October 01, 2008 23:58
破戒僧・清原、涙の引退試合! 23年の現役生活に別れ!
◆Bs4−1H◆
ソフトバンクは1,2,3回と3イニング連続でゲッツーを食らう拙攻三昧。3回まで1安打無失点の好投を見せていた杉内だったが、4回二死一塁からローズに40号2ランを叩き込まれて、先制点を献上。直後の5回、2四球で二死一、二塁としたソフトバンクは高谷のタイムリーで1点差。なおも一、二塁のチャンスだったが、大村はファーストゴロに倒れて、1点止まり。偽バファローズは6回、内野安打の坂口を後藤が送った所で阿部がタイムリーを放つと、この日が引退試合と言う事で4番DHでスタメン出場していた破戒僧・清原が右中間を破るプロ最後のタイムリー二塁打を浴びせて、4点目。先発・近藤は今季2度目の完投で初の2桁勝利をマークした。
4併殺の大拙攻を展開してしまったソフトバンクが大惨敗で最下位脱出のチャンスをむざむざ逃してしまった。杉内も13三振奪って完投したものの、王さんのホークス1000勝,最下位脱出がかかっていると言うのに、悠長に破戒僧・清原相手にストレート一本勝負などと余裕ぶっこいている場合ではない筈なのだが…。破戒僧・清原に華を持たせる前に、まず王さんに華を持たせろよ!…って、やっぱり王さんの指示なのかなぁ。王さんは自分の1000勝より、破戒僧・清原の引退試合を優先しそうだよ…。そんなハンデを与える以上、それを上回る猛攻で打ち勝つしかなかったものを…。これで王さんのホークス1000勝を達成するには残り3戦全勝するしかなくなってしまった。うち1試合に岩隈が立ちはだかる事が予想されるだけに非常に苦しい展開だが、最後の最後に何とか意地を見せて貰いたいものだ。さて、アジアシリーズ出場権争奪戦出場権争奪戦の不出場を決め、この日が正真正銘、ラストゲームとなった破戒僧・清原だが、タイムリー1本を含む4打数1安打。最後は空振り三振で通算三振の日本記録を更新する形で締め括った。引退セレモニーだが、スペシャルゲストとやらはナレーションの内容からして、てっきり桑田かと思いきや(清原を弟の様に…とか言う辺りだけは違和感があったが)、長渕剛。「言うまでもなく」って、全然言うまでもなくじゃないよ! いや、長渕が来る事は知ってたけど、かなり桑田を連想させる様な紹介だったぞ。その長渕、「とんぼ」熱唱はいいのだが、あまりにもエキサイトし過ぎて、しんみりムードに水を差したと言うか、何だか一気に白けてしまった印象。これで終わりか?今度こそ終わりか?と思う度にまだ続くのかよ!と散々焦らされる超ロングバージョンで、サッサと破戒僧・清原の挨拶を聞かせてくれよ!と思わずにはいられなかった。ようやく始まった挨拶で、破戒僧・清原はこれまで関わってきた野球人やファンに感謝の気持ちを述べるのだが、花束贈呈に来たキュラソ星人はともかく、見届けにきただけの鈴木一朗の事まで触れておきながら、同じく球場に来ていた盟友・桑田の「く」の字すら触れないってのはどういう事よ! スペシャルゲストが桑田じゃなかっただけでも拍子抜けだった上、挨拶でも完全にシカトぶっこかれたのは、かなりガックリさせられたなぁ。まぁ、セレモニー自体には色々不満はあるけれど、ともあれ、23年間、お疲れさん。
◆S13−3C◆
2回に一死満塁から内野ゴロの間に先制点を貰った偽ハンカチ王子・斉藤だったが、3回に青木の14号同点アーチを被弾。続く4回には4連続四球で押し出しの勝ち越し点を献上し、あえなくKO。代わった上野も田中,川本,青木とタイムリーを浴びる大炎上。更に、満塁の場面で代わった青木もいきなり畠山に押し出し死球を食らわせると、飯原,梶本と連続タイムリーを許して、この回、悪夢の9失点。直後の5回、広島はオチョアのタイムリー二塁打,嶋の犠飛で2点を返し、応戦するも、その裏、代打・ガイエルの犠飛で突き放したヤクルトは6回にも川本の2号2ランで10点差をつけ、快勝を収めた。
無傷の3連勝中の偽ハンカチ王子を投入して、連敗阻止を図った広島だったが、4回もたずに5失点KOの背信投球。リリーフ陣も次々と打ち込まれて、3連敗で借金生活に逆戻り。これで3位中日との差は2と開き、Aクラス浮上へ赤信号。それもこれもこの期に及んで求道者・前田をスタメンは勿論の事、代打ですら起用しないブラウン監督の嫌がらせ采配が問題だ。本当にこの男は3位や5割の可能性を投げ打ってでも、求道者・前田をシメ倒す事しか頭にない様だ。これでAクラスも5割もあと僅かだったから…などと温情で続投が決まってしまうのが一番最悪なパターン。3位も5割も成し遂げられなかった時にはきっちり解雇して貰いたいものである。それが嫌なら、求道者・前田を使いまくって、3位に浮上してみせろ!
