August 18, 2008 23:46
稲葉、値千金の一発! 成瀬、7回2安打無失点の快投!
◆カナダ0−1日本◆
2敗を喫し、メダルどころか予選突破も危うくなってきた日本はこの日もカナダ相手に4回まで無失点に抑え込まれる大苦戦。しかし、5回、先頭の稲葉(日本ハム)がライトスタンドへ一発を叩き込み、ついに待望の1点を先制。先発・成瀬(ロッテ)はその裏、一死から連打を浴びて、二、三塁のピンチを背負ったが、ここからソーマン,ウェグラーズの4,5番を連続三振に斬って取り、ピンチ脱出。結局、成瀬が出した走者はこの回の二人だけで7回まで2安打無四球無失点の快投。8回からは藤川(阪神)−上原(巨人)がそれぞれ1回を3人ずつで片付けての完封リレーで1点のリードを守りきった。
韓国とキューバが準決勝進出を果たし、残り2枠をアメリカ,カナダと争う展開が見えてきた日本だが、まずは眼下の敵・カナダを辛くも撃破し、予選突破へ大きく前進した。正に、薄氷を踏む様な展開だったが、成瀬の快投に救われた。折角の快投も危うく打線に見殺しにされる所だったが、稲葉に値千金の一発が飛び出して何より。それにしても、相変わらず、打線がパッとしないのが気がかり。9回も無死三塁のチャンスを生かせないなど、川相を代表に選ばなかったツケが出ている様だ。
◆台湾8−9韓国◆
初回に大量7点を先制した韓国は台湾の猛反撃に遭い、6回には追い着かれてしまうが、辛くも勝ち越し、無傷の5連勝で準決勝進出一番乗り。
◆オランダ3−14キューバ◆
キューバ打線が14点を奪う猛攻で8回コールド勝ち。韓国と同じく5戦全勝で準決勝進出を決めた。
◆アメリカ9−0中国◆
アストロ球団との実戦経験がある男・ラフィーバー監督(元ロッテ)率いる中国は紙一重の試合を続けて、予選突破の可能性も僅かに見えてきた所だったが、アメリカ相手に格の違いを見せつけられて完敗。予選突破の可能性は大きく遠のいた。
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◆中国0−1韓国◆
0−0の儘、6回降雨サスペンデッドゲームとなり、中断した状態から再開された試合は10回まで両軍ゼロ行進となったが、タイブレークとなった11回、韓国はついに均衡を破る1点をあげ、これが決勝点となった。
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