May 02, 2009 23:32
藤川、坂本に痛恨被弾! 阪神、対巨人2年越しの10連敗!
◆T5−6G◆
阪神は初回に鳥谷の犠飛で先制すると、3回にはキュラソ星人のタイムリーで2点目を追加。3回まで無難に抑えていた能見だが、4回、一死から寿司職人ラミレス,亀井と連打を浴びて、1点を返されると、二死後、阿部を打ち取りながら、関本のエラーで足を引っ張られた末、坂本に2号3ランをぶち込まれる最悪の展開でこの回4失点。続く5回には松田記者に今季初アーチを叩き込まれて、5点目を献上。しかし、粘る阪神は7回、代打・藤本のタイムリーで1点をかえすと、更に、関本の犠飛で1点差と詰め寄り、グライシンガーをKO。更に、2番手・山口から鳥谷も犠飛を打ち上げ、ついに同点。5−5で迎えた土壇場9回、阪神は早くも守護神・藤川を投入するが、代わりばな坂本にこの日2本目のアーチを被弾し、勝ち越し点を献上。その裏、阪神は二死走者なしから関本が三塁打を放ち、一打同点の場面を作ったものの、最後は鳥谷がショートゴロに倒れて、万事休す。これで阪神は対巨人2年越しの10連敗。4月に5試合しか出番がなく、僅か2セーブしかあげられないなど、あまりにも暇している藤川を同点で使ってみたら大失敗と何とも嫌な展開だ。坂本の活躍で勝ちを拾った巨人だが、アルフォンゾの二軍降格でしばらくはスタメンかと思われた李だが、今度は小田嶋と併用される事になってしまうとは何とも憐れな限り。鈴木も干されて、1番に起用された松田記者が一発を放つなど、テコ入れは若干、成功しているものの、とても首位を独走しているチームとは思えない何ともバタバタとした選手起用が続いている印象だ。
◆YB6−1D◆
ゴーグルで照明を反射させて打者の目を眩ませる姑息で卑劣な投手に貶められると言う水島の呪いに苛まれ続けている先発・山井が立ち上がりから苦しい投球。初回に内川に先制被弾すると、2回には細山田にタイムリー二塁打を浴び、2点目を献上。4回には吉村,内藤に連続タイムリーを浴びた上、暴投も犯して、一気に3点を失い、失意のKO。ハマのチンピラの前に4回までノーヒットに抑え込まれていた中日は5回、藤井が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに5号ソロを叩き込んだが、後が続かない。6回には二死からブランコのヒット,ベンちゃんの四球で一、二塁とするが野本が三振に倒れて、二者残塁。すると、その裏、荒木のタイムリーエラーで致命的な6点目を与え、試合を決定付けられた。ハマのチンピラは8回1失点で3勝目をマークした。投打に精彩を欠いた中日は4連敗。拙攻拙守を繰り返す体たらくにチームの空気は重くなる一方だ。この絶望的な状況を打開する為にも一刻も早い名手・川相の現役復帰が待たれる所だ。
◆C9−2S◆
初回、広島は先頭の東出が三塁打を浴びせると、続く赤松の犠飛で生還と電光石火の先制点。直後の2回、田中浩の今季初アーチとなる2ランで逆転を許すも、3回、またも赤松がタイムリーを放ち、試合は振り出しに。2−2で迎えた6回、広島は一死一塁から天谷がタイムリー三塁打を放つと、更に、スタメン復帰の栗原がタイムリー,緊急獲得で早速スタメンに起用された出戻り助っ人・マクレーンが2ランを叩き込み、この回、一挙4点を勝ち越し。これで完全に主導権を握った広島は終盤にも着々と加点し、計14安打9得点。謎の顔面麻痺から復帰後、初の先発となったルイスは5回2失点で降板したが、6回から4人のリリーフがヤクルト打線を封じ込め、逃げ切った。ヤクルトの連勝は3でストップ。
◆H4−9M◆
2回に橋本将のタイムリーで先制を許したソフトバンクはその裏、オーティズの一発で追い付くと、4回には柴原のタイムリーで勝ち越し。しかし、直後の5回、ロッテは一死一塁から西岡,井口と連続アーチを叩き込み、一気に2点のリード。その裏、1点を返されるも、8回、5長短打にオーティズのエラーが重なって、一気に5点を奪い、試合を決定付けた。先発の唐川は6回3失点で2勝目をマーク。一方、ソフトバンク先発の新垣はまたも伝家の宝刀・ワイルドピッチを炸裂させるなど、6回4失点と不本意な内容で今季初白星を逃した。
◆E7−3Bs◆
WBCで干されていた後遺症に苛まれ、連続炎上で二軍に落ちた後、復帰初戦はダルビッシュ、2戦目のこの日は岩隈をぶつけられると言う嫌がらせの様な展開で試合前からゲンナリした様子の小松は初回から4連打を浴びるなど、いきなり大量5失点。2回にも中村真,草野と連続タイムリーを浴びる有様で、昨日は中山に12失点で完投させると言う嫌がらせをかました大石監督だったが、流石に、2日も続けて勝負を投げる様な采配は出来なかったのか、この回途中で小松に降板指令を下した。3回以降散発2安打とリリーフ陣が踏ん張りを見せた偽バファローズは岩隈相手に12安打を浴びせながら、3点を奪うのが精一杯。いきなりの7失点は如何ともしがたく、3連敗。一方、勝った楽天は4連勝。決して調子が良くなかった岩隈だが、打線の援護にも恵まれ、3勝目を飾った。
◆F7−6L◆
1−1で迎えた3回、西武は栗山のタイムリー二塁打で勝ち越すと、5回には平尾,G.G.佐藤の連続アーチで2点を追加。しかし、その裏、日本ハムは一死二、三塁から劇団ひちょり,稲葉,小谷野,スレッジ,高橋と怒濤の5連打で5点を奪い、逆転。なおも一、三塁のチャンスだったが、ここでよりにもよって怒濤のチャンスブレイカーであるあの男に回ってしまい、あの男はどん詰まりのセンターフライと相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。続く大野も打ち上げてしまい、追加点ならず。すると、西武は7回にボカチカの8号2ランが飛び出し、同点。その裏、日本ハムは一死一、二塁と勝ち越しのチャンスを作るが、ここでよりにもよってゲッツー量産マシンであるあの男に回ってしまい、あの男は大方の予想通り、ショートゴロゲッツーを食らう最悪の展開。試合はその儘、延長に突入した。迎えた11回、日本ハムは先頭の劇団ひちょりがこの日5本目のヒットで出ると、稲葉が歩いた後、小谷野が送って、一死二、三塁。ここでスレッジがライトへ犠飛を打ち上げ、劇団ひちょりがサヨナラのホームイン。昨日、プロ初セーブをあげたルーキー・野上だが、連投となったこの日は苦いプロ初黒星を喫する事となった。
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