August 19, 2008 23:21
ソフトバンク、連夜の大惨敗で自力V消滅! 西鉄、待望のM28点灯!
◆S4−7G◆
2回に寿司職人ラミレスの33号ソロで先制した巨人は3回に飯原のタイムリー内野安打で追い着かれるも、直後の4回、マッスル千代の富士の13号ソロで勝ち越し。続く5回にはガッツが23号2ランを叩き込むと、6回には坂本が4号ソロ,7回には亀井が5号2ランと怒濤の一発攻勢で加点。ヤクルトは8回に畠山の6号ソロで1点を返すと、9回には川本,福地の連続タイムリー二塁打で3点差。なおも一、二塁と一発で同点のチャンスを作って、クルーンを引きずり出したものの、最後は飯原が三振に倒れて、あと一歩及ばなかった。
巨人が5発のアーチを叩き込む得意の空中戦で快勝。守備でも好プレーが次々に飛び出し、ピリッとしない先発・内海を盛り立てた。特に、3回の鈴木尚のダイビングキャッチは圧巻。しかし、9回のキムタクのヘッポコ落球はいただけなかった。てっきりゲームセットかと思い込んだ林が連続二塁打でKOされたのは何とも気の毒な話である。
◆YB2−4D◆
いきなり井端,ピンキー井上の連打で二、三塁のチャンスを作った中日は中村紀のタイムリーで先制。ピンキー井上も一気に本塁を狙ったが憤死。二死後、ベンちゃんが歩いて、一、二塁とチャンスを拡大させるも、李が三振に倒れて1点止まり。2回にも一死二塁のチャンスを逃した中日は3回も先頭のピンキー井上が四球で出ながら、牽制で刺される大チョンボ。その裏、藤田に今季初アーチを被弾し、追い着かれた中日は5回、二死一、二塁からベンちゃん,李の連続タイムリーで2点を勝ち越し。その裏、横浜は一死一、三塁から代打・鈴木なおのりのファーストゴロが野選を誘って、1点差。なおも一、二塁のチャンスだったが、石川は最悪のサードゴロゲッツーに倒れ、同点ならず。何とか突き放したい中日はベンちゃんのタイムリーで貴重な1点を追加。土壇場9回、横浜は一死から連打で一、二塁とし、一発が出ればサヨナラのチャンスを掴むが、ここで代わった小林の前に代打・武山,石川と打ち取られ、万事休す。小林はプロ初セーブをマークした。
中日は1併殺11残塁と相変わらずの拙攻三昧ながら、3連敗中の先発・中田が7回2失点と踏ん張ると、小刻みに繋いだリリーフ陣も何とか凌ぎ、辛勝。中田は先発としては約2ヶ月ぶりの白星となった。開幕からローテを守っているが、守っているだけのウッドはとうとう10敗目。横浜の連勝は3でストップした。
◆C5−14T◆
初回に鳥谷のタイムリーで先制した阪神は続く2回、林の今季初アーチなど、5長短打を集中し、一気に5点を追加。大量6点を追う広島は4回、一死一、二塁から嶋が7号3ランを叩き込むと、続く5回には天谷がタイムリーを放って、2点差。しかし、直後の6回、阪神は一死から3連続四球満塁とすると、林,葛城イクローと連続タイムリーを浴びせた後、関本には6号グランドスラム。更に、二死一塁から平野にタイムリー二塁打を浴びて、この回一挙7点を奪い、試合を決定付けた。
実母の葬儀参列の為、ブラウン監督が一時帰国。5割到達を目前にした広島はこの隙に求道者・前田のスタメン起用で一気に連勝街道を驀進したい所だったが、監督代行に指名されたのはブラウン監督の同胞・リブジーコーチ。その為、求道者・前田を軟禁してシメ倒すと言う暗黒采配も継承されてしまっていた。おかげで求道者・前田はフル欠場に追い込まれ、失意のどん底に叩き落とされた宮崎が2回途中KO。リリーフ陣も炎上する投壊ぶりで惨敗を喫し、5割が遠のいてしまった。
◆L12−3H◆
3タテしない限り、自力Vが消滅してしまうソフトバンクは先発・ホールトンが3回まで無失点と上々の立ち上がり。しかし、4回、いきなり栗山,ボカチカ,ブラゼルと3連打を浴び、先制を許すと、一死後、中村に犠飛を打ち上げられて、2点目を献上。更に、礒?,細川,黒瀬と3連打を浴びるなど、5点を失い、あえなくKO。これで主導権を握った西鉄は続く5回にブラゼルの26号ソロで1点を追加すると、6回にはボカチカのタイムリー二塁打,後藤の9号2ランで3点を追加。更に、7回には一死満塁から栗山が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、12点目。ソフトバンクは9回に松田の13号2ラン等で3点を返し、完封を免れるも、焼け石に水だった。
崖っ淵に立たされながら、巻き返しを図るどころか、昨日に続いての大惨敗を喫してしまったソフトバンクはとうとう自力Vが消滅。西鉄との差は7.5差まで拡大。ここ3試合安定した投球を見せていたホールトンが4回もたずに5失点KOとは大誤算だった。3タテどころか、いきなり第1戦でこのザマとはガックリである。これで西鉄に優勝マジック28が点灯した。
◆F4−0M◆
日本ハムは初回、先頭の劇団ひちょりが内野安打で出ると、工藤が送った後、田中,小谷野と連続四球を選んで満塁のチャンス。ここで水島の呪いが薄れつつあるボッツがセンターへ犠飛を打ち上げ、1点を先制。4回には工藤のタイムリー内野安打で1点を追加すると、続く5回にはまたもボッツが3号ソロを叩き込み、3点目。更に、7回には一死一、二塁から糸井のタイムリーでダメ押し。8回からは武田久−MICHEALと繋ぐ必勝パターンで完封リレーを達成した。
パ・リーグ逆ハーラーダービーを争うグリンと小林宏が直接対決となったが、大きく明暗を分ける事に。グリンは7回を散発5安打無失点、3つの併殺を奪うなど三塁も踏ませぬ安定した投球を見せたが、小林宏は制球に苦しみ、5回3失点KOで11敗目を喫した。徐々に水島の呪いを克服しつつあるボッツは先制犠飛,中押し弾に2四球と4打席全てに結果を残し、打率もようやく2割台へと乗せた。
◆Bs5−12E◆
楽天は初回、ショートの10号ソロで先制すると、2回には二死満塁から鉄平が押し出し四球を選んで2点目。初回に満塁のチャンスを逃した偽バファローズだが、続く2回、小瀬のタイムリー二塁打で1点を返すと、坂口が死球を食らった後、阿部,ローズのタイムリーで逆転に成功。3回にはまたも阿部がタイムリーを放って、4点目。2点を追う楽天は直後の4回、内野ゴロの間に1点を返すと、続く5回には無死一、二塁からフェルナンデスが12号3ランを叩き込んで、一気に逆転。更に、この後、一死満塁から内村,鉄平と連続タイムリーを放ち、大量7点のビッグイニングを形成。楽天は終盤にも加点し、ダメ押し。2回途中から登板した長谷部は最後まで投げきり、プロ初勝利を飾った。
先発で背信投球を続けていた長谷部がリリーフで自己最長の7回1/3を2失点で切り抜け、待望のプロ初白星。打線も17安打12点の猛攻で偽バファローズを圧倒した。偽バファローズ先発・コロンカは折角、逆転して貰いながら、4回もたず、前回に続いての早期KO。2番手・本柳も6失点の大乱調で試合をぶち壊してしまった。
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