March 01, 2009 23:12
延長10回、日本代表、タナボタのサヨナラ勝ち!
◆日本2−1巨人◆
本番までの最終調整となる巨人戦。外野にすら、ろくすっぽ打球が飛ばない相変わらずのスロースターターぶりに業を煮やしたのか、若大将・原監督は鈴木一朗を3番から1番へスイッチする新オーダーを展開。前回の登板では5連続三振を奪うなど、快投を演じた先発・杉内は失点こそアルフォンゾに先制被弾した1点に留めたが、制球に苦しんで、2回で50球も投げてしまい、課題を残した。アジア予選での対決が予想される金広鉉、柳賢振と言った韓国の左腕を仮想する存在として立ちはだかった巨人先発・春風亭半ケツに対して、3回を2安打無得点と抑え込まれた日本代表だが、2番手の霊感投手・松坂が前回の汚名を返上するかの様に3回を無失点に抑えると、5回にバーンサイドからJ.マッケンジーが同点タイムリー。なおも二死一、二塁のチャンスだったが、ここまで2タコの鈴木一朗がショートゴロとまたもチャンスを潰してしまう。日本代表は霊感投手・松坂の後、渡辺俊−岩田−涌井−藤川と繰り出された投手陣がいずれも無失点に抑えるが、巨人の継投の前に一向に勝ち越し点を奪えず、延長に突入。10回、死球にエラーに敬遠と、ノーヒットで二死満塁のチャンスを貰った日本代表は加藤のパスボールで文字通りタナボタのサヨナラ勝ちを収めた。巨人監督とWBC監督としての立場の板挟みでこの試合、どう解釈しても複雑であろう若大将の胸中だが、こんな喜べない形のサヨナラ勝ちでは、どちらの立場においても頭が痛い所か…。日本代表はまずまずの調整ぶりを見せた投手陣とは対照的に、またも沈黙した打線は大いに課題を残した。鈴木一朗は打順を変えた効果も全くなく、5タコ。下手にテコ入れしただけに余計に不安を増大させた気もする。松本のダイビングキャッチに阻まれた最終打席の打球が好転の兆しと見たい所だが、果たして…。視点を巨人に切り替えると、「素行の悪くない巨人直輸入助っ人をとりあえず応援する会」会員としては、今季一押し助っ人となりそうなアルフォンゾがいきなり先制アーチを叩き込み、霊感投手・松坂からもヒットを放ったと言うのはかなり嬉しい。「黒バラ」では「井」が違うと執拗にイチャモンをつけるくせに、中井の事を同じ名字などと都合よく解釈する中居正広が調子ぶっこいて鬱陶しいので、中井がさっぱりだったのはこの日に限っては喜ぶべきか。テレ朝は何でこう中居を使いたがるのかね。
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