July 18, 2008 23:11
恐るべき水島の呪い! 唐川、悪夢の3回6失点KO!
◆YB6−7G◆
巨人は初回、鈴木尚の三塁打が内野ゴロの間に先制のホームイン。3回には寿司職人ラミレスの27号2ラン等で3点を追加すると、5回にはガッツの19号ソロ等で4連打でまたも3点を追加。先発・グライシンガーは2発のアーチを浴びるなど、調子が悪いながらも、6回を3失点で切りぬけ、先発としての最低限の仕事は果たした。しかし、8回、3番手・豊田がいきなり3連打で1点を返され、あえなくKO。代わった藤田も石井タクローにタイムリーを浴びると、いよいよ引っ張り出されたクルーンも武山を三振に取りながら、暴投振り逃げで1点を許して、1点差。しかし、何とかこの回を凌いだクルーンは9回は3人で締めて、辛くも逃げ切った。
流石に、この展開で上原は引っ張り出されなかった。まぁ、上原でも豊田でも似た様な結果になってしまった訳だが、豊田KOの後で残されたピンチにはとても今の上原は使えないだろう。ここで使ってしまう様なら、若大将・原監督は完全に星野監督の犬である。果たして、上原は本当の星野監督の下で復活するのか? そんな短期間で復活してしまったらしまったで、若大将の立つ瀬がないと言うものだが…。
◆D1−2T◆
人斬り抜刀斎,下柳の両先発が互いに譲らず、5回まで0−0の投手戦。先手を取ったのは中日。6回、一死から荒木が鳥谷のエラーで出塁すると、井端,森野と連打を浴びせて、ついに先制。なおも追加点のチャンスだったが、T.ウッズが最悪のショートゴロゲッツーで1点止まり。1点を追う阪神は7回、先頭のキュラソ星人の16号ソロであっと言う間に同点。1−1で迎えた9回、中日は同点ながらも早くも守護神・岩瀬をマウンドに送ったが、これが大誤算。阪神はいきなり先頭の鳥谷がヒットで出ると、一死後、代打・高橋光,関本,矢野の3連打で勝ち越しに成功。その裏、満を持して登場の藤川は一死一、二塁のピンチを迎えたものの、後続を断ち切った。
相変わらず、中日はタイムリーも出ず、頼みの一発すら出ない拙攻で8回10三振、ソロ1発のみの1失点と好投を見せた人斬り抜刀斎を見殺し。岩瀬の乱調は誤算だったが、それ以前に打線が打たなくては如何ともし難いだろう。こんな調子では優勝どころか5位転落となる可能性も十分に考えられる状況。この危機的状況を脱する為にも名手・川相の現役復帰を図るべきだろう。
◆S8−3C◆
ヤクルトは初回、川島慶の2号ソロで先制。4回に嶋のタイムリーで同点とされるも、5回、二死走者なしから内野安打2つを続けた後、田中がこの日3安打目となるタイムリーを放って、再び勝ち越し。またも追う展開となった広島は直後の6回、嶋のタイムリー二塁打,シーボルのタイムリー三塁打で逆転に成功。しかし、7回、4番手・シュルツが2四球,牽制悪送球に暴投と大荒れの末、飯原にタイムリー三塁打を浴び、またも逆転を許すと、5番手・梅津も連続四球で満塁とした挙げ句、代打・川端に走者一掃のタイムリー二塁打を浴び、試合を決定付けられた。7回を3人で抑えたヤクルト2番手・五十嵐は今季初勝利。
求道者・前田はまたもフル欠場。ならば、この結果も仕方ないと言わざるをえない。栗原が2安打,嶋が3安打と4,5番が爆発しても、3点しか取れないのは、士気が上がらず爆発力が生まれないからだ。勿論、その士気を下げているのは肝心要の指揮官な訳だが…。2度目の先発となったコズロースキーは5回を自責点1とまずまずの結果で今後も先発ローテとして使えるメドが立ったのは幸いだが、投球以前にフィールディングを何とかした方がいいな…。
◆E−H◆
降雨中止。
◆M6−8L◆
ロッテの先発はいよいよ水島の呪いが始動した唐川。初回にサブロー,大松のタイムリーで2点のリードを貰ったのも束の間、直後の2回、無死一、二塁から礒?のタイムリーで1点を返されると、続く後藤には3号3ランを被弾し、あっさり逆転される始末。更に、この後、自らのエラーでピンチを作った挙げ句、ブラゼルに2点タイムリーを許して、大量6失点。結局、唐川は3回限りで失意の降板となった。この後、ロッテは里崎の2ラン等で1点差まで追い上げたものの、9回に中島のタイムリで息の根を止められた。
唐川が悪夢の3回6失点KO。「ドカパロ」に引っ張り出された途端の大炎上は正に呪いの影響を色濃く感じさせる結果だった。トンガに続いて、更なる新しい芽が潰されない事を祈るばかりである。呪いが始まった途端に7連勝を止められたロッテも不吉な連敗。この儘、3タテ食らって、西武を調子付かせた挙げ句、自らは最下位転落なんて事になったら目も当てられないが…。
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