June 20, 2008 22:10
辿り着いたシンプルな結論! 野球バカ・吾郎、復活目前!? / 今週の「MAJOR」
苛立ちからファンに冷たく当たっていた10年前のギブソンだが、オリバーの痛烈な一言により、目が覚めたのか、すぐさま戻って先の少年を初めとするファン達にサインに応じたと言う。以来、前向きになって調子を取り戻し、ファンの為に自分の投球に集中出来る様になったのだった。いつの間にか贖罪の手段や仕事と言う義務感でプレーしていたギブソンは、何の為に野球をしているのか考えさせられていたが、この一件により、ベースボールを大好きなファンの為に、そして、ベースボールが大好きな自分の為に体が動く限りマウンドに登り続けたいと言うシンプルな答えを導き出したのだ。イップスにかかった吾郎に対する当面の処置として、モチベーションが見つかるまで仕事として割り切る事を勧めたオリバーだが、その事を少なからず、後悔しており、ギブソンにも怒られたとの事。吾郎やJr.に冷たく当たったギブソンの真意は小さなミスやマイナー落ちを恐れて、大きな志を失っていたからだった。W杯であれだけの戦いを演じた二人が、ミスを恐れて、小さくまとまろうとしている事に本気で怒っていたギブソンは今のうちは三振しても打たれても何度でも這い上がればいい,モチベーションなど見つけなくても、野球が好きだから走り続けるだけだと言うメッセージをオリバーを通して、二人に伝えるのだった。そして、迎えた後半戦開幕戦。先発のマウンドに上がった吾郎の投球練習を受けていたキーンは、これまでの吾郎とは何か違う雰囲気を感じ取るのだが…。
ようやく吾郎完全復活の布石は全て打たれた模様。これだけ引っ張っておきながら、野球が好きだから、余計な事を考えずに野球に邁進するだけだ…と言う至極、単純な野球バカ論に収まってしまう事に…。吾郎がそういう野球バカな人間である事は今更、改めて指摘される様なものでもない筈なのだが、そう考えると随分と回り道をしたものだなぁ。ただ、ほんの数ヶ月前まで吾郎への贖罪にはかなり固執し、義務感丸出しだったギブソンが10年前の一件でそういう結論に至っていると言うのは何となく釈然としないものが…。
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