July 06, 2008 14:28

ついに落ちた帽子! 吾郎、完全復活の102マイル! / 今週の「MAJOR」 2

 無死満塁でシルヴァを迎える大ピンチに、マウンドへ駆け寄るキーン。100マイルを出した事で何かきっかけがあったのか尋ねるが、吾郎は100マイルを出した事にも気付かない程、ゲームに集中していた。まっすぐの抑えが効かないなら変化球でカウントを稼げと言うキーンの助言に対しても、シルヴァに小細工は通用しないと、力尽くで抑える事を宣言。それが出来ない様なら未来はないと、試合が壊れる前に自らマウンドを降りると言い放つ吾郎に何かを感じたキーンは吾郎の意向を容認する。初球、いきなりの100マイルがど真ん中に炸裂し、シルヴァは前回マイナーで当たった時の吾郎とは明らかに違う事を察知。2球目もファールにするのが精一杯で簡単に追い込まれるが、これこそがW杯の時の吾郎の球であり、これを打ってこそ雪辱を果たせると闘志を燃やすシルヴァ。しかし、3球目は102マイルを計時し、シルヴァはあえなく三球三振。この時、吾郎の帽子が落ちたのを見たキーンは、ようやく吾郎が長いトンネルを脱した事を確信するのだった。

 やはり、完全復活の目印は帽子が落ちる事だった。これにて、吾郎は長きに渡る不振から抜け出した訳だが、緻密な制球力,相手打者との駆け引き,配球の妙,ジャイロフォーク等の変化球と言った数々のステップアップがないがしろにされて、結局、ただの球速至上主義に収まってしまうと言うのは、いかがなものなんだろうね。ストッパーならまだしも、先発投手はそんな球ばかり投げ続けていては長いイニングもたない訳で結局、色々なスキルが必要になってくる訳なんだが…。それにしても、シルヴァはつくづく噛ませ犬なんだなぁ…(T_T)。

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