February 28, 2009 21:56
オープン戦開幕!
いよいよ今季のオープン戦が開幕。仕事の方が最繁忙期な事もあって、毎日、きっちりレビューする気はないのだが、気になるネタがある時はチラホラと取り上げていきたいとは思う。やはり、この時期に気になるのは、ルーキーと新助っ人の仕上がり具合だろうか。
◆D3−6S◆
昨年、名手・川相を現役復帰させなかった事であわやBクラス転落の危機に陥り、今年はT.ウッズ,中村紀,人斬り抜刀斎と次々に主力に逃げられて、昨年以上の危機に瀕しているにも拘わらず、今年も川相を復帰させる気配はなく、横浜と最下位争いを繰り広げやしまいかと心配されている中日。そんな状況でオープン戦の開幕投手を任されたのが、「進」から「雄太」へと改名した川井。どうせ改名するなら、「川井」から「川相」に変更すれば、所詮、カワイであって川相ではない川井…とか言われずに済むものを…。果たして、改名効果か否か、5回を1失点の好投を演じた川井だが、川相不在の打線は相変わらず、繋がりが悪く、10安打を放ちながら、2併殺8残塁の拙攻で、結局、川井は憐れ敗戦投手に…。ドラ1ルーキー・野本はトップバッターとしてスタメン起用されたが、3タコと快音は聞かれず。ポストT.ウッズと期待される新助っ人・ブランコは2打数1安打と無難なスタートとなった。また3番手として高島が高卒ルーキーながら早くも起用されたが、1回を4安打3失点と炎上し、プロの洗礼を受ける羽目に…。ヤクルトは5月以降の大失速を全て肘痛の所為として残留させて貰った幸運を味方に復活を期すガイエルが2打数2安打の活躍。FA移籍の相川も二塁打1本に、守っては7回まで1失点とリード面でも存在感をアピール。落合監督から不遇な扱いを受けて追い出された森岡も目にもの見せたい所だったが、2タコに終わり、落合監督の鼻をあかす事は出来なかった。
◆C0−3H◆
王さんのラストイヤーをよりにもよって最下位で終えてしまい、失意のどん底に叩き落とされたソフトバンクと、3位にも5割にも達しなかったのにブラウン監督の残留が決まってしまい、失意のどん底に叩き落とされた広島の対決。井口獲得にも全く動かず、捕手難に苦しんでいるのに相川やジュビロ野口獲得にも動かず、微妙〜な補強っぷりが気になるソフトバンクだが、ドラ1ルーキー・巽が先発として4回無失点の好投を見せると、2番手のドラ6ルーキー・金も2回を無失点,2年目の窪も2回をパーフェクトと、若き戦力が大きな期待を抱かせた。既存戦力のみで攻勢された打線の方はパッとせず、城所が一発含む2安打と気を吐いたくらい。新助っ人・アギーラの実力が早い所、見たいものだ。一方、ブラウン監督が続投となったにも拘わらず、何故か残留してしまった求道者・前田が引退の危機に晒され、新球場が出来ると言うのに一向に盛り上がりに欠ける広島はソフトバンクの継投の前に5安打と沈黙し、あえなく完封負け。その5安打のうちの1本を放ったのが、スタメン起用されたルーキー・岩本。ブラウン監督は求道者・前田に引導を渡す事に躍起になっているだけに、激しい外野争いに食い込む事が出来るか!?
