August 10, 2008 22:40
岩隈、ハーラー独走15勝目! ソフトバンク、土壇場の粘りも及ばず!
◆H4−5E◆
0−0で迎えた4回、楽天はショート,フェルナンデスの連打で一、二塁とすると、山崎武の16号3ランで一気に3点を先制。岩隈の前に5回まで二塁も踏めずにいたソフトバンクだが、6回、中西の四球,塩川のエラーで無死一、二塁のチャンス。ここから本多,仲沢と倒れて、二死と追い込まれたが、松中がタイムリーを放って、中西が生還。なおも一、二塁のチャンスだったが、小久保はライトフライに倒れて、1点止まり。楽天は8回、4安打を集中し、2点を追加。土壇場9回、この回から来日初登板となった謎の新助っ人・グウィンに対して、ソフトバンクは二死走者なしから、長谷川のヒット,代打・明石の死球で一、二塁とした所で高谷,本多,代打・金子と3連続タイムリーで1点差と詰め寄り、グウィンをKO。代わった佐竹から松中が歩いて、満塁と一打サヨナラのチャンス。しかし、最後は6番手・木谷の前に小久保がショートゴロに終わり、万事休す。
最後の最後で粘りに粘ったソフトバンクだったが、あと一歩及ばず。満塁で小久保凡退なら、仕方ないと言うしかないが、それにしても、下位相手に痛い連敗だ。大隣も悪い内容ではなかったが、4回の対クリーンアップだけが悔やまれる。楽天は岩隈が7回1失点の好投でハーラー独走の15勝目をマークしたのは流石として、問題はストッパー候補として期待されていたグウィンだろう。簡単に二死を取ったまでは良かったが、そこから大炎上でKOと、今後に不安を残してしまった。
◆L11−2F◆
日本ハム先発のスーパーさぶ・多田野は初回は三者凡退に斬って取り、続く2回も簡単に二死を取ったが、ここから中村,礒?の連打で先制を許すと、3回には栗山に7号ソロを被弾。そして5回にはいきなり先頭の黒瀬にプロ初アーチを浴びると、一死後、栗山の二塁打と連続四球で満塁のピンチ。二死後、中村に27号グランドスラムを叩き込まれて、この回限りで失意のKO。止まらぬ西鉄打線は6回にはボカチカのタイムリー,7回には後藤の5号ソロ等で2点を加えると、更に、8回には松坂のタイムリー二塁打でダメ押しの11点目。投げては先発・帆足が8回を投げて、金子誠のタイムーによる1点のみに抑え、3年ぶりの2桁勝利をマークした。
西鉄が投打噛み合う万全の試合運びで眼下の敵・日本ハムを下し、着々と独走体勢を整えつつある。中島,G.G.佐藤の不在を全く感じさせない打線の爆発ぶりには恐れ入る。唐川が水島の呪いに苛まれている隙に新人王レースを優位に運びたい多田野だが、7失点の炎上で前回に続いて5回KO。呪われた助っ人・ボッツはよりにもよってスタメンで起用され、3度走者のいる場面で悉くチャンスを潰すなど、3三振を含む4タコの体たらく。折角、唐川が呪われていても、身内に呪われた存在がいては、優位になりようもないと言うものだ。
◆Bs6−0M◆
1,2回とゲッツーを食らうなど、攻めあぐねていた偽バファローズだが、4回、渡辺正のエラーとローズの四球で二死一、二塁とした所で日高が先制タイムリー。続く5回には二死二塁から塩崎,カブレラの連続タイムリーで2点を追加。更に、6回には坂口の2点タイムリー二塁打,7回には下山のタイムリーで6点目。先発・山本は中盤こそピンチを背負ったが、崩れる事なく、ロッテの反撃を断ちきり、8勝目を飾った。
序盤こそ手こずった偽バファローズだが、中盤以降は、作ったチャンスをきっちり生かして、着々と加点。投げては山本がロッテ打線を4安打に抑え込んでの今季2度目の完封勝利を果たし、偽バファローズはロッテと入れ替わりで4位に浮上。ロッテ先発・小林宏は制球に安定を欠き、6回途中5失点KOとまたもや背信投球でとうとう10敗目を喫してしまった。
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