April 05, 2009 22:17
延長10回、本多、サヨナラタイムリー! 杉内、1000奪三振達成!
◆G1−1C◆
東野,篠田の若き両先発が5回まで一歩も譲らぬ好投を展開。巨人は6回に李の犠飛でついに均衡を破ると、8回無死一、二塁の大ピンチで登板した越智が見事に後続を断ち切り、最後はクルーンが締めて完封リレー…と思いきや、全くストライクの入らないクルーンは打者3人で見限られる体たらく。急遽、代わった山口も梵に同点タイムリーを浴びて、東野の白星を粉砕。結局、延長に入ってからは両軍のリリーフ陣が踏ん張って、引き分けに終わった。この日もアルフォンゾはフル欠場。しかも、スタメンで出たのは脇谷ではなく、キムタク。左の篠田相手でも使って貰えないって、一体、アルフォンゾはいつ使うのか? 延長12回で1点しか取れない様な試合展開で代打ですら起用されないって、もう訳が分からない。ジョンソンやらメンチやらのヘッポコ助っ人が出続けているのに対し、開幕早々快打を飛ばしたアルフォンゾのこの使われなさ加減は故障が発生したとしか思えないのだが、全くそんな情報は入って来ない。脇谷とキムタクの併用でいくつもりなら、ハナからアルフォンゾなんか獲らないでくれ! とりあえず、この日は解説の桑田から「ピンチの時はショートの川相さんの所にいかに打たせるかと言う事ばかり考えていた」と言う素晴らしいコメントを頂いたので、大満足ではある。
◆D6−0YB◆
壊滅的な貧打で連敗を喫した事で堪え性のない大矢監督は松本をスタメンから外し、山崎を1番に昇格、内川,吉村,ジョンソンの打順もそれぞれ入れ替えるなど、早くも大幅な打線のテコ入れを敢行するが、結果は先発・ウッチャンを初めとする中日の5投手の前に5安打完封リレーを食らう始末。先発・小林も初回から四球連発で4失点とあっと言う間に試合をぶち壊して、開幕3連敗。夢の100敗まであと97敗と着実に歩みを進めている。松本のスタメン外しには心底落胆させられた。開幕1番スタメンを託したルーキーをたかだか2試合で見限るのか。こんな事をしていては育つものも育たない。それより、ジョンソンを何とかしろと…。いい加減、メカゴジラを使ってやれよと…。中日はまたも先発投手が快投。6回無失点のウッチャンは微妙に荒れ球だったのが、逆に奏功した印象だ。藤井は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに2試合連続アーチ。オープン戦での爆発はやはり本物だったのか?
◆T6−7S◆
序盤から点の取り合いとなった試合は11安打で6点の阪神に対し、ヤクルトが7安打で7点を奪う効率のいい攻撃で競り勝った。福地,青木にもようやくヒットが飛び出したが、ガイエルは開幕戦の一発以外は全くの音無しが続いており、昨年の悪夢再来の予感が…。そんな中、デントナは待望の来日初アーチが飛び出すなど2安打3打点とエンジンがかかってきた。福原が6失点KOと炎上したのが響いた阪神だが、この日もキュラソ星人は2安打と元気一杯。一方、新助っ人・メンチは3タコで開幕3連戦でノーヒットと、スタメン落ちへのカウントダウンが始まりつつある。
◆H2−1Bs◆
岸田,杉内の両先発が走者を出しながらも、6回に浴びたカブレラ,松中のソロアーチのみの1点に抑える好投を展開。均衡が破れぬ儘、延長にもつれ込んだ試合は10回、一死二塁から本多のタイムリー二塁打でソフトバンクがサヨナラ勝ち。8回二死二塁のピンチでついに登場した攝津アッパーは難敵・カブレラを打ち取り、ピンチを逃れると、9回もきっちり締める上々のデビュー。白星こそつかなかったものの、杉内は史上122人目の1000奪三振を達成した。偽バファローズは上位打線は当たっていたが、5番以下は日高の内野安打1本と沈黙したのが響いた格好だ。
◆F6−9E◆
球団初の開幕3連勝を狙う楽天は初回から中村紀の一発等で3回まで4点のリード。来日初先発の新助っ人・ラズナーは3回まで1安打無失点と好投を見せ、開幕3連勝は濃厚か…と思われた矢先、4回にスレッジに被弾してから6連打を浴びて、6失点KOとなり、形勢逆転。粘る楽天は9回に中村紀のタイムリーで追い付くと、延長11回にも中村紀がタイムリーを放つなど、3点を勝ち越し。クリーンアップトリオが10安打6打点と爆発する活躍で楽天は悲願の開幕3連勝。日本ハムは16安打を浴びせながら、3併殺13残塁の拙攻で4回のビッグイニング以外は全く打線が繋がらなかった。あの男は7回一死一、二塁,11回二死一、二塁のチャンスで悉く凡退と、移籍先でもチャンスブレイカーぶりを遺憾なく発揮している。
◆M6−5L◆
オープン戦で好投を続け、巨人時代とは違うと大きな期待を寄せられていた出戻り助っ人・ワズディンだが、初回から里崎のタイムリー,大松の一発で大量4失点。3回に中村の2ラン等で一気に追い付いて貰ったのも束の間、その裏、今江の犠飛で再び勝ち越しを許して、あえなくKO。西武はG.G.佐藤のタイムリーで再び追い付き、同点の儘、土壇場9回へ。ヒットと出たフクーラの代走・早坂が盗塁と暴投で三塁へ進むや、西武は連続敬遠で満塁策を選択するが、一死後、大松に犠飛を許して、サヨナラ負け。殊勲打を打ったから言う訳ではないが、やはり、大松はきっちり使うべきだろう。バレンタインの気紛れでベンチに追いやられるなど、ロッテにとって損失でしかない。ワズディンは結構、期待しているのだが、いきなりの炎上にはガックリ。次回は巻き返して貰いたい。
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