October 09, 2008 23:38
巨人、怒濤の拙攻拙守で大惨敗! 連覇へ王手ならず!
◆G4−8YB◆
今季初の単独首位に立ち、一気に王手をかけたい巨人だったが、いきなりガッツのエラーでピンチを迎えた先発・春風亭半ケツは二死二塁から村田を歩かせると、吉村に34号3ランを被弾し、あっと言う間に3点を献上。その裏、巨人も二死一、二塁と同様のチャンスを作ったが、李は空振り三振に倒れて、二者残塁。続く2回には先頭の松田記者が二塁打を放つも、後続3人があえなく凡退。すると直後の3回、春風亭半ケツは先頭の大西を歩かせると、藤田の犠打で一死二塁となった所で、内川の内野安打にまたまたガッツのエラーが重なり、大西の続く村田を歩かせて、満塁のピンチを作った所で失意のKO。代わった東野は阿部の捕逸と吉村のショートゴロで2点を失うと、更に、金城にはタイムリーを浴び、この回3失点。大量6点を追う巨人は4回、寿司職人ラミレスがリーグ単独トップに躍り出る44号ソロを叩き込むと、李のヒットの後、松田記者も10号2ランをぶち込んで、3点差。しかし、直後の5回、横浜は一死から内川が歩いた後、村田が寿司職人ラミレスに並ぶ44号2ランをぶち込んで8点目。突き放された巨人はその裏、二死から連続四球で一、二塁とするも、李は空振り三振に倒れて、二者残塁。3−8の儘、迎えた7回、巨人は一死からキムタクが7号ソロを放ち、4点差。更に、二死後、連続四死球で一、二塁のチャンス。ここでこの日2安打の松田記者をわざわざ引っ込めてマッスル千代の富士を代打に送るが、あえなく三振に倒れて、またも二者残塁。9回にはキムタクのヒット,寿司職人ラミレスの四球で一死一、二塁とするも、代打・古城は空振り三振。マッスル千代の富士もサードゴロに倒れて、ゲームセット。
巨人が一気に王手を狙うどころか、カモの横浜相手に3エラー11残塁と言う怒濤の拙攻拙守で大惨敗。追う者の強みで走り続けた勢いで一気に駆け抜けたかった所を、追われる立場となった途端にプレッシャーにでも苛まれたと言うのか? 6失点も自責点は0と、バックに足を引っ張られたのは気の毒だったとは言え、それを差し引いても、春風亭半ケツも不甲斐ない投球だったと言えよう。寿司職人ラミレスが徹底した四球攻めを受ける中、寿司職人ラミレスを挟んだガッツ,李の主軸がいい所で悉く凡退したのも痛かった。それにしても、不可解なのが7回の代打・マッスル千代の富士。ここまで二塁打に本塁打とこの日最も当たっていた松田記者をあそこで代える必要が果たして、あっただろうか。さて、もう1つ注目された村田と寿司職人ラミレスの本塁打争いは試合の勝敗などどうでもいい横浜バッテリーが容赦なく逃げられたのに対して、勝たなくてはならない巨人バッテリーが勝負せざるをえなかったと言う展開。寿司職人ラミレスは先述の通り、逃げられまくっていずれもストレートの4四球。そんなに逃げたいなら、勝負紛いの投球せんと、しっかり敬遠しろと! たった1度の勝負は魔がさしたとしか思えないが、唯一のチャンスを逃さなかった寿司職人ラミレスは流石だ。一方、巨人バッテリーも村田を1,2打席と歩かせたが、いずれも2ストライクまで追い込んでいる辺り、勝負には出ていたのは確かだ。寿司職人ラミレスが打った直後の第3打席ですかさず追い付いた村田も流石だが、この後の4,5打席目もきっちり勝負して貰いながら、抜き返す事は出来なかった。とりあえず、これが最後の直接対決なので、醜い四球地獄はもう見せられずに済みそうだ。
ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング