July 12, 2008 22:56
執拗極まる青木敬遠策! 拙攻三昧の中日、辛くもドロー!
◆G5−4YB◆
序盤は怒濤の空中戦。横浜が初回に大西の先頭打者アーチで先制すれば、その裏、巨人はガッツ,寿司職人ラミレスの連続アーチであっと言う間に逆転に成功。3回に横浜がガッツな貴公子・仁志の6号ソロで追い着けば、その裏、巨人は寿司職人ラミレスが2打席連続となる26号2ランを叩き込み、勝ち越し。2点を追う横浜は6回、二死一、二塁からジェイジェイのタイムリーで1点を返すと、更に、代打・メカゴジラが内野安打で続き、満塁とするが、ここで代わった上原の前に代打・相川がセカンドフライに倒れて、同点ならず。2イニング目に入った上原は7回、二死二塁から村田に同点タイムリー三塁打を浴びて、春風亭半ケツの白星を粉砕。その裏、巨人は今度はガッツにこの日2本目の17号ソロが飛び出し、三たび勝ち越し。8回からは豊田−クルーンと繋ぐ必勝リレーが決まり、巨人は3連勝となった。
巨人が寿司職人ラミレスとガッツの2ホーマーで全得点と言う一発依存野球で逃げ切り。上原は春風亭半ケツの白星をかっさらっての2勝目。1勝目はバーンサイドの白星をかっさらっており、すっかり白星泥棒が板についてきた。昨日に続いて失点するなど、接戦で起用するのがこの上なく危なっかしい。ホント、いつまでリリーフで使う気なのかね?
◆D1−1S◆
0−0で迎えた3回、ヤクルトは二死走者なしから連続四球でチャンスを掴むと、青木がレフト前へタイムリーを放って、1点を先制。初回から一、二塁のチャンスを逃すなど、この日もタイムリー欠乏症の中日は中盤に入ってからも、5回二死一、二塁,6回二死二、三塁,7回二死二塁と立て続けにチャンスを逃す怒濤の拙攻三昧。しかし、8回、先頭の井端が二塁打で出ると、続く森野のタイムリーでようやく同点。なおも無死一塁のチャンスにT.ウッズは最悪のゲッツーに倒れる有様。9回も二死二塁とサヨナラのチャンスに荒木が打ち上げる始末。延長に入ってからは一人の走者も出せず、青木を敬遠しまくって引き分けに持ち込むのが精一杯だった。
8回1失点と好投した小笠原を不甲斐ない打線が見殺し。まぁ、これはいつもの事なので、早いトコ、名手・川相を現役復帰させろよ!の一言に尽きる訳だが、それにしても、8,10,12回と青木に対する3打席連続敬遠は弱気過ぎるにも程があり、見ていて嫌になった。打ちまくった福地を盗塁や犠打で二進させて、悉く一塁を空けた状態で青木に回してしまったヤクルトも軽率だったが、ここまで徹底して歩かされまくるとは…。8回から畠山を下げてしまったのも大失敗だった。
◆T0−1C◆
初回二死走者なしから2四球と内野安打で満塁と先制のチャンスを掴んだ広島だが、シーボルが打ち上げて、三者残塁。3回には一死一塁からオチョアがゲッツー。4回にも二死二塁から梵のヒットで三塁を蹴ったシーボルが本塁憤死と、拙攻を続けていた広島だが、5回、二死二塁から赤松のタイムリーでついに均衡を破る先制点をゲット。23試合目の登板にして、来日初登板となるコズロースキーは5回まで無失点と予想を上回る好投を展開。6回も二者連続三振で簡単に二死を取ったが、ここからシャア少佐に痛打されると、ボークで二進を許した後、関本を歩かせた所で降板。代わった梅津も関本に痛打されるが、栗原のファインプレーに助けられ、辛くもこのピンチを凌いだ。7回からは上野が2回をパーフェクトに抑える好リリーフを見せると、最後は守護神・永川が3人で締めて、完封リレーで阪神のマジック点灯を阻止した。コズロースキーは来日初勝利。
コズロースキーがよもやの先発でよもやの好投。リリーフ陣も踏ん張り、最少リードを見事に守りきった。気がかりなのは毎度の事ながら、求道者・前田の処遇。最早、スタメン落ちは当たり前となっており、適性のない代打を強いられて凡退と言う負のスパイラルが止まらなくなってきている。やはり、試合序盤に際どいプレーでモメ事を起こして、ブラウン監督に退場して頂くしかないのか…。
