July 10, 2008 23:41
延長11回、T.ウッズ、決勝20号! 中日、4連敗でストップ!
◆T3−8G◆
阪神先発・下柳に対して、巨人は初回、2本のヒットで一死一、二塁とすると、寿司職人ラミレス,松田記者の連続タイムリーで2点を先制。更に、二死後、坂本にもタイムリー二塁打が飛び出し、この回3点。1,2回とチャンスを逃した阪神だが、3回、二死走者なしから連続四球と古城のエラーで満塁とすると、葛城イクローのタイムリー,鳥谷の押し出し四球で1点差。なおも満塁のチャンスだったが、矢野は空振り三振に倒れて、三者残塁。2回以降完全に立ち直った下柳だったが、5回、ガッツの打球が足を直撃。ケガの具合が心配されながらも、このピンチは何とか凌いだものの、続く6回、二死三塁から投手の内海にタイムリーを許して、この回限りで無念の降板。巨人は8回、マッスル千代の富士の11号2ラン,ガッツのタイムリー二塁打で3点を追加、試合を決定付けた。阪神は9回にクルーンから一死満塁のチャンスを掴むも、最後は代打・藤本がゲッツーに倒れて、万事休す。
下柳が不運な打球直撃で無念のKOとなり、阪神の連勝がようやく止まった。打っては3つも併殺を食らった上に11個の残塁を量産する拙攻が痛かった。巨人は序盤に集中打,終盤に一発で着々と加点。先発・内海は制球に苦しみ、6回途中で降板ながら6勝目。上原が3番手として登板し、1回を無難に抑えたが、もういい加減、先発に戻してみてもいい頃では? やはり、星野監督に媚びる為にこの儘、リリーフでいくのか?
◆C7−8D◆
4連敗中の中日だったが、この日は初回からT.ウッズのタイムリーで先制すると、2回には荒木,井端が連続タイムリー。3回にはベンちゃんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに10号ソロを叩き込むと、4回にも井端のタイムリー等で2点を加え、大量7点のリード。しかし、その裏から広島が猛反撃。まず、梵の犠飛で1点を返すと、5回には赤松が6号ソロ。6回にはシーボルの一発の後、4安打を集中して、2点差まで詰め寄った。何とか突き放したい中日は7回、二死満塁のチャンスに代打・立浪がファーストゴロに倒れて、三者残塁。すると、その裏、嶋にタイムリーを浴びた後、荒木が連夜のタイムリーエラーをかまして、ついに同点。試合はその儘、延長に突入した。10回に二死一、二塁のチャンスを逃した中日だが、11回、T.ウッズが川川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに20号ソロを叩き込み、ついに勝ち越し。その裏は守護神・岩瀬が三者連続ショートゴロに打ち取って、辛くも逃げ切った。広島は再び借金生活に逆戻り。
7回の勝ち越しのチャンスに代打で登場した求道者・前田はセカンドフライと凡退。この所、当てつけるかの様にいい場面での代打起用が続く道者・前田だが、悉く凡退している原因は果たして、5割維持を阻止する為の反攻なのか、代打ではなくスタメンで使えと言う無言の訴えなのか、ブラウン暗黒采配によるコンディション低下の影響なのか…。ブラウン監督や求道者・前田の思惑はともかくとして、代打で使い続けた所で求道者・前田のポテンシャルが発揮しきれない事は確かな訳で、もうそんなにスタメンで使いたくないなら、地元・九州のソフトバンクにトレードしてくれと! トレード期限の1ヶ月延長でまだ間に合うんだし…。中日はアライバコンビが共に4安打の大活躍だったが、結局、終わってみれば、川相不在では一発に賭けるしかないと言う展開に…。吉見は3失点で防御率が一気に下落し、岩田に逆転を許した。吉見がリリーフを続ける以上、まだまだ岩田の逆転新人王の可能性も残っていると見ていいか?
◆S2−6YB◆
横浜は初回、村田のタイムリーで先制。その裏、2四死球でピンチを作った小林が武内に同点タイムリー二塁打を浴びると、更に連続四球の押し出しで勝ち越し点を献上。しかし、3回、横浜は一死一、三塁からまたも村田が21号3ランを叩き込み、一気に逆転。2点を追うヤクルトは5回無死一、二塁,6回二死満塁と立て続けにチャンスを逃す体たらく。4回以降ノーヒットと沈黙していた横浜だが、8回、一死から内川が二塁打で出ると、またも村田がこの日2本目となる22号2ランをぶち込んで、ダメを押した。
100敗ペースの惨状についに水島氏からも憐れまれてお情けをかけられたのか、よもやの圧勝と言う結末で呪いを免除して貰った横浜が17日ぶりに連勝。村田は2発3安打で全打点を叩き出す大当たり。首位打者陥落の危機に瀕していた内川も3安打と久々に爆発したが、呪いが解かれた途端、呪いの影響を受けないビグビー,ジェイジェイが8タコに終わるとは何ともはや…。ヤクルトは先発・松井が3回に内川の打球を右手に食らって、緊急降板を余儀なくされたのが誤算だった。
◆E4−7Bs◆
偽バファローズが初回にカブレラ,ローズの連続二塁打で2点を先制すれば、その裏、楽天も一死二塁から4連打を浴びせて、あっさり同点。2−2で迎えた3回、偽バファローズは内野安打で出た坂口を下山が送った後、カブレラが通算1000安打目となるタイムリーを放ち、勝ち越し。1点を追う楽天は5回、ショートの同点タイムリーの後、代打・中島の併殺崩れの間に勝ち越しに成功。しかし、直後の6回、偽バファローズはフェニックス一輝のタイムリーですかさず追い着くと、続く7回にはまたもカブレラが17号3ランをぶち込んで、一気に3点を勝ち越し。その裏、楽天は二死から連打で一、二塁と一発が出れば同点のチャンスを掴んだが、中島がキャッチャーフライに倒れて二者残塁。8,9回もあえなく抑え込まれ、この3連戦2敗1分に終わった。
シーソーゲームを制した偽バファローズが引き分けを挟んで3連勝。カブレラが4安打5打点,ローズも4安打と助っ人コンビが揃って助っ人らしい活躍を見せた。投げては2番手・清水が2イニングをパーフェクトの好投で白星を手にした。楽天は山崎が4打数4安打の大当たりだったが、1度として得点に絡まず仕舞いだった。
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