺しにする事にご執心の中日。名手・川相の現役復帰待望論は強まる一方だと言うのに、空気を読めない落合監督は川井を起用する事でお茶を濁そうとするぬるま湯采配。所詮、カワイであって川相ではない川井ではチームの悪い空気を一掃する事は出来ず、この日も中日は初回から一死一、二塁のチャンスをゲッツーで潰す拙攻を展開するなど、3回まで無得点。しかし、4回、ブランコが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに12号ソロを叩き込み、先制点をゲット。6回には二死一、三塁と追加点のチャンスを作るが、ベンちゃんがショートゴロに倒れて、二者残塁と川相不在が故の詰めの甘さを露呈。日本ハムは7回、二死走者なしから代打に起用されたトンガがプロ2本目のヒットを放つと、続いて代打に起用されたあの男もヒットで繋いだが、金子誠がサードゴロに倒れて、二者残塁。ロクな援護を貰えない中、川井は粘りの投球で7回を無失点で切り抜けると、8回からは移籍初登板の河原が二死二塁のピンチを迎えながらも、何とか凌ぎ、最後は守護神・岩瀬が締めて、最少リードを守りきる完封リレーを達成。投手陣の踏ん張りで辛くも逃げ切ったものの、ソロアーチ一発でしか点の取れない一発依存症,タイムリー欠乏症ぶりは深刻を極めており、名手・川相の現役復帰を待望する声はより一層強まる事となった。
◆C7−5L◆
西武は初回、いきなりの3連打で先制すると、続く中村がレフトスタンド2階席へ飛び込む17号3ランと、打者4人であっと言う間の4得点。しかし、先発・オツがこのリードを守れない。その裏、赤松のタイムリー二塁打,嶋の犠飛,石原のタイムリーであっさり同点とされると、2回には栗原に勝ち越し5号2ランを浴び、あえなくKO。広島は4回にも赤松がタイムリーを放ち、7点目。西武は直後の5回、中島の6号ソロで応戦するも、6回から林−シュルツ−横山と繋ぐ広島の継投の前に追加点を奪えない。最後は守護神・永川が3人でピシャリと締めて、球団新の通算139セーブ目をマーク。先発のルーキー・小松は5回5失点ながら打線の援護に恵まれ、プロ初白星を飾った。
◆T−M◆
福原,小林宏の投げ合いで3回まで両軍無得点。4回裏、小林宏が先頭の鳥谷を三振に斬って取った所で雨が強くなり、試合中断。結局、その儘、降雨ノーゲームとなった。
◆YB2−5E◆
初回に内川の9号ソロで先制を許した楽天は4回、一死満塁からショートがレフトへ同点犠飛。更に、続く嶋がタイムリーを放って、勝ち越しに成功。これで主導権を握った楽天は続く5回には鉄平がタイムリー。6回には嶋,長谷部の連打で小林をKOすると、代わった石井から小坂,草野が連続タイムリーを放ち、5点目を追加。先発・長谷部はその裏、吉村の犠飛で2点目を許し、降板となったが、7回から登板の青山が残り3回をパーフェクトに抑える好リリーフで今季初セーブ。
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