October 04, 2008 23:14
横浜、打線爆発で地獄の連敗ストップ! 広島、ルイスの大炎上でBクラス確定!
◆G3−4D◆
3位確定へ王手をかけた中日は2回、先頭の森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに19号ソロを叩き込み、先制。続く3回には二死から李,荒木の連打で二、三塁とするも、ベンちゃんはライトフライに倒れて、二者残塁。1点を追う巨人は4回、ガッツが35号同点アーチ。中日は6回無死二塁,7回二死二塁のチャンスにも後が続かない。しかし、9回、代打を出されたグライシンガーに代わって、マウンドに上がったクルーンから連続四球で無死一、二塁のチャンスを貰うと、一死後、中村紀が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに24号3ランを叩き込み、一気に勝ち越し。その裏、守護神・岩瀬が二死満塁のピンチから坂本にタイムリーを浴び、1点差と迫られたものの、最後は代打・亀井を打ち取って、3位を確定させた。
相変わらずのタイムリー欠乏症に苛まれた中日がこれまた相変わらずのやぶれかぶれの一発依存野球で辛勝。この展開で山本昌に白星をつけられない辺り、何とも不甲斐ないが、結果オーライのAクラス確定となった。一方、巨人は8回にグライシンガーに代打を送ってしまったのが裏目。チャンスだった訳でもなく、無理に代打を送らず、続投でも良かったと思うのだが、それ以上に不可解だったのが9回からのクルーン投入。打たれた事自体は結果論になるが、絶対的な安定感に欠けるクルーンを山口も越智も豊田も使っていない状況で、延長に入った訳でもないのにいきなり投入したのは理解に苦しむ采配だった。それにしても、何だかんだで被本塁打ゼロだったクルーンがよりにもよって、この場面で今季初被弾とは…。
◆S2−2T◆
デーゲームで巨人が敗れ、またまたマジック点灯のチャンスとなった阪神は初回、3ヶ月ぶりに登板のルーキー・加藤に対して、一死から関本,新井の連打の後、キュラソ星人が歩いて、満塁とすると、ゼブラ今岡の犠飛で1点を先制。しかし、その裏、ヤクルトは一死一塁からゼブラ今岡のエラーで二、三塁とすると、畠山が2点タイムリーを浴びせて、逆転に成功。1点を追う阪神は4回、一死二塁から鳥谷のタイムリーで同点。更に、矢野が二塁打を放ち、二、三塁と勝ち越しのチャンスを作るが、平野,下柳と倒れて、同点ならず。6回には一死から2四球と内野安打で満塁とするも、代打・葛城イクロー,シャア少佐と打ち取られ、三者残塁。7回には一死一塁からキュラソ星人がゲッツーを食らい、またも無得点。試合はその儘、延長へもつれ込んだが、両軍決め手に欠き、結局、12回既定でドローとなった。
いきなりエラー絡みで逆転を許す不吉な展開となった阪神だったが、今日は4人のリリーフ陣が(火付け役となった久保田が出なかった所為か)7回を1安打無失点とほぼ完璧な投球を展開し、昨日の雪辱を晴らした。と言っても、肝心の打線がヤクルト投手陣を捉えきれずにドロー。未勝利のルーキー・加藤を捉えきる前に継投モードに入られてしまったのがまずかった。これで一応、巨人に0.5差をつけて再び単独首位に立った阪神だが、引き分け数が並んだ事により、両軍共に同率で全日程を終える可能性も出てきた。え〜と…、その場合、どうなるんだっけ? 今季の対戦成績やら昨年の順位で決まるなら、巨人の優勝になっちまうけど、それこそ正真正銘のプレーオフが開催されたりするのか? プレーオフやった挙げ句にアジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦…って、凄ぇアホみたいだけど…。
◆YB14−5C◆
3位浮上へ望みを繋ぎたい広島の先発はルイス。しかし、泥沼の連敗地獄に喘ぐ横浜相手に初回から二死一、二塁のピンチを背負うと、吉村,金城,相川と3連続タイムリーでいきなりの3失点。3回には内川に12号ソロを被弾。4回には下園のタイムリー二塁打を浴びた後、またも内川に13号3ランを叩き込まれ、悪夢の8失点KO。5回以降も、出る投手出る投手、大炎上。シーボルが2打席連発アーチを叩き込んだものの、焼け石に水でAクラスの夢は断たれた。9月13日以来の白星を飾った横浜の連敗は14でストップ。
ルイス登板となれば、横浜の15連敗は濃厚かと思われたが、ルイスがよもやの4回8失点KO。調子づいた横浜は18安打14点の猛攻で実に21日ぶりの白星を手にした。広島はこれで今季もBクラスが確定。この日も求道者・前田がまたまたフル欠場に追い込まれる始末だった。相変わらず、3位へ執念を見せようと言う気が全く感じられない指揮官のやり口がルイスら投手陣のモチベーションを削いだのは想像に難くない。しかし、これだけの惨敗を喫しても、ブラウン監督は求道者・前田をシメ倒し、シーボルが2発4打点と(勝利に全く繋がらない)活躍を見せた事でご満悦の様子。これで続投の条件の1つである3位が消滅した訳だが、もう1つの条件である5割の可能性はまだ残されている。
◆E4−3L◆
0−0で迎えた3回、西武は二死から原が二塁打を放つと、続く中島がセンター前へ先制タイムリー。1点を追う楽天は4回、先頭の中島が三塁打を浴びせると、続く中村のタイムリーで同点のホームイン。追い付かれた西武は6回、一死満塁から松坂のタイムリーで勝ち越すも、その裏、楽天は代打・草野の犠飛,鉄平のタイムリーで逆転。しかし、それも束の間、西武は7回、先頭の中島が21号同点ソロを叩き込み、試合は延長に突入した。迎えた10回、楽天はフェルナンデスのヒット,山崎武の四球,高須のヒットで無死満塁とすると、中村がレフト前へタイムリーを放ち、サヨナラ勝ちを収めた。
特に、乱打戦と言う訳でもないのに、両軍早め早めの継投を展開し、4時間半近くのロングゲームとなったが、最後は楽天がサヨナラゲームで連敗を脱出。これでソフトバンクと同率5位タイとなり、最後に残されたソフトバンク3連戦に最下位を懸けて戦う事となった。西武はこれで全日程が終了。最早、勝敗などどうでもいい立場だが、そんな試合でブラゼルが後頭部に死球を食らって退場。日本シリーズへ向け、大事に至らない事を祈るばかりだ。
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…樟楝亰茲両’
それも同じなら
去年の順位
だそうで