June 29, 2008 20:32
ノムさんの誕生日を飾る猛攻! 楽天、球団新の20安打!
◆C6−1G◆
巨人は2回、一死から松田記者がヒットで出ると、阿部のショートゴロで二進。ここで岩舘がレフト前へタイムリーを放ち、1点を先制。5月20日以来の登板となる春風亭半ケツは5回まで散発2安打無失点の好投を見せていたが、6回、内野安打と四球で二死一、二塁のピンチを迎えると、若大将・原監督は越智にスイッチ。しかし、越智はいきなり初球を栗原にタイムリーされ、春風亭半ケツの白星を粉砕。1−1の儘、迎えた土壇場9回、広島は同点ながらも守護神・永川を早くも投入。これに対して、巨人は一死一塁から代打・ガッツがヒットで繋ぐと、途中出場のマッスル千代の富士がセンター前へタイムリーを放ち、ついに勝ち越し。更に、二死後、古城が歩いて満塁となった所で寿司職人ラミレスが20号グランドスラムをぶち込んで、ダメ押し。その裏、二軍調整から上がってきた上原が今季初のリリーフ登板。無難に3人で締めて、復調をアピールした。
散々、左対左理論を盾に幽閉してきたくせに、度重なる幽閉策でコンディションが落ちきったと見るや、求道者・前田をスタメン起用。半ば必然的な4タコに陥らせ、やはり左相手には使えないと言う既成事実を作るブラウン監督の暗黒采配で求道者・前田の次なるスタメンの機会がまたまた遠ざかってしまった。今季は安定した投球を続けてきた守護神・永川だったが、この試合に勝って3位浮上&5割到達などと言う事になっては、ブラウン監督の増長を促すだけだと察知したのか、5失点の大炎上で試合をぶち壊した。求道者・前田幽閉策に反発して、自らを犠牲にする投球が続いていた先発・高橋は求道者・前田がスタメン復帰した事で6回1失点と試合を作ったものの、結局、こんな結末となってしまうとは…。一方、巨人はマッスル千代の富士もガッツもスタメンから外れ、またまた二軍紛いのオーダーを余儀なくされたが、結局、試合を決めたのはこの二人の活躍だった。春風亭半ケツは白星こそつかなかったが、まずまずの投球で次回に期待を持たせる内容。上原も無難な内容だったが、問題は先発で投げた時にどうなるかだ。まだ昨年作りきってしまったリリーフの体から戻りきれていないのだとしたら、今回の投球はあまり参考にならないのかもしれないが…。
◆YB−D◆
降雨中止。
◆S9−4T◆
一軍復帰から無傷の3連勝をマークしている上園だが、いきなり先頭打者から関本のエラーで足を引っ張られた挙げ句に畠山に先制タイムリーを浴びると、武内にはタイムリー三塁打,ウィルソンにもタイムリー内野安打を許して、早くも3失点。しかし、直後の2回、阪神が猛反撃。鳥谷のタイムリーで1点を返した後、無死満塁から上園が押し出し四球を選んで1点差。更に、一死後、関本がエラーの汚名返上とばかりに同点タイムリーを浴びせると、二死後、キュラソ星人にもタイムリーが飛び出し、勝ち越しに成功。2回以降沈黙していたヤクルトだが、6回、武内の二塁打,田中の内野安打で一、三塁とすると、ウィルソンのセカンドゴロの間に武内が返って、ついに同点。続く7回には4番手・ウィリアムスを攻め、一死一、三塁のチャンスを作ると、代打・川島慶が犠飛を打ち上げ、勝ち越し。8回には飯原,宮本のタイムリーの後、青木が8号2ランをぶち込み、試合を決定付けた。
2回にあっさり3点差を逆転した時には完全に阪神ペースかと思われたが、以降、怒濤の拙攻三昧。終わってみれば13個の残塁を量産し、ヤクルトに反撃の隙を与えてしまった。再三のピンチを耐え凌いだヤクルトは終盤、ウィリアムス,久保田と続く阪神自慢のリリーフ陣を見事に攻略しての会心の逆転勝利だった。
◆H2−15E◆
貯金生活を死守したい楽天は2回、先頭のフェルナンデスがヒットで出ると、続く山崎武がレフトスタンドへ11号2ランを放り込み、2点を先制。4回にも山崎武が2打席連続アーチを叩き込むと、更に、この後、5長短打を浴びせて、この回一気に5点。5回には山崎武,高須,中島の3連打で8点目を奪い、ソフトバンク先発・和田をKO。完全にペースを握った楽天はこの後、2番手・西山を攻め立て、この回大量6点を奪うと、6回には中島の3号2ランで15点目。ソフトバンクは終盤2点を返すのが精一杯。楽天先発・岩隈は7回無失点でハーラー独走の12勝目。
和田がよもやの10失点KO。4回7失点の段階で降板させても良さそうなもんだが、これだけ大敗だと交代タイミングもクソもないな。これでソフトバンクは首位戦線から一歩後退し、楽天に0.5差と詰め寄られてしまった。松中も小久保も大村も退いて、完全に捨てゲームと化した9回に中西,明石,長谷川の若手トリオに3連打が飛び出したのはちょっと熱かったが、13点差は如何ともしがたかった。ノムさんは誕生日に球団新の20安打と言う猛攻での快勝にすこぶるご機嫌だったそうな。
◆Bs1−9F◆
初回は簡単に3人で打ち取られた日本ハムだが、続く2回、稲葉,高橋,スレッジの3連打で先制。更に、一死後、鶴岡に2点タイムリーが飛び出し、この回、3点。続く3回には一死一、二塁ら稲葉,高橋と連続タイムリーで2点を追加。5回にも稲葉の犠飛で1点を加えた日本ハムは9回にも3点を追加し、ダメ押し。投げては約2ヶ月ぶりのマウンドとなる武田勝が6回を投げて、ローズの一発による1点のみに抑え、4月8日以来の4勝目。
水島の呪いで骨折に見舞われた武田勝がまずまずの好投で復帰初戦を白星で飾ったのは何より。同じく水島の呪いで骨折に見舞われていた高橋も2安打と活躍。あとはこれまた水島の呪いで戦線離脱中の劇団ひちょりの復帰を待つばかりだが、折角、水島の呪いから立ち直ろうと言うこの時期に来日した新助っ人の名前が水島氏の草野球チームと同じ「ボッツ」であるのが非常に不吉。水島ワールドは鎖国体制なだけに助っ人には呪いの影響が及ばない事を祈るばかりだ。
◆L9−5M◆
初回、中島のタイムリーで先制を許したロッテだが、直後の2回、里崎が2試合連続8号ソロを叩き込み、同点。しかし、その裏、西鉄は後藤の今季初アーチとなる2ランですかさず勝ち越し。2点を追うロッテは4回、四球の里崎を一塁に置いて、大松が11号2ランを放ち、再び同点。追い付かれた西鉄は5回、栗山のタイムリー二塁打で三たび勝ち越すと、一死後、ブラゼルのタイムリーで5点目。更に、G.G.佐藤がヒットで繋ぐと、中村,後藤と連続アーチをぶち込んで、この回一挙6点のビッグイニングを形成。ロッテは6,7回と1点ずつ返したものの、反撃もそこまでだった。
小林宏が9失点KOとまたまた背信投球で8敗目。防御率も6点台に迫る勢いでそろそろ二軍での再調整も考える時期ではなかろうか…。唐川の復帰も近いそうだし…。西鉄はピッタリと背走してくる日本ハムの接近を許さず、3連戦勝ち越し。オツは5回3失点で降板と、冴えない投球内容だったが、打線の援護に恵まれた。
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