とか書いていたら、こんな記事を発見。
前田智 4・3巨人戦で開幕スタメンも
本当かよ!? 無論、本当ならこれ以上望ましい事はないのだが、昨年の暗黒采配を見る限り、単に、ブラウン監督のリップサービスな気がしてならないぞ。
◆T3−5Bs◆
偽バファローズに移籍したボーグルソンがいきなり古巣相手に先発登板。手のうちを知られているからか、単に仕上がっていないのか、3回を5安打3四球2失点と締まらない内容。本人は先発希望らしいが、大石監督は昨年から先発陣に厚みが増してきている状況で中継ぎで使いたいらしく、早くも中継ぎ降格の危機か!? 後を継いだ新助っ人・レスターは1回を3人でピシャリ。9回からはルーキー・西川が登板したが、代わりばな二塁打を浴びるなど、1失点のデビューとなった。打ってはルーキー・高島が2番セカンドでスタメン。第2打席でセンター前に弾き返し、とりあえず一安心の初戦となった。一方、阪神の新助っ人・メンチは先制犠飛の後、内野安打1本とまずまずの内容。ルーキー・上本は代走からの守備に入ると、9回に回ってきた西川とのルーキー対決ではライトファールフライに打ち取られた。投手陣は昨年、終盤に台頭してきた2年目・石川が3回無失点に抑えるなど、リリーフ陣も万全だったが、唯一、リーソップだけが、2回5安打5失点の大炎上だった。
◆E1−9M◆
金食い虫・バレンタインの今季限りの解雇が早くも決まっており、モチベーションに支障があると囁かれるロッテだが、10安打で9点と効率のいい攻撃で楽天を圧倒。亡命先から帰ってきた井口は2安打3打点の大活躍だ。注目の新助っ人・バーナムJr.画伯は5回から代打で登場すると、いきなり右へ二塁打。更に、第2打席でも左へ二塁打と広角に長打を連発する好スタート。もう一人の新助っ人・ランビンはスタメン起用されるも、2打席で外野にも飛ばせずに途中交代と明暗を分けた。投げては先発・小林が3回をパーフェクトの快投。成瀬タイプと評価が高まっているルーキー・坪井も二人の走者を出しながら、1回を無失点で切り抜けた。一方、楽天は新助っ人・ラズナーが2回2失点と不本意な内容。新ストッパーとして期待されるチルチルは1回を無安打無失点と結果を出した。また、「チルダースがチルチルだから、お前、ミチルな」などと、「ブルックスがジェリーだから、お前(ウィルソン)、トムな」的に「ミチル」呼ばわりされる事が決定してしまったグウィンはミチル呼ばわりされたショックから立ち直れていないのか、ボークに暴投と大荒れで、1回2失点の乱調だった。
◆YB6−4F◆
何故か大矢監督が続投となり、今度こそ100敗を目指しているのかと騒がれたが、ハマのチンピラの残留で流石に100敗は微妙となってきた横浜。そのハマのチンピラと並んでローテの柱として期待される中古助っ人・グリンが先発となったが、2回を3安打1失点と微妙な内容。しかし、続いてマウンドに上がった新助っ人・マストニーが2回無失点の好投を展開。打ってはドラ1ルーキー・松本が先制の口火を切るライト前ヒットを皮切りに4打数3安打の大爆発。ポスト石井タクローの期待を背負うドラ3ルーキー・山崎もスタメン起用されたが、こちらは2三振含む3タコと結果を出せず。また、相川が抜けた事により、スタメン捕手争いに食い込みたいドラ4ルーキー・細山田は途中出場で1打数0安打に終わった。日本ハムは先発・武田勝が2回10安打6失点とメッタ打ちを食らった以降は、ルーキー・榊原が2回をパーフェクトに抑えたの初め、坂元,菊地も無失点の好投。野手陣は陽がソロアーチにタイムリー二塁打と活躍。新助っ人・ヒメネス,ルーキー大野はそれぞれ2タコに終わった。また、水島の呪いにより、ルーキーイヤーを丸一年棒に振る事となったトンガはスタメン出場でいきなり第1打席でタイムリー。今年は違うか…と思ったのも束の間、そこから3打席連続三振を喫し、今年も水島の呪いの威力は消えていないのではないかと言う不安をよぎらせた。
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コメント一覧
今年もTBやコメントでお世話になると思います。よろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
今期も虎一筋でやっていきます。
TB&コメント有難うございます。
今年も宜しくお願い致します。