November 24, 2008 21:13

見せつけた父の貫禄! ギブソン、100マイルでJr.に完勝! / 今週の「MAJOR」 2

 ついに実現した初の親子対決。ギブソンの初球は92マイルのストレートでストライク。オリバーに促されて見に行った2Aの試合で97マイルをマークしていただけにJr.は戸惑いを隠せない。続いて変化球を際どい所に決められて、2−0と追い込まれたJr.はギブソンが球威や球速ではなく、変化球と制球に磨きをかけて這い上がってきたと察知。失敗を恐れずに小さくまとまるなと言うギブソンの言葉を受けた事をきっかけに、ボールを当てに行く事を辞め、感覚が研ぎ澄まされたJr.には少々の変化球や制球では抑えられない自負があり、3球目の際どいボール球も平然と見逃す。ギブソンの事を野球選手としては尊敬出来ても、今まで父としては尊敬出来ずにいたものの、今こそ偉大な父に恩返しをすると息巻くJr.だったが、4球目をファールした後の5球目、ギブソンの投じたボールは100マイルのストレート。全く予期していなかった快速球にJr.は手が出ず、見逃し三振を食らってしまう。このピンチを逃れたバイソンズは9回もきっちり締めて、首位奪回に成功。試合後のインタビューで、親子対決と言う事よりも、Jr.が最も怖いバッターに成長した事で力が入ったが、野球の神様が自分の現役復帰に力を貸してくれたのだろうと言うギブソンの言葉に、Jr.は悔しさと同時に完全復活した父の姿に喜びを感じ、次の対決での雪辱に燃えるのだった。

 初の親子対決はギブソンの貫禄勝ち。最初っから、100マイルを見せずにJr.を油断させる老獪さも見せつけた。97マイルを見ておきながら、変化球と制球メインで仕上げてきたと思うJr.もどうかと思うし、ギブソンも4球目までに打たれてたら元も子もない辺り、ちょっとご都合主義的展開だなぁと思ってしまったが、それでも最後の100マイルには痺れるものがあった。ギブソンがあの年齢で自己最速の101マイル越えを狙ってるとか言う話は、吾郎はオリバーから聞かされてるけど、Jr.は聞いてないから、その辺で二人の反応に違いが出たのかも…。次は…とか言ってる辺り、リーグ優勝を争う戦いとしてはまだ対決の機会があるのだろうか。今回は真っ向勝負と言うよりは、駆け引きで終わった感があるから、油断のないJr.と初球から力勝負のギブソンの対決を見せて貰いたいものである。

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