November 03, 2008 21:29

マードック、起死回生の逆転アーチ! ホーネッツ、ついに連敗ストップ! / 今週の「MAJOR」 2

 一打逆転の場面で打席に入るも、初球からいきり立って大振りをかまし、空振りするマードックに対して、ベンチから落ち着かせようと激を飛ばす吾郎。メジャーでのキャリアでは遙かに格下だと言うのに、そんな事など気に留めず、声を出す吾郎を見て、マードックは腫れ物に触るかの様な今までのチームメイトと違い、吾郎がただ試合に勝ちたいが為に誰にでも本気でぶつかってくる男なのだと理解する。そんな吾郎の姿勢に、マードックは子供の頃は純粋に野球を楽しみ、一投一打に一喜一憂していた事を思い出す。そして、仲間が自分を遠ざけていたからではなく、自分が仲間を遠ざけていた為に野球の悦びを忘れてしまっていたからだと気付いたマードックは2−1と追い込まれての4球目を捉える。打球はスタンドに一直線に飛び込む3ランとなり、ホーネッツが一気に逆転。ダイヤモンドを一周して返ってきたマードックはホーネッツナインに温かく迎えられ、このチームは悪くないかもしれないと感慨にふける。その裏、守護神・ワッツが満を持して登板。最後のウイニングボールは勝利の立役者・マードックががっちり掴み取り、ホーネッツは長い連敗ロードをようやく脱出するのだった。

 ファインプレー→逆転打と言うマードックに関する一連の流れは、予定調和と言うか、まぁ、実にベタな展開でありました。もう他に描きようがないわな、これは…。あとはワッツからマードックに一言欲しい気も…。思い返すと、プレー中に理不尽な暴力を受けても、野球の借りはあくまで野球で返す…って考え方は、かつての吾郎には出来なかったんだよなぁ。その精神は小森に教えられた訳だが、あくまでクリーンファイトを掲げる小森とは若干、方向性が違ってて、吾郎の場合はただ野球に関してピュアな姿勢を持ち続けているだけなのかもしれない。だから、成長したよなぁ…と言う感慨はそんなに湧かなかったりもする。W杯時でもそうだったが、キャリアとかを無視した無礼な態度もグラウンド上で先輩も後輩もないと言う岩鬼イズムの延長だし、試合に勝つ事にまっすぐなだけだ…と言うのは、この上なく好意的な解釈だよなぁ。さて、次週からはまたまた新展開らしい。…と言っても、もうシーズンも終盤なので、普通に逆転優勝を懸けた戦いになるのだろう。キーンもそろそろ復活するだろうし…。で、マイナーで調整してるギブソンはどうなってるの?

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