January 14, 2009 06:38
ストーカー女、狂気のイカレ秘打! 微笑、痛恨の大エラー! / 今週の「ドカパロSS 超絶無間地獄変」
山田敬遠に対する報復紛いの武蔵敬遠策に、スタンドは大ブーイング。無駄に熱いスタンドとは対照的に小次郎は落ちる球が弱い武蔵にはでかせぎ君のフォークと対戦しなくて済むのは、むしろ助かるとほくそ笑んでいた。しかし、でかせぎ君の3球目はウエストし損ねて、ストライクゾーンへ。立ち上がっていた山田は慌てる様に飛びついて捕球。武蔵も見送って事なきを得たが、これで妙な雰囲気を感じ取った知三郎は4球目のモーション中に東京バッテリーの策が敬遠ではなく勝負である事を察知。武蔵にその事を知らせるが、時既に遅し。突然投じられたインコースの球に慌てて手を出してしまった武蔵はあえなく凡退してしまう。敬遠と見せかける事で集中力を削ぎ、タイミングを狂わせる事が狙いだったのかと小次郎は愕然とするのだった。しかし、東京が武蔵と勝負しようとも、知三郎は山田を全打席敬遠する方針を崩さない。それでも、スタンドから暴動が起こらなかったのは、大エース・不知火が黙々と投げ続ける姿を見せていたからだった。0−0の儘、迎えた6回裏、ストーカー女がレフト線のライン上にポトリと落とすと、二塁を狙うストーカー女を刺そうと慌てた微笑が打球を弾いてしまう大チョンボで、ストーカー女は一気に三塁へ。続く犬神は意表をつく初球スクイズを決めて、ついに四国が1点を先制。山田が歩かされまくって、如何ともしがたい東京はとにかく山田の前で満塁とするしか手がなくなっていた。かくして迎えた9回、フルカウントから見送り三振と思われたチョロへの球がボールと判定され、ついに東京は二死満塁で山田を迎える理想的な場面を作り上げる。不知火は歩かせれば押し出し同点となるこの場面で敬遠のサインが出ても従う覚悟が出来ていたが、果たして、知三郎の出したサインとは…!?
またやっちまった〜。敬遠と見せかけて、実は勝負…なネタはもう飽き飽きだ。大体、武蔵ごときの分際で、二死一塁などと言う訳の分からない場面で敬遠して貰えると思うのが自惚れ過ぎである。ましてでかせぎ君には分が悪いなんてデータがあるのなら、尚更だろう。だが、武蔵って、落ちる球に弱かったか? 土佐丸高校時代に里中に引導を渡した一発など、とてもそうは思えないが、きっとプロに入ってから殆どのキャラが総じて陥った極度のスケールダウンにより、その辺のスキルも失ってしまったのか…。このバターンは山田が打者の場合は必ず見抜かれて一発と言うオチになるが、これは後続打者における信頼度の差も大きいだろう。山田は自分以外まるで信用していない為、自分で決めるしかないと言う思いが強く、駆け引きにしろコントロールミスにしろ、常にストライクゾーンに来る可能性を考えながら、構えているに違いない。読みが当たれば100%近くスタンドに放り込めるとあれば、これは当然の姿勢だろう。読みが外れても、単なるボール球なので、見送れば済む話だ。なまじ後続打者を信じてしまった武蔵は歩かれる事に対しての諦めの気持ちが生まれていたとしても不思議ではない。まぁ、あの程度で集中力を削がれるなどプロの4番としては失格だが…。1ストライクから慌てふためいて手を出してしまう辺りも、不用意極まりない。その後も執拗に敬遠され続ける山田だが、後ろが微笑やら星王などの雑魚キャラならともかく、今回は殿馬だと言うのに、全くチャンスを広げられないと言うのは納得出来ないにも程がある。やはり、ストーカー女のさげまん効果の影響が大きいのだろうか。家族総ぐるみでストーキングされては気が重くなるのも仕方ない。とにもかくにも一刻も早く離婚を決意し、正岡家とは一切縁を切って貰いたいものだ。さて、そのストーカー女は今回も殿馬ファンを無駄に挑発。偶然でしかないレフト線上に落とした打球で「秘打 G線上のアリア」などと調子ぶっこいてほたえる様には怒りの感情しか湧いて来ない。偶然としか思えない様な事を計算して実行出来る天才的な殿馬の神業を愚弄している。そんなストーカー女を刺すどころか、ヘッポコエラーで足を引っ張ってしまった微笑のチョンボで先制を許してしまったでかせぎ君は非常に可哀想。たった一人敬遠されまくるだけで得点の可能性を完全に断たれると言うプロ球団とは思えない貧弱な攻撃力しか持たない東京打線だが、満塁にして敬遠させない状況を作ろうと言う目標を立てると必ず成功してしまうのが水島イズム。そこまで他の打者をまるで相手にしてなかった不知火がここであっさり満塁を許してしまう不可解さも水島イズム。しかも、必死こいて満塁にした筈なのに、そこまでの経過がほぼ省かれて満塁になっている辺りも拍子抜けだが、かと言って、予定調和的な満塁状況の構築を見せられるのもうんざりか。まぁ、この場面は当然、敬遠だろう。一発で1点取られる事を恐れて敬遠し続けてきた事を考えれば、ここで勝負する事は4失点を意味する。ただで1点をくれてやる事になっても、勝ち越される訳ではない。まして、アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦において、1位チームの引き分けが勝利に匹敵する価値を持つ事を考えれば、四国は引き分けで終わっても何も痛くはないのだから…。万一、ここで勝負してしまう様なら、知三郎には幻滅するしかない。
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