March 30, 2009 22:55
捕手・山田、開幕絶望! 代替要員に名乗りを挙げた男とは…!? / 今週の「ドカパロSS 超絶無間地獄変」
里中の策略により、やって来た名医・吉松に診察して貰った山田はキャンプインまでの投球禁止令を言い渡される。かくして迎えた春季キャンプで、投球解禁となった山田は里中とのキャッチボールを開始。短い距離ではさほど痛みを感じさせない様子の山田だったが、徐々に距離を広げていくと、右肩に痛みが走り、投球禁止令の効果はなかった事が発覚する。山田が投げられない事に動揺を隠せないナインは代替要員に対して、話し合いを開始。山田の存在が大き過ぎて、捕手が全く育っていない状況から、最早、微笑がマスクを被るしかないのではないか…と、話が進んでいる所、サルが高2まで捕手をやっていたからと、突然、ポスト山田に立候補。そんな中、投げるのは無理でも、打つ方には支障がない筈だと言う吉松の診断により、フリーバッティングを試みる山田。吉松の言葉通り、山田はケガなど微塵も感じさせない快打を連発し、DHなら使えると言う目処が立った。すると、土井垣は自分が捕手を務める事を宣言。捕手兼監督と言う過酷な条件に、不安を隠せないナインだが…。
吉松の技量は河内山には遠く及ばないらしく、投球禁止なんてありきたりの放置っぷりで、山田のケガは全く好転しないと言うよもやの展開。これにより、東京の控え野手層の壊滅的な薄さがまざまざと露見する事となった(今更、驚く事でもないが)。ポスト山田に真っ先に微笑の名前が挙がる様ではどうしようもない。第2捕手候補に一人として専業捕手がいないなんて、プロ野球チームとしては終わっていると思う。創立1年目ならまだしも、未だにそんな状態だなんて、あまりにも危機管理対策をしなさ過ぎである。控えがいないのは捕手に限った事ではなく、内野も外野も壊滅的に控えがいない。チョロ,桜木,フォアマンの3人だけである。前に紅白戦で出ていた連中は一体どうなってしまったのか? 二軍の若手が頑張っても、どうせオフに即戦力が入って来て、一軍枠が埋まるので頑張るだけ無駄…状態が長らく続いていた巨人以上にタチが悪い。何せ、東京と言うチームは殆どのレギュラー野手が全試合フルイニング出場と言う化け物ばかりなので、一軍に上がっても代走ですらお呼びがかからずに一向に実戦経験を積む事が出来ず、むしろ二軍にいた方がマシなくらい。こうして毎年、確実にレギュラーの平均年齢が1年プラスされていくのである。さて、結局、自ら買って出る事となった土井垣だが、兼任監督と言う負荷があるとは言え、微笑がやるのと、意外性のなさで言えば大差ない訳で、むしろ、あまりにも突拍子もないサルの捕手の方が見たかった。突然、こいつは何を言い出すんだ!?とか思っていたら、とんだスカシネタであったの事よ。
ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング
- ブログネタ:
- 週刊少年チャンピオン に参加中!