August 11, 2008 22:09
中村、先制28号2ラン! 西鉄、完封リレーで球団通算4000勝!
◆H6−2E◆
楽天先発・長谷部は立ち上がりから全く制球が定まらず、1安打2四球で二死満塁のピンチを背負うと、中西に押し出し四球を許して、先制点を献上。なおも満塁の場面で辻には2点タイムリーを浴びて、早くもKO。ソフトバンクは3回にも松田の12号ソロで1点を追加。4点を追う楽天は4回、フェルナンデスのタイムリーで1点を返すと、続く5回には四球と連打で無死満塁のチャンス。しかし、代打の代打・横川は空振り三振。続く渡辺直のファーストゴロの間に1点を返したものの、ショートはサードゴロに倒れて、二者残塁。ソフトバンクは6回に荒金の犠飛で1点を加えると、7回には松田のタイムリーでダメ押しの6点目。最後はセーブのつかない場面ながらも登板した馬原が2人の走者を出しながらも、無失点で切り抜けた。
前回、打球を食らった影響があった訳ではなかろうが、長谷部がまたまた背信投球で1回もたずにKO。これで6試合連続KO。最近4試合では5回どころか、4回すら投げきれない有様だが、ノムさんはどこまで我慢して使い続けるのだろうか? 負けても負けてもシーズン終了まで使いきると言う選択肢もあるにはあるだろうが、チーム事情を考えると、そんな余裕もないだろうに…。一方、今季初登板となったソフトバンク先発・星野も5回もたずに降板。後を継いだリリーフ陣が揃いも揃って危なっかしい内容だったが、楽天の拙攻に救われた。
◆L4−0F◆
日本ハム先発・武田勝に対して、西鉄は2回、先頭の後藤がヒットで出ると、続く中村がバックスクリーンへ2試合連続28号2ランを叩き込み、先制。更に、ヒットで出た佐藤が犠打と盗塁で三塁へ進むと、黒瀬がスクイズを決めて、この回3点。直後の3回、日本ハムは先頭の金子誠が内野安打で出ると、一死後、劇団ひちょりがライトフェンス直撃の二塁打。一気に本塁を狙った金子誠だが、西鉄の中継プレーの前に憤死。続く工藤も倒れて、結局、無得点。西鉄先発・岸は以降、日本ハム打線に二塁も踏ませず、8回まで投げきると、最後はグラマンがピシャリと締めて、完封リレーを達成した。
この3連戦、最悪でも勝ち越し、あわよくば3タテといきたかった筈の日本ハムだが、勝ち越しどころか、あっさり連敗しての負け越しは痛過ぎる。これで西鉄との差は6にまで開いてしまった。武田勝は3回以降立ち直っただけに、2回の乱調が悔やまれる。呪われた助っ人・ボッツは土壇場9回に代打で登場したが、あえなく三振と相変わらずの呪われぶりだった。西鉄はこれで球団通算4000勝となった。
◆Bs2−4M◆
2回に橋本のタイムリー三塁打で先制された偽バファローズだが、その裏、前田のタイムリー二塁打ですかさず同点。1−1の儘、迎えた5回、ロッテは二死満塁からベニー松山が走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、一気に3点を勝ち越し。毎回安打を浴びせながら、一向に追加点が奪えないでいた偽バファローズは8回、先頭のカブレラが22号ソロを叩き込み、ようやく渡辺俊をKO。土壇場9回には抑えの荻野に対して、一死満塁と一打同点のチャンスを作るが、森山,カブレラと立て続けにファーストフライに倒れて、ゲームセット。
折角、4位に浮上した偽バファローズだが、一夜で5位に転落。毎回の13安打を放ちながら、僅か2点しか取れない拙攻が大きく響いた。一方、ロッテは6安打で4点と効率のいい攻撃を展開。先発・渡辺俊は粘りの投球が実って、3年ぶりの2桁勝利をマークした。
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