March 02, 2009 21:23
魔の6回、悪夢の8失点! ホーネッツ、ついに終戦か!? / 今週の「MAJOR」
吾郎の大一番を見ようと、大学の友人を当たってみたが、誰一人ハイビジョン視聴可能な環境を持つ者がおらず、藤井のアパートで観戦する事になった田代。そこには一浪していた藤井が大学に受かるのを待ってから交際を始めたと言う中村も同席していた。試合の方は両軍一歩も譲らぬゼロ行進が続いており、終盤の吾郎の登板を予感する3人。しかし、0−0で迎えた6回、この日2安打と当たっているシルヴァが、吾郎が出てくる前に何とかリードしておきたいとばかりにバックスクリーンへ叩き込み、ついにコヨーテスが均衡を破る先制点をゲット。これで緊張の糸が切れてしまったのか、ホーネッツの先発・ロサリオがピンチを作って降板すると、中継ぎ陣も火だるま。打者一巡で回ってきたシルヴァには2打席連続のバックスクリーン弾を浴びてしまい、この回、悪夢の8失点。ホーネッツの25年ぶりの夢はこれで終わってしまうのか!?
噛ませ犬・シルヴァがよもやの大活躍! この儘、ホーネッツに引導を渡す事になるのか…って、どうせならないんだろ。基本的に野球漫画と言うのは下手に大差がつくと、あまりにも都合よく追い付いてしまう展開が十中八九待っているものであり、逆に危機感が薄れてしまうのだ。まして、終盤の6回に8点はやり過ぎだろう。ここから追い付くなんて、都合がいいにも程がある。逆に、今季でチームを去る為、何としても優勝したいワッツにも、血行障害を隠してでもこの一戦に懸けようとしている吾郎にも出番がないまま、ホーネッツがなす術なく敗れる様な事になったら、超展開だな。まぁ、その方が吾郎の体にとってはいいんだろうけどさ。さて、大活躍に見えるシルヴァだが、吾郎へのリベンジに拘っていたかつての姿は見る影もなく、この敵地の空気で吾郎が出てくる様な事に展開になったら勝ち目はないからと、吾郎との対決を何としても回避したい一心で放った2ホーマーとは、何とも後ろ向きだ。イップス時は何とか打ち崩したが、血行障害の症状が出ている時の吾郎すら打ち砕けないのだから、そりゃ逃げたくもなるわな。是が非でも勝たなくてはならないチームにおける4番打者の自分の殺し方としては間違っていないのかもしれないが、噛ませ犬ポジションが嫌だからって、噛まれる状況そのものを避けようなんて、最早、ライバルキャラとしては成立しえない存在になっちまった感じだよ。
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コメント一覧
もしも吾郎のいるホーネッツが負けても
吾郎のいるアメリカンリーグで3地区で
2位になったチームの中で最も勝率の高ければ
ワイルドカードで出れますよ。
はじめまして、コメント有難うございます。
ワイルドカードの可能性は完全に頭から抜けてました。
しかし、ここまでの話の描き方を見るに
ワイルドカードで出られるならば、吾郎がああも無理して
投げようとする事に関して、違和感を覚えます。
無論、「ディビジョンシリーズ出場=優勝」ではないので
あくまで優勝そのものに拘っていると言われたら
それまでなんですが…。この試合に負けた後
現場の人間すらワイルドカードの可能性を失念していた
…なんて描写がある様では、あまり現実的ではないですよね。