June 09, 2009 23:53
天然か計算か!? 岩鬼、トリックプレー(?)連発で先制点ゲット! / 今週の「ドカパロSS 超絶無間地獄変」
MLB使用球はからっきしだが、NPB使用球ならお手の物な岸の前に4回までパーフェクトと抑え込まれている東京は5回、4番に入った岩鬼が先頭打者として登場。パーフェクトまであと15人とか思っているだろうと野次を飛ばされ、微かにパーフェクトへの色気を出していた岸は動揺したのか、初球、いきなり岩鬼の左足首へ死球を食らわせてしまう。これを見たナベQは岩鬼が普段していないチップカバーを装着して打席に入っていた事を理由に、わざと当たりに行ったと猛抗議。しかし、主審は踏み込んで打ちに行った為によけられなかったとナベQをつっぱねるのだった。続いて打席に入った土井垣は好調・岸からの連打は困難と判断したか、最初からバントの構えを見せるが、三塁前へ小フライを上げてしまう。このヘッポコバントに、中村はショートバウンドで捕球し、ゲッツーを狙うが、岩鬼はハナからワンバウンドで捕ると予測していたのか、単に打球を見ていなかっただけなのか、躊躇せずに二塁へ向かっていた。まさかの展開に一瞬、硬直してしまった中村は一塁への送球も遅れて、オールセーフを許してしまう。続く義経が送って、一死二、三塁となった所で土井垣は星王にセーフティスクイズを指示。しかし、星王はこれをあえなく空振り。セーフティスクイズの為、岩鬼は飛び出していなかったが、二塁走者の土井垣が飛び出して、牽制で刺されてしまう大チョンボ。すると、この隙に岩鬼がスタートを切り、うまくタッチをかわすスライディングで先制のホームを陥れる。星王の空振りや、土井垣の飛び出しも全てこの為に張った伏線なのか、相次ぐミスをカバーした岩鬼の好判断なのか、計りかねるナベQは混乱する一方だった。
相変わらず、いい加減な話だ。岩鬼が来るかどうかも分からない足下へのボールが来ると言う僅かな期待に賭けて、普段していないチップカバーを装着してまで死球を稼ぎに行く辺りからして、違和感たっぷりである。これはもう無理矢理にでも死球を掠め取る機会を窺うしか岩隈に抗う術はないと言う極めて消極的な姿勢であり、岩鬼の様な性格の人間がたかだか5回表で仕掛ける様な戦法ではない。しかも、足下のボール=悪球な訳であり、何でわざわざ岩鬼が悪球を見逃してまで、死球を掠め取る必要があると言うのか? インケツパワーが炸裂しまくる土井垣のヘッポコバントは勿論、故意な筈はなく、岩鬼が打球を見ずに進塁するのも計算ではなく単なる天然の可能性が大であり、これはラッキー以外の何物でもない。星王の空振り&土井垣のオーパーラン&岩鬼の本塁突入が作戦だったとしたら、ノムさんなら「バッカじゃなかろか、ルンバ」とでも言いそうな超ギャンブルプレーである。まぁ、行き当たりばったり采配の土井垣ならやってもおかしくないが…。仮に、作戦だとしても、土井垣は二、三塁間に挟まれればいいものの、単純にバックして、刺されるインケツぶり。下手すれば、一瞬にして二死走者なしに変わってしまう大チョンボになりかねなかった。それにしても、一死二、三塁でこんなプレーをやらされるなんて星王への打者としての信頼感は壊滅的に低いんだろうな。トリックプレーでなく、普通にセーフティスクイズだったとしても、強攻策に対する期待度はゼロに近い訳で…。そんなにアテにならないなら、フォアマンを使えよ、フォアマンを! あるいは、ケガしてても山田の方が遙かにマシなんじゃないのか?
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