August 21, 2008 00:19
岩瀬、タイブレークで4失点! 日本、3敗目で予選リーグ4位!
◆日本2−4アメリカ◆
2回をパーフェクトの好投を見せた先発・ダルビッシュ(日本ハム)が早々と降板。2番手・田中(楽天)も5回を無失点と素晴らしい投球を見せると、3番手・人斬り抜刀斎も2回を無失点に抑え、アメリカ打線を9回まで零封。しかし、肝心の打線は初回先頭打者として四球を選んだ西岡(ロッテ)が牽制で刺される大チョンボをかますと、4回までノーヒットと沈黙。6回一死一、二塁,7回二死二塁のチャンスも生かせず、こちらも9回まで無得点で試合は延長に突入。10回から登板の岩瀬(中日)はいきなり連続三振に斬って取るなど、3人でピシャリ。その裏、二死から川崎(ソフトバンク)が足の痛みを堪えながらヒットで出るも、里崎(ロッテ)は三振に倒れて、無得点。無死一、二塁から始まるタイブレークとなった11回、岩瀬はいきなりタイムリーを浴び、先制を許すと、更に、連打で悪夢の4失点。その裏、日本も稲葉(日本ハム),中島(西武)の連続タイムリーで2点を返し、なおも満塁のチャンスを作ったものの、最後は代打・阿部(巨人)がファーストへのファールフライに倒れて、万事休す。4勝3敗で予選リーグ4位となった日本は準決勝で韓国と対決する事になった。
準決勝進出を決めている事で、負けてもいい試合とあって、ダルビッシュの早期降板は決勝トーナメント用の調整に当てたのだろうか。その後も田中,人斬り抜刀斎と完璧に抑えたが、相変わらず、打線が全く打てないのは困りもの。抑え3本柱で唯一、ピリッとしない岩瀬がタイブレークとは言え、3連打で4失点とまたもや打ち込まれてしまい、不安を残してしまったのも気がかりだ。負けてもいい試合でわざわざケガ人の川崎を注ぎ込んだのもイマイチ解せない。ソフトバンクが大ピンチなんだから、こんな所で無理をしないでくれ、川崎…。さて、準決勝の相手は全勝の韓国となった訳だが、キューバにならなかった事が果たしてどう明暗を分けるのか…。とにもかくにも、幾ら投手陣が頑張っても、得点が入らない事には今日の様にタイブレークに持ち込まれてしまう訳で、何とか打線に奮起して貰いたい所だ。
◆キューバ17−1−中国◆
アストロ球団との実戦経験がある男・ラフィーバー監督(元ロッテ)率いる中国だが、アストロ魂継承率の差を本場・日本戦で目の当たりにしたショックが尾を引いているのか、キューバ打線に20安打17失点と火だるまに遭い、7回コールドの大惨敗となった。
◆オランダ0−10韓国◆
無傷の6連勝中の韓国はオランダ相手に10点を奪う猛攻を見せ、8回コールドの快勝を飾り、全勝で予選を突破した。
◆カナダ5−6台湾◆
3点のビハインドをカナダがジワジワと追い上げ、延長に突入。タイブレークとなった11回は両軍無得点に終わったが、12回に台湾が勝ち越した。
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