◆F9−6H◆
新人王を争う大場とスーパーさぶ・多田野が直接対決。初回、無難に切り抜けた多田野に対して、大場はその裏、いきなり無死一、二塁のピンチを迎えると、一死後、稲葉,スレッジと連続タイムリーを浴び、3失点。3回には一死満塁からまたもスレッジに11号グランドスラムをぶち込まれると、4回には稲葉に12号2ランを浴びて、悪夢の9失点KO。大量リードを貰った多田野は3〜6回まで4イニング連続1点ずつ失った所で降板。5点を追うソフトバンクは8回、レストピッチのタイムリー,高谷の犠飛で3点差まで追い上げたものの、反撃もここまでだった。
開幕当初は大場の独走と思われた新人王レースだが、今や多田野と唐川のマッチレースで今や大場は完全に蚊帳の外。それだけにこの直接対決は制したい所だったが、結果は惨憺たるものに終わってしまった。早くもこの3連戦負け越しが決まってしまい、ソフトバンクにとっても痛い黒星となった。ところで、呪われた男・ボッツは来日4戦目にして、もうスタメン落ち。8回のチャンスに代打で起用されたが、あえなく三振。梨田監督は早くもボッツの呪い効果を察知したのか!?
◆E5−7M◆
楽天先発・田中に対して、ロッテは2回、里崎,大松,ベニー松山,橋本と怒濤の4連打で2点を先制。更に、今江が犠飛を打ち上げた後、早川のヒット,フェルナンデスのエラーでこの回一挙5点。その後、1点ずつ取り合って迎えた4回、楽天は二死満塁から嶋,渡辺直の連続タイムリーで2点差と詰め寄り、なおも、一、二塁のチャンスだったが、高須がショートゴロに倒れて、3点止まり。7回には一死から渡辺直がヒットを放ち、成瀬をKO。代わった久保から高須もヒットで続いたが、ショート,フェルナンデスと倒れて、二者残塁。土壇場9回、ロッテは西岡のタイムリー二塁打で貴重な1点を追加し、田中はここで無念の降板。楽天はそ脳ら、高須のタイムリー二塁打で1点を返したものの、最後はショートが三振に倒れて、あと一歩及ばなかった。
田中を攻略して4連勝のロッテに対し、楽天は引き分けを挟んで今季3度目の4連敗。見る見る両チームの差は縮まり、いつの間にやら1ゲーム差となった。田中はこれで6敗目となり、ついに白星と黒星が同数に…。岩隈と田中で勝ちを計算しているノムさんだけに、田中で貯金が一つも稼げていないと言う現況は大きな誤算だろう。
◆Bs2−4L◆
西武は初回、二塁打の片岡を栗山が送って、一死三塁となった所で中島が先制タイムリー。更に、二死後、G.G.佐藤にもタイムリーが飛び出し、この回2点。2点を追う偽バファローズは4回、下山,ローズのヒットで一死一、三類とすると、フェニックス一輝が犠飛を打ち上げ、1点差。更に、日高もヒットを放ち、チャンスを広げたが、牧田はライトフライに倒れて1点止まり。1−2の儘、迎えた7回、偽バファローズは先頭の日高がこの日3安打目となる二塁打で出ると、一死後、迎が内野安打を放ち、一、三塁。二死後、坂口がタイムリー内野安打を放って、ついに同点。2回以降、ゼロ行進を続けていた西武だが、土壇場9回、同点ながら早くもマウンドに上がった守護神・加藤の代わりばなを代打・礒?が2号勝ち越しソロ。更に、この後、中島がタイムリー二塁打を放って、ダメ押し。最後はグラマンが3人でピシャリと締め括った。
粘った偽バファローズだが、早く投入し過ぎた加藤が背信投球で連敗。西武の首位独走,偽バファローズの最下位独走を阻止する為にも何としても3タテ食らうのだけは回避して貰いたい所だ。西武先発・岸は好投虚しく、打線の見殺しに遭ったが、ピンチを作りながらも凌ぎきった2番手・正津が2年ぶりの白星を掴んだ。
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