◆YB1−3D◆
2回二死満塁のチャンスを逃すなど、相変わらず、タイムリー欠乏症に苛まれる中日だったが、5回、一死二塁から川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに李が14号先制2ランを叩き込むと、二死後、ベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに16号ソロを放って、この回3点。先発・人斬り抜刀斎は6回を無失点で切り抜けると、浅尾−高橋−清水昭と繋いで、最後は守護神・岩瀬を投入。岩瀬は石川にタイムリーを浴びて、完封リレーは成立させられなかったが、後続を断ち切り、中日は4連勝となった。
相変わらず、タイムリーの出ない中日がやぶれかぶれの一発依存野球で辛くも白星を拾い、Aクラスへ大きく前進した。人斬り抜刀斎は7月25日以来の先発で約3ヶ月ぶりの先発白星を掴んだ。一方、横浜はまたも打線沈黙で泥沼の12連敗。村田も内川もすっかり当たりが止まってしまっており、完封を逃れるのが精一杯だった。
◆E0−17F◆
Aクラスを狙う日本ハムに対して、田中を初の中4日で起用する嫌がらせで上位いじめを図ったノムさんだったが、これが大誤算。初回からスレッジのタイムリーで先制した日本ハムは続く2回には二死一、二塁から劇団ひちょり,稲葉の連続タイムリーの後、スレッジが16号3ランを叩き込み、この回5点。3回には金子誠がタイムリー二塁打を浴びせて、田中は失意の7失点KO。勢いづく日本ハムは5回には7長短打を集中して、一気に6点を追加。終盤にも着々と加点し、大量リードを広げると、投げては4投手で完封リレーを収め、今季最終戦を圧勝で締め括った。
日本ハム・ビッグステーキ打線(若大将・原辰徳命名)が5回にして早くも先発全員安打を達成するなど、計28安打17得点の大爆発。投げては先発・武田勝が5回を零封すると、先発要員のグリンが2回をピシャリ。更に、エース・ダルビッシュまで登場し、2回無失点で200イニングに到達すると、最後は守護神・MICHEALが締めると言う超豪華完封リレーで大勝を収め、3位を確定させた。楽天は田中の中4日起用が完全に裏目。ノムさんも2番手に一場を投入した辺り、もう完全に試合を投げていた模様だ。こういう楽な場面くらい栄養費パワーで何とか結果を出したい一場だったが、2回6失点の大炎上で傷口を広げる一方だった。
◆M5−9L◆
優勝しても一向に連敗が止まらない西武だったが、この日は2回に中村の46号2ランで先制。更に、一死満塁のチャンスに片岡がタイムリーを浴びせると、続く栗山が11号グランドスラムを叩き込み、渡辺俊はあえなくKO。その裏、大松のタイムリー二塁打で1点を返されるも、4回、細川の16号ソロ,中島のタイムリーで2点を追加。3位浮上へ負けられないロッテはその裏、橋本,サブローの連続アーチで2点を返すと、続く5回には4連打で2点を奪い、4点差まで詰め寄るが、反撃もここまでだった。
西武が苦手・渡辺俊を完全攻略し、シーズン終了ギリギリで何とか連敗を止める事が出来た。この所、不振に陥っている涌井は5回5失点とこの日もピリッとしなかったが、大量リードに守られて、3年連続の10勝目。2回の7点が重くのしかかったロッテは反撃及ばず、2試合を残して4位が確定してしまった。
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桑田とはもう前夜に語りつくしたんだよ
いまさら話すことはないでしょ
言葉はいらないんだよKKに・・・
あんたは山田や景浦いかに素晴らしい引退セレモニーをぶちまけるかだけを妄想してりゃいいんだよ。
水島御大も清原に刺激を受けたろ「清原があんな素晴らしいセレモニーをやったんだから、山田(影浦)はそれ以上の引退セレモニーをする!!」と意気込んでることだろうよ。
それこそ典型的な妄想だと思いますがね。別に、妄想批判ではありません。
何らかの媒介を通して情報を得るしかないファンの考えてる事は基本的に妄想であって
妄想を語り合う事に楽しみもあるんじゃないですかね。妄想、大いに結構ですよ。
さて、引退試合と言うのは一種のエンターテインメントな訳で
ある程度、ファンを意識した言葉を吐いて欲しいと期待するのは自然な発想でしょう。
当人同士が言葉はいらないと思っていたとしても、そういう問題じゃないんです。
セレモニーでの挨拶と言うのは、特定の誰かに向けた言葉であったとしても
それは当人同士のやり取りではなくて、ファンへのアピールになってる訳ですよ。
当人同士のやり取りなら、別にあの場でやる必要性はないんですから…。
それこそ前夜に語り尽くしたからって、ファンには妄想しか出来ませんがな。
叶うならば、生の言葉を聞きたいと思う事がどこかおかしいですかね?
> あんたは山田や景浦いかに素晴らしい引退セレモニーを
> ぶちまけるかだけを妄想してりゃいいんだよ。
当ブログを見ていてこういう発想が出てくるなんて、気が知れません。
腹黒ヤマ張り選手や化物老害選手が一刻も早く辞める事を大いに期待したとしても
辞め方に何一つとして期待する要素なんてありませんよ。
いつも楽しく読ませてもらってます。
個人的には、古巣に恩返し&リベンジという意味で、CSでライオンズ、日本シリーズで巨人と、古巣相手にHRを打って日本一を決めて引退という姿を見たかったです。
負けたら即引退という2006サッカーWCでのジダンみたく。
直球主体のクルーンとか相手ならなんとかなったんじゃないかと。
もっとも、大石さんには全く戦力と見なされていなかったようですが…。(^.^;)
とにかく、キヨお疲れ様でした。