September 05, 2008 23:56
巨人、投打噛み合い自力V復活! 好調ヤクルト打線を5安打零封!
◆S0−8G◆
5連勝と勢いに乗るヤクルトに対して、巨人は初回、一死三塁からガッツのタイムリー二塁打で先制。更に、寿司職人ラミレス,マッスル千代の富士と連続四球で満塁となった所で昨日のチャンスブレイクでインケツパワーを充電させたあの男がタイムリーを放ち、この回、2点。ヤクルトは2回、二死走者なしから田中の死球,川島慶のヒット,坂本のエラーで満塁とするも、ここで回ってきたのが川島亮と言うツキのなさで、三者残塁。3回には福地が歩いた後、宮本の犠打をグライシンガーがエラーし、ノーヒットで一、二塁のチャンスを掴むが、青木がショートゴロに倒れると、続く畠山はセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開でまたも無得点。0−2の儘、迎えた5回、巨人は二死から寿司職人ラミレスが歩くと、続くマッスル千代の富士が14号2ランを放ち、2点を追加。続く6回には一死一、二塁から亀井が走者一掃のタイムリー二塁打を浴びせると、二死後、ガッツ,寿司職人ラミレスの連続タイムリーが飛び出し、この回4点。グライシンガーは好調・ヤクルト打線を8回まで無失点に抑えると、9回は東野が3人で締め括る完封リレーを達成。これで巨人は3連勝。ヤクルトは連勝が5で止まり、5位転落となった。
グライシンガーが5戦連続2桁安打と波に乗るヤクルトを抑え込み、ハーラー単独トップの14勝目。打ってはまたまたガッツが決勝点を叩き出すなど、11安打8点の猛攻で完勝。巨人は阪神との差を3.5にまで縮め、自力優勝も復活。最早、逆転優勝は絵空事でも何でもなくなってきた。一気に3位の座を狙ったヤクルトだが、川島亮が8失点KOの背信投球で勢いを止めてしまった。追い打ちをかけるかの様に、村中が左肘側副靭帯損傷で今季絶望と言う暗いニュースが飛び込んできた。
◆D6−1YB◆
初回から無死一、二塁のチャンスをゲッツーで潰すと言ういきなりの拙攻で始まった中日だが、続く2回、一死一塁からデラロサが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに5号2ランを叩き込み、先制。4回にはデラロサ,山本昌のタイムリー二塁打の後、森野が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに15号2ランをぶち込んで、この回、4点。5回まで無失点と好投を見せていた山本昌は6回、大西のタイムリー二塁打で1点を失うと、続く7回に二死二塁のピンチを迎えた所でKO。代わった浅尾はいきなりガッツな貴公子・仁志を歩かせて、ピンチを広げるが、ここまで3安打と当たっている内川をショートゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。その裏、満塁のチャンスを潰すなど、相変わらずのタイムリー欠乏症を露呈したものの、8,9回とリリーフ陣が踏ん張って、連敗を3でストップさせた。
阪神相手にはやたらと強かった横浜が、相手が変わった途端に一気に弱体化。単に相性の問題なのか、打線が爆発した試合をノーゲームにされて勢いが止まったのか、あるいは優勝争いを混沌とさせる役目を全うした事で燃え尽きてしまったのか? そんな横浜相手に山本昌がまたまた好投し、11勝目。打線は相変わらずのタイムリー欠乏症,一発依存症を露呈したが、何とか単独3位の座を死守した。
◆C6−3T◆
昨夜、恵みの雨で劣勢がノーゲームと化し、流れを変わったのか、阪神は初回、いきなりの5連打で2点を先制。しかし、それも束の間、その裏、広島は負けじと4連打であっと言う間に追い着くと、更に、関本のタイムリーエラーで2点を勝ち越し。3回には嶋のタイムリーで1点を追加。7回には栗原が18号ソロを叩き込み、ダメ押し。阪神は8回に1点を返したものの、最後は永川に締められ、今季2度目の5連敗となった。勝った広島は4位に再浮上。
怒濤の5連打で2点を先制した時にはいよいよ連敗脱出かと思われた阪神だが、その期待はあっさり覆されてしまった。5連打の後、後続があえなく凡退し、攻めきれなかった事と関本のエラーが痛かった。これで阪神はマジックが4たび消滅。果たして、5度目の点灯はなるのか。広島はまたもや求道者・前田がフル欠場に追い込まれたが、タナボタの逆転劇の後、ルーキー・篠田が踏ん張って2勝目。一夜で4位に返り咲いた。
◆F3−5E◆
楽天先発・田中は2回までに早くも6三振を奪う力投を展開。3回も先頭の劇団ひちょりを三振に斬って取るが、続く田中にセンター前へ弾き返されると、稲葉にはライトスタンドへ17号2ランを放り込まれて、2点を献上。日本ハムは5回にはヒットの劇団ひちょりを田中が送った所でまたも稲葉がタイムリーを放ち、3点目。楽天は6回、二死走者なしから連打と四球で満塁とするも、鉄平がショートゴロに倒れて、三者残塁。7回にも二死一、二塁のチャンスを掴みながら、ショートが凡退と一向に得点を奪えない。しかし、8回、日本ハムがグリンから武田久にスイッチするや、先頭の青波の長瀬がヒットで出ると、フェルナンデス,山崎武と連続アーチを叩き込み、一気に同点。土壇場9回、日本ハムは二死満塁と2試合連続サヨナラのチャンス。しかし、小谷野のライナーはセカンド・高須の守備範囲で三者残塁。試合は延長にもつれ込んだ。日本ハムは10回から守護神・MICHEALを早くも投入するが、一死一、三塁のピンチを背負った所で中村に走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、これが決勝点となった。
楽天が粘りに粘り、延長を制して、泥沼の連敗をようやく7でストップさせた。田中は3回まで全てのアウトを三振で奪う驚異のハイペースで新記録達成も期待させたが、4回以降は急激にペースダウンし、結局、6回で降板。しかし、降板後とは言え、その力投に打線が応えた格好だ。日本ハムはここ3試合無失点と復調の気配を見せていた武田久が連続被弾で追い着かれる背信投球。MICHEALも攻略されて、先発・グリンの好投を台無しに…。これでロッテと同率で並ばれてしまった。
◆Bs8−3L◆
連勝街道を驀進する偽バファローズは初回に大島の2号ソロで先手を許すが、2回、大引のタイムリー二塁打で追い着くと、大島のタイムリーエラー,カブレラのタイムリー二塁打で2点を勝ち越し。続く3回には北川の11号ソロ,日高のタイムリー二塁打,下山の犠飛で3点を追加。大量5点を追う西武は5回、二死走者なしから片岡,栗山の連打でまず1点を返すと、続く6回には江藤の4号ソロで3点目。しかし、その裏からマウンドに上がったミッチーが追い上げムードに水を差す様に3四球で二死満塁のピンチを作った挙げ句、後藤に2点タイムリーを浴びて、またも5点差に逆戻り。西武は8回、一死満塁としたものの、中村,礒?と打ち取られると、息の根を止められた。
偽バファローズの破竹の連勝が止まらない。先制されても、打線全体がまんべんなく打つ繋がりの良さで、あっさり逆転勝利。特に、4安打1打点2得点の大引の活躍が光った。一方、後藤,ブラゼル,ボカチカと3日連続で大砲が登録抹消となるなど、長打力低下が著しい西武だが、この日はG.G.佐藤が左足首痛を再発させ、3回の守備からベンチへ退いた。結局、この儘、登録抹消となる模様。首位躍進を支えてきた打線の弱体化は偽バファローズの猛追を許してしまうのか? こういう時に投手陣に踏ん張って欲しいと言うのに、勝ち頭の帆足が3回6失点KOでは如何ともし難い。
ランキング投票にご協力下さい→ 人気blogランキング
トラックバックURL
トラックバック一覧


