October 06, 2008 06:27

裏切られた過去! 明かされたマードック変貌の真相! / 今週の「MAJOR」 2

 0−0の儘、迎えた6階、ホーネッツは一死二塁のチャンスにまたもやマードックに回る展開。フルカウントからの7球目をボールと判断し、一塁へ歩きかけたマードックだったが、判定はストライクで三振。不服を唱えたマードックは主審に噛み付くが、乱闘騒ぎを恐れた監督がすかさず間に入って大事には至らなかった。そんなマードックを見ながら、吾郎はワッツとの会話を思い出していた。やけにマードックを庇い立てするワッツに理由を問い質した所、若手だった頃、マードックとはチームメイトで、マードックが今の様な性格になってしまった所以を聞かされたのだ。当時のマードックは気象こそ荒かったが、明るく社交的でチームメイトにも溶け込んでいた。しかし、ある日、チームメイトの二人がコカイン検査で陽性反応が検出され、マードックのロッカーからもコカインが発見された事でマードックは逮捕されてしまう。実際にはマードックはシロで、二人が自分達の罪を軽くしようとして、マードックのロッカーにコカインを隠したに過ぎなかった。数年後、二人の証言からマードックの潔白は証明されたが、当時は無実を訴えるマードックの言い分を誰も信用してくれず、汚名を着せられた儘、トレードされてしまう。ワッツ自身もその時、マードックを信じてやれず、未だに負い目を感じていたのだ。この一件でマードックは誰も信用しなくなり、以来、チームメイトと笑い合う姿を見せる事もなく、フォアザチームやチーム一丸などと言った言葉は欺瞞でしかないと感じる様になってしまったのだった。さて、6回裏、ここまで2安打無失点と孤軍奮闘の吾郎は先頭打者をショートゴロに打ち取るも、ロイの送球はワンバウンドとなり、これをマードックが弾いて、出塁を許してしまう。記録はマードックではなく、ロイにエラーがついた事で、憤慨するロイが首を振る仕草を見るや、マードックは怒りを爆発させる。ここで制止に入った吾郎から、誰も信用しないのは勝手だが、周りから信じられるプレーをしてから文句を言えと突きつけられ、ぶち切れたマードックは吾郎に殴りかかるのだが…。

 ついにワッツから語られたマードックの過去。まぁ、同情の余地は大いにあるのだが、それにしても、ドーピングどころかコカイン所持で逮捕されても、出場停止1年程度で済むのかよ!と言う点が大いに気になった。コカインより筋肉増強剤の方が野球界的には罪が重いのだろうか? マードックはチームメイトやフロント不信に陥っても、妻子とは円満っぽいのが何だか微笑ましいね。人間不信中に奧さんと出会ったのか、既に、結婚してる状態で事件が起きたのか。前者だとすれば、どんな出会いだったのかちょっと気になるよ。さて、吾郎に正論突きつけられたマードック。海堂時代にヤムチャ薬師寺のバント作戦にイチャモンつけた吾郎に眉村が痛烈な言葉を浴びせかけたシーンを彷彿させるが、ここで逆ギレしてしまったらおしまいな訳で、何とか拳を抑えたマードックがファインプレーでゲッツーを奪う展開を期待したい。

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