October 29, 2008 23:49

恐るべし呪いのアーチ攻勢! 山田、狂気の6打席連発か!? / 今週の「ドカパロSS オカルト編」 2

 延長10回、5度目の打席に入った山田はソフトバンク2番手・杉内のスライダーを完璧に捉えて、レフトスタンドへ5打席連続アーチ。しかし、その裏、本領は二死から本多に二塁打を浴び、一打同点のピンチ。ここで土井垣は中3日の里中をスクランブル起用するも、柴原にセンター前へ弾き返される。バックホームに備えて、前進守備を敷いていた山岡だったが、これをファンブルしてしまい、本多が返って、またまた同点。11回は両軍無得点に終わり、いよいよ迎えたラストイニング、山田に6打席連続アーチのチャンスが回ってきた。山田が打ち始めてから母親が昏睡状態に陥った事で、山田の連続アーチが止まれば、母親が目を覚ますのではないかと言うオカルト話を父親に開陳する彩子の弟。その仮説が正しいとしても、いつまでも打ち続けられる訳はないからと楽観的に考える弟だったが、父親はここでもし、一発をかましてしまった末に、試合に負けたり、引き分けたりする様な事があると、来年まで山田の打席がなく、母親も目が覚めないのではないかと言い知れぬ不安に襲われるのだった。

「山田さんが凄いんだよ」「あの人はもともと凄い」「そりゃ凄い、本当に凄いな」

だ〜っ、分かった分かった…、凄い凄い…。山田が(読みさえ当たれば、100%近くスタンドへ放り込む所が)凄いのは分かったから、いちいち言わなくていいっての! まったく何度「山田は凄い」を言わせれば気が済むんだよ! それにしても、呪いの一発を叩き込み続ける山田のオカルト話が拡大する一方。先週、5打席連発で絶命か…とか言ってたら、実際には、6打席連発で来春まで昏睡状態か!?などと、また別の意味でえらい話になってきた。これはもう是非とも、その展開が実現する事を望みたいものだ。山田のアーチ連発と、彩子の母親の意識が戻らない事の因果関係など、実際には立証出来る筈もないのだが、まずいタイミングで打ちまくってしまったと言うだけで、木之下一家から、半年近くも理不尽に逆恨みされまくる事になると言うドロドロ展開を描けるものなら描いてみろと! で、てっきり言いがかりと思っていたら、実際に山田にはそういうオカルト能力が身についている事が明らかになって…なんて話になったら、毎週、楽しみになるってモンだ。その調子で彩子の母親がストーカー女にターゲットを移し、葬ってくれたら、万々歳なのだが…。まぁ、どうせスカシネタなので、山田が打とうが打つまいが、間もなくして意識を取り戻すんだろうけど…。さて、今週、密かに可哀想だったのが山岡。いつの間にやら、強肩と言う肩書きまでついていた山岡だったが、折角の見せ場でお手玉をかまし、岩鬼に「またか!」となじられる始末。「またか」と言う辺り、岩鬼は横浜学院戦でのトンネルを未だに根に持っていると言う事だろうか…。山岡は塀際の魔術師なんだから、前進守備敷いちゃダメって事なのかね。ところで、先週、水島氏には王さんに対する敬意が全く感じられないと書いた途端に、今回、王さんへのメッセージとして、特別に1ページ割いていたのには苦笑いしてしまったが、いくら体のいい事を書いていても、実際に描かれる漫画があんな調子ではあまりにも説得力がなさ過ぎる。水島氏にとって、王さんなど所詮、山田と比べれば並の打者…くらいにしか思っていないのはミエミエだからなぁ。

図説 オカルト全書
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呪い完全マニュアル
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王貞治監督 ホークス14年の軌跡
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