October 13, 2008 22:03
無死満塁の大ピンチ! 吾郎、気迫の連続三振! / 今週の「MAJOR」
吾郎に諌められ、逆ギレしたマードックは殴りかかろうとするが、観戦に来ている妻子の事が頭によぎったか、寸前で拳をおさめる。主審からは遅延行為での退場を警告されたマードックに対して、首脳陣もこの試合後のマイナー降格で頭を冷やさせる方針を固めつつあったが、マードックは戦う相手はチームメイトでも審判でも首脳陣でもないと言う吾郎の言葉を反芻していた。この中断により、リズムを崩した吾郎は続くベイカーをストレートの四球で歩かせると、キャラウェイにはセンター前へ弾き返され、無死満塁の大ピンチ。ここで投手コーチから降板を打診されるが、中継ぎ陣に負担がかかっている事を憂慮した吾郎は中6日でたまに投げるだけの先発が6回で降りる訳にはいかないと、これを固辞。コーチは次のハワードに打たれたら交代と言う条件の下、続投を認め、引き上げた。イップスに苛まれていた際、中継ぎ陣や野手陣に助けられた事を負い目に感じていた吾郎はその借りを返さなくてはならないと言う責任感に満ちており、ハワードに対して、一時は96マイルまで落ち込んだ所から再び100マイルを計時する快速球で三振に仕留めると、続くパトリックも連続三振に斬って取る。この吾郎の気迫の投球を見て、マードックは報復投球も出来ないヘタレ…と言う吾郎に対する評価が誤りだった事に気付き始めるのだった。
マードックは吾郎から正論を突きつけられても、報復死球の件でヘタレ野郎と言う評価だったから、口ばかりの奴の意見に納得なんか出来ない…って事だった様で、吾郎に口だけではない所を見せつけられて、吾郎の言葉を受け入れる体勢になりつつある気配。一方、吾郎の方はマードックの事など、(無関心な訳ではないけれど)結構、どうでもいいと言うか、そんな事よりもまず相手打線を抑えなければ…と言う事に集中している様子。イップスの時にチームに迷惑をかけた事をちゃんと自覚していて、いい意味で闘争心と責任感が噛み合っての力投は熱かった。さて、スリーアウト目はいい加減、マードックのファインプレーで決めてくれよ。
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