November 04, 2008 23:12
巨人、一発攻勢で連勝! 鈴木尚、走攻守に大活躍!
◆L4−6G◆
1勝1敗のタイで舞台を西武吹き抜けドームに移した第3戦。西武先発・石井一に対して、巨人は初回、先頭の鈴木尚がライト線へ二塁打を浴びせると、キムタクのショートゴロの間に三進。続くガッツの打席で石井一が暴投を犯し、鈴木尚は労せずして先制のホームイン。続く2回には亀井が内野安打,鶴岡が四球と鶴亀コンビで二死一、二塁のチャンスを作ると、伏兵・鈴木尚がレフトポール際へ飛び込む3ランを放ち、一気に4点差。巨人先発・内海の前に2回まで3人ずつで抑えられていた西武は3回、佐藤,細川の連打で無死一、二塁とするも、続くボカチカがサードゴロゲッツー。片岡もライトへ打ち上げて、結局、無得点。5回には一死から平尾がライト線への二塁打を放つが、佐藤,細川と倒れて、得点ならず。直後の6回、巨人は先頭の寿司職人ラミレスがレフトスタンドへ2試合連続となるソロアーチを叩き込み、5点目を追加。ワンサイドゲームになるかと思いきや、その裏、好投の内海が突如、変調を来す。一死から片岡,栗山,中島と3連打を浴びて、1点を失うと、若大将・原監督はあっさり西村健にスイッチ。第2戦ではピンチを救った西村健だったが、ここまで10タコと大ブレーキの中村に3ランを叩き込まれて、一気に1点差と迫られる。何とか突き放したい巨人は8回、西武2番手・小野寺から先頭のガッツがライトスタンドへソロアーチをぶち込んで、点差は2点と拡大。4−6の儘、迎えた土壇場9回、巨人のマウンドには今シリーズ初登板となる守護神・クルーンが登場。アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦での不振と、登板間隔が空いた事で心配されたクルーンだったが、この日はストライクが先行。結局、3人でピシャリと締めて、巨人が2勝1敗とリードを奪った。
楽勝ムードから一転、あわや逆転負けと言う展開ながらも、連勝で一歩リードした巨人。しかし、7回表の鈴木尚の内野安打と言い、9回裏の佐藤のキャッチャーゴロと言い、どちらとも取れるどころか、明らかに巨人寄りの誤審連発は折角の好ゲームに水を差す格好となってしまった。アンチ巨人はまたジャンパイアとか騒いでる事だろうな…。今日のヒーローは何と言っても鈴木尚。いきなり先頭打者として掻き回し、僅か3球でベース一周してきたのは言わずもがな、まさかの一発が飛び出していなければ、終盤、大変な事になっていただろう。守っても俊足を生かした守備範囲の広さはシリーズ通して絶大な安心感を与えている。レギュラーシーズンでも長らく不敗神話を構築した寿司職人ラミレス,ガッツのアベックアーチも飛び出し、8安打ながら、効果的に一発攻勢で効率良く6点を獲得。死球の影響が心配されたガッツはそこまでの3打席は元気がなかったが、最終打席で不安を一掃した。それにしても、序盤は素晴らしかった内海の降板がいささか早過ぎた。第2戦の西村健の好投がチラついたのかもしれないが、内海に全く合っていなかった中村にわざわざ覚醒のきっかけを与えてしまったのは悔やまれる所だろう。中村に待望の快音が生まれた事に今後の光明が見えた西武だが、この日もタイムリー欠乏症は深刻で、3試合で僅かに1本。川相不在では一発に賭けるしかないと言う中日の様な運否天賦の一発依存野球では如何ともしがたい。リーグトップの本塁打数だけでなく、リーグトップの盗塁数を誇る西武だけに積極的に足を使った攻撃も駆使して貰いたい所。
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たしかにあれは明らかにファールでしたが、
巨人も1戦目のラミレスゲッツーの際一塁手の足が離れていたり、
2戦目の鈴木の盗塁死が明らかにセーフだったりと
不利な判定喰らってるんですがね。。。
別にこのシリーズ終始巨人寄りというわけではなく単に下手なだけかと。。。
せっかくいい試合が続いてるんですから、審判にもしっかりしてもらいたいものですね。
実際、そんな所でしょう。
巨人寄りの誤審があると、相手寄りの不利な誤審の事はさておいて
アンチ巨人が過剰に騒いで、ケチがつくんだろうなぁと言う話でして…。
今回の誤審は勝敗を左右する様な決定的なものではなかったのが幸いですが
9回のは、あれがなかったから…と西武ファンは思ってしまうでしょうね。
同郷として、これ程嬉しい事は有りません。
昨日は正直野球の事より、「TKお縄」のショックで
朝から頭が一杯だったのですが、
(強引な様ですが、TKサウンドの最全盛期は、
川相師匠の現役最全盛期とも重なっていたと思います。
そして二岡の入団と時を同じくして、
それらが過ぎてしまった様な気がします。
奇しくも二岡の出身校は、
TKに取って代った○んくと同じ○畿大学…。
別に、そこに因果関係があるとは思いませんが、
少なくとも私はそれ位、
野球と音楽の二つをこよなく愛していました。
話が逸れ過ぎて失礼しました。)
鈴木のナイスプレーで救われました。
この調子で、鈴木にはシリーズMVPを
獲得してほしいものです。
今日はグライシンガーですか。
交流戦では二度とも滅多打ちを食らいましたが、
(それで第4戦まで登板がずれ込んだんでしょうが…)
その頃はまだ、
覚醒前のダメ巨人だった頃の話ですからね。
あの時とは違うという所を見せて頂きたいです。