September 22, 2008 23:51
岩隈、7回1失点で20勝到達! 楽天、首位いじめで最下位脱出に光明!
◆G9−1C◆
勢いが留まる所を知らない巨人はこの日も初回から寿司職人ラミレスの41号2ランで先制すると、3回にはガッツが32号2ランと、得意の一発攻勢。続く4回には亀井のタイムリーで5点目を追加。5回に小窪の3号ソロで1点を返されるも、直後の6回、またも亀井にタイムリーが飛び出し、再び5点差。続く7回には李,坂本のタイムリー等で3点を加え、試合を決定付けた。投げては先発・高橋尚が8回で10三振を奪い、小窪の一発による1点のみで切り抜ける好投で7勝目をマークした。
阪神を3タテした勢いは依然、衰えず、巨人が投打噛み合う快勝で19年ぶりの11連勝。連勝を支える一発攻勢は健在で、ガッツ&寿司職人ラミレスは今季14度目のアベックアーチ。日替わりとなっている1番に起用された亀井も3安打2打点と気を吐いた。春風亭半ケツは8回1失点と前回に続く好投で安定感が戻ってきた。広島はこの期に及んで求道者・前田をフル欠場に追い込むブラウン監督の嫌がらせ采配が炸裂し、貯金が消滅。再び中日に並ばれてしまった。本当にこの男は3位や5割キープよりも求道者・前田をシメ倒す事が何よりの最重要事項らしい。Aクラスと言う目標があるとは言え、勝つ事を最優先させない指揮官の下、広島ナインはどこまでモチベーションを維持出来るのか…。
◆D7−0S◆
中日は2回、二死二塁からデラロサが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに7号2ランを叩き込み、2点を先制。続く3回には4連打等で3点を追加すると、4回には李のタイムリー二塁打で6点目を奪い、ヤクルト先発・ゴンザレスはこの回限りで降板。7回にはベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに15号ソロをぶち込んでダメ押し。投げてはウッチャンが散発4安打とヤクルト打線を抑え込み、完投で6勝目。
川相不在と言う絶望的状況の弊害が如実に現れている中、中日がやぶれかぶれの一発攻勢で5割復帰。広島に並ぶ3位タイに浮上した。先発・ウッチャンは散発4安打無四球と言う安定した投球でプロ初完投初完封。ヤクルトはゴンザレスが6失点KOの背信投球。打線もさっぱりで今季11度目の完封を食らい、連勝は3でストップした。
◆T3−2YB◆
阪神は初回、無死一、二塁からゼブラ今岡のタイムリーで1点を先制。続く2回には浅井のヒット,シャア少佐の四球で二死一、二塁とした所で関本が走者一掃のタイムリー二塁打を放って、2点を追加。プロ初先発となるルーキー・石川の前に3回まで1安打と沈黙していた横浜だが、4回、一死から村田がヒットで出ると、続く吉村が32号2ランを叩き込み、1点差。続く5回には二死満塁と絶好のチャンスで村田に回したものの、村田は三振に倒れて、三者残塁。6回から投入されたアッチソンは2回をピシャリと抑えると、8回からは早くも守護神・藤川が登場。8回を0点に抑えた藤川は9回も簡単に二死を取り、石川もショートゴロに打ち取るが、これを平野がエラー。更に、石川に二盗を許し、一打同点のピンチ。しかし、ここで金城を敬遠し、一塁を埋めると、斉藤俊をセカンドフライに打ち取り、辛くも逃げ切った。
まだ巨人に並ばれただけであって、首位の座を明け渡した訳ではない阪神が藤川を8回から投入する必死の継投で1点差を守りきって、連敗を3で止め、何とか首位タイに踏み留まった。首位転落が懸かった大事な一戦を任されたプロ初先発の石川は5回2失点でプロ初勝利。横浜は後半戦カモにしていた阪神戦でも元気を取り戻せず、今季ワーストの7連敗。尚、シャア少佐が第1打席で2089打席席無本塁打の日本記録を達成。シャア少佐はこの日、4打数3安打の大当たりだったが、いずれもシングルヒットで記録を2093まで伸ばした。
◆H0−9F◆
暴投王子・新垣が初回から大乱調。3四死球で一死満塁のピンチを迎えた所で伝家の宝刀・ワイルドピッチで先制を許すと、スレッジには簡単に犠打を打ち上げられ、ノーヒットで2点を献上。3回にはいきなりの3連打で1点を失うと、一死満塁となった所で糸井に2点タイムリーを浴び、この回3失点。4回には2四球で作ったピンチでスレッジに14号3ランを被弾し、失意の8失点KO。日本ハムは8回にもスレッジのタイムリーでダメ押しの9点目。先発・ダルビッシュは8回無失点の快投を見せると、9回は武田久が締めて、完封リレーで3位に浮上した。
四球連発に暴投炸裂で8失点KOk新垣も確かに酷かったが、打線も散発3安打と全く手が出ずの大惨敗で4連敗。今のソフトバンクは完全に目標を見失って戦意喪失状態。最早、Aクラス復帰どころではなく、楽天に1.5差と迫られ、最下位転落が現実的問題としてのしかかってきた。一方、目標のある日本ハムは投打噛み合う万全の試合運びで3位に再浮上。ダルビッシュは8回を散発2安打10三振と申し分ない内容で15勝目を飾った。
◆Bs5−1M◆
ロッテは初回、里崎の15号ソロで先制。水島の呪いに苦しめ続けられている唐川は3回まで無失点と踏ん張っていたが、4回、オーティズのエラーで足を引っ張られてからリズムを崩し、カブレラにヒット,ローズに四球を許して、無死満塁とされると、後藤には13号グランドスラムを叩き込まれて、悪夢の4失点。続く5回には一死一塁からカブレラにタイムリー三塁打を浴び、あえなくKOとなった。偽バファローズ先発・小松は2回以降、付け入る隙を許さず、今季2度目の完投で14勝目をあげた。
唐川がまたもや水島の呪いを打破出来ず、失意の6連続KO。そんなルーキー・唐川を尻目に新人王レースを爆走する小松は初回に被弾こそすれ、与えた点その1点のみ。4回以降はノーヒットと全く危なげのない投球を見せ、3安打完投で破竹の8連勝。敗れたロッテは借金生活に逆戻りで日本ハムと入れ替わりで4位転落となった。
◆L6−1E◆
今日にも優勝の可能性がある西武に対して、楽天は2回、青波の長瀬の10号ソロで先制するが、その裏、ブラゼルのタイムリーであっと言う間に振り出しに。中盤は膠着状態に陥ったが、1−1で迎えた6回、楽天は何でもないフライを落球するブラゼルの予想外のエラーで掴んだチャンスに高須のタイムリー等で2点を勝ち越し。続く7回には二死満塁から山崎武がタイムリーを放って、2点を追加。9回にはフェルナンデスのタイムリーで6点目。先発・岩隈は7回を1失点で切り抜けると、グウィン−有銘−川岸と繋いで逃げ切った。
偽バファローズの勝敗次第では今日にも胴上げの西武だったが、マジックは1つも減らず、明日以降にお預けとなった。5回まで好投していた石井一だったが、ブラゼルの信じられない落球から一気に崩れ落ちてしまった。一方、岩隈は7回1失点の好投でついに20勝に到達。ソフトバンクとの差は1.5と最下位脱出の可能性も見えてきた